ラグビー部リレー日記

理想のウイングへ

投稿日時:2016/06/14(火) 23:28

グランド内外で常に存在感がありあまる同期の石川からバトンを受け取りました、二年の江崎です。私は今ウイングで試合に出させてもらっていますが、そのことについて少し書かせていただこうと思います。

 

ウイングの醍醐味、それは何といってもトライをとることだろう。仲間が体を張ってつないだボールを受け取る。目の前の敵をかわす。インゴールめがけて思い切り飛び込む。歓声が沸き起こり、仲間と喜びを分かち合う。この気持ちの高ぶり、高揚感はほかのどんなことにも代えがたいものだ。

 

トライを取り切れるウイング。これが自分の中での理想のウイング像である。しかし実際の自分はこの理想像からは遠くかけ離れている。同期の荒木君のような圧倒的なスピードもなければ、三浦君のように相手を翻弄してひらりとかわすステップも踏めない自分はトライを取りきるウイングとしての武器がない。しかしこのシーズン、理想とのギャップを埋めるべく人のランコースやステップ、スワーブを真似してあえて外勝負にこだわってきた。だが結果、タッチに押し出される場面がかなりの数あった。内に切ればチームのチャンスが広がった場面もたくさんあっただろう。

 

しかし、得たものもたくさんあった。どのような状況で相手とどのくらいの間合いなら外に行けるかの経験を積めた。今はまだ、自分のプレーの幅を広げるためにチャレンジする時期。秋には、勝負するところは思い切って、またキープするところはしっかりキープできるような信頼されるウイングになれるよう貪欲にプレーをしていきたい。

 

お読みいただきありがとうございました。次は、長引く怪我を治すためパワースポット巡りにいそしんでいるという同期の芝村君にバトンをわたします。

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