ラグビー部リレー日記

自分の責任

投稿日時:2018/05/18(金) 21:06

顔が大きいせいなのか、周りにあるものがすべて小さく見えてしまうと噂の虎からバトンを受けとりました。4年の江崎です。
最近は部室と農学部、そして御殿下のジムを行き来する多忙な日々を過ごしています。
 
 
私は現在、練習リーダーというポストについている。練習内容を考えて練習を仕切る役割だ。部の活動の中で練習が占める割合はとても大きい。その分、このポストは非常に重要なものであると感じる。もう一人の練習リーダー(副将でもある)宮原健と、試行錯誤の日々を送っている。
 
一口に練習を考え、仕切るといっても、様々なことを考えなければいけない。練習の内容はもちろん、強度は適切か、時間配分や練習中の時間管理、プレイとトークの割合、練習の意図の伝え方はどうか、練習の活気はあるか、試合につながる練習なのか、練習のレベルは現在のスキルの習熟度に見合っているか、その練習の答えを先に与えてしまうのがよいのか自分たちで考えさせるのがいいのか・・・。
考えれば考えるほど奥が深い。それだけやりがいがある。
 
一つ気を付けていることがある。
練習は自分一人でやることじゃない。だから決して独りよがりなものになってはいけない。そのために同期、後輩に聞く。今日の練習はどうだった?と。今日の練習はすごく身になったとか、今日はいい雰囲気の練習だったと言ってくれた時は、本当にうれしい。頑張ってよかったと感じる。また、何がしたい練習かわからなかったとか、少しグダグダした練習だったと聞くときもたくさんある(というかこちらのほうが多い)。そのたびに、その次の練習で少しやり方を変えてみる。そしてまた聞く。その繰り返し。
それをやり続けた先に東大ラグビー部にとってのいい練習が待っているはずだ。
 
今年、学生主体でやると決めてから様々な役職ができた。うちのラグビー部は、それぞれいろいろな面で「あいつにはかなわないなあ」と思わせるような強みを持っている人ばかり。そしてそれぞれのポストには、みんなが強みを生かせるようにそこに適した人が配置されている。結果、その分野に関して意見があれば言えばきちんと対応してくれる。安心して任せられる。
 
自分にまかされた役職は練習リーダー。きっとここが自分の強みを一番発揮できるのだろう。だから自分がやることはいたってシンプルだ。チームの誰よりも、練習のことを深く考えて実行に移すこと。それが責任というものなんだろう。各々が互いを信頼しあって、各自の責任を果たす。そういったことのできるこのチームが自分は好きだ。
 
このチームで、自分たちはこれからどれだけ成長できるのだろうか。この先のシーズンが楽しみで仕方ない。
 
 
お読みいただきありがとうございました。次は久しく荒ぶる姿を見せていない4年清水にバトンを回します。

 

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