ラグビー部リレー日記

新歓の季節

投稿日時:2018/04/02(月) 00:40

きついフィットネス中でも道端で応援してくれる子供に手を振る優しさを持つ下條からバトンをもらいました、新3年スタッフの大平です。

新歓期真っ只中ということで、最近「なぜ自分は東大ラグビー部に所属しているのか」ということについて考える機会が多くありました。初対面の新入生に短時間でラグビー部の魅力を伝えるには、自分の日頃の思いを今一度反芻し、言葉にする必要があるからです。しかし普段何気なく考えていることを言語化するのは簡単なことではなく、初めて新歓をした去年はもどかしい思いをすることもありました。

そんな中、シーズン明けのMTGで主将の石川さんが1つの解を示してくれました。「人生を豊かにするため」、そのために私達は東大ラグビー部に所属しているということです。

甲子園や箱根駅伝など、世間には学生スポーツに「青春」という美徳を見出す人が多くいます。もちろん素晴らしいことです。かくいう私も普段は野球に疎いですが、土まみれになりながら汗を流す高校球児には心を動かされます。しかし理不尽さや不必要な労力・時間が、青春という言葉のもとに正当化されることには違和感があります。若者の時間は限られています。若さや勢いに任せることなく、もっと大きな「人生」という視点を持ち、熱い志を秘めつつも冷静な頭で自分たちの選択や行動を見つめ直すことも大切ではないでしょうか。

私が大好きなOne Republicというバンドの一曲に次のような歌詞があります。

I refuse to look back thinking days were better just because they're younger days

10年後、20年後、東大ラグビー部で過ごした今を振り返った時、「あの頃は若くてよかったな」だけで終わりたくありません。今の東大ラグビー部には単なる「青春」で終わらないような仲間と環境が揃っているという自負があります。真剣に目標を掲げて進むこと、それ自体を純粋に誇りに思えるように、毎日を大切に過ごしたいです。新入生の皆さんがそのような人生の糧となる環境を見つけられますことを願って、筆を置きたいと思います。

まとまりのない文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次は最近なにかとお世話になっている新2年の松井くんにバトンを回したいと思います。

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