ラグビー部リレー日記

責任

投稿日時:2019/11/11(月) 17:58

 一年生の河内からバトンを受け取りました松井です。



 彼は仲間想いの素晴らしい人間です。また決めたことはやり切ろうという意志に溢れています。本当に彼の勧誘を頑張ってよかった。個々の仲間意識や意志はチームを強くすると思います。来年もチームに良い風を吹かしてくれるよう期待しています。



 対抗戦シーズン、五試合が経過しました。去年を超えるプレッシャーがありましたがそれを超えていく楽しさがあり意気揚々と日々を過ごして…と三戦目くらいからリレー日記を書いてきた矢先、六戦目の立教戦の直前に怪我をしてチームに迷惑を掛けてしまいました。残る挽回のチャンスは一橋戦と名古屋戦、京都戦です。



 



 忘れもしないシーズンが始まった頃の面談で僕は四年生に対して「ラストイヤーだと思ってやり切る」と言いました。充実しなかった高校の三年間を大学の四年間で繰り返さないようにするためでしたが、春シーズンからたった今にかけてこの言葉の重さ、難しさを実感し続けています。



 現在三年生は四年生になるにあたって準備をしていますが、ラストイヤーを生きる四年生の抱える責任は想像もつかないくらい大きいことを確信しました。つまり現在三年生の自分の理解が届く範囲で結果を受け入れて、その範囲で頑張るだけでは四年生と"共に"闘えずに終わってしまう恐れがあるという事です。青山監督に今年のチームは弱いとはっきり言われた時、対抗戦緒戦で負けた時、シーズン初頭かそれより前からチームの事を一番考えてきた四年生が何を思ったかなんて自分の想像の範疇に収まる筈がないと思うのです。



 だからチームがピンチのとき、様々な思いを胸に引っ張ろうとしてくれる四年生を信じて、邪念は捨てて(当時は「無感情で」と表現しましたが)出せる最大限の力でチームを支えることが、走ることが、タックルにいくことが下の学年である自分の責任だと思いました。



 



「ラストイヤーだと思ってやり切る」この言葉に後悔はありません。これについて考え続けたことで今の自分がやるべきことを考えられましたし、来年下の学年と共に闘う難しさも実感できました。



述べた責任を全うすることが僕の挑戦であり、意志を行動にし続ける修行でもあります。頑張ろうと思います。



 



次は河内と同じく、あらゆる時間を削りに削って手とか震えながら返信を考えて勧誘した新入生の1人、谷田にバトンを回します。グラウンドではプレーヤーよりも意識高くジョグし水を提供してくれ、勉強も怠らない彼女もまたチームの勝利に欠かせない存在です。

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