ラグビー部リレー日記

個性と役割

投稿日時:2017/08/06(日) 18:45

副主将としてチームを纏める憧れの先輩、萩原さんからバトンを受け取りました、1年の前原です。

いよいよ夏合宿が始まりました。私はドイツ研修のため、前半の山中湖合宿しか参加できませんが、自分の能力・スキルを限界まで高めていきたいと思っています。そして仲間たちと共に最高のチームを作り上げて行きたいです。

さて、先日『私の個人主義』という本を読みました。これは晩年夏目漱石が行った講演を記した本で、100年以上前の講演にも関わらず、現代に通ずる多くの卓越した知見を得ることが出来ます。その中で漱石は、現代日本では職の細分化・専門家が進み、自分の専門としない事柄は理解することさえ出来なくなるだろうと指摘していました。このことは日常の一コマを切り取っても、容易に頷くことができるでしょう。

では、ラグビーではどうでしょうか。現代ラグビーに於いては寧ろ、一様に大型化が進み、ポジション毎の個性や違いは小さくなっているように感じられます。このことは近年世界で活躍するウイングやセンターの選手を見れば明らかでしょう。

しかしながら、私個人としては、この潮流に逆行し、何か一つのことを極限まで高めていけるプレーヤーになりたいと思います。自分の強みを生かし、自分に与えられた役割としてチームに貢献することがチームスポーツの究極であるラグビーにとって最も重要だと考えるからです。そして、その強みを見つけることも、この合宿での大きな課題だと思っています。

次は、そのあだ名からもネットリテラシーの高さが伺える城戸さんにバトンを回したいと思います。

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