ラグビー部リレー日記

再確認

投稿日時:2019/11/17(日) 15:12

入部当初は國枝と表裏一体だと勘違いしていた表から受け取りました3年の前原です。



 



やっと長いリハビリ生活を終え、殆ど活躍は出来ませんでしたがこの度の上智大学B戦で実戦復帰をすることができました。思い起こせば1年の秋頃に肩を怪我してDLに入り、2年の春にやっと復帰できたと思えば新歓試合で右肩を亜脱臼し手術、3年の春、1年ぶりの復帰戦である東北大戦で右足を脱臼骨折し手術しました。そして半年ぶりの復帰戦でした。



復帰するにあたり、試合勘やコンタクトの感覚が酷く鈍っているのを感じ、様々なラグビーのビデオを観ました。幸いRWCが素材を提供してくれて、色々な動き方を学びました。その過程でふと思い立ち、上京するにあたり何故か持ってきていた高校時代の試合動画を見てみることにしました。



当時は自分なりにそこそこ良いプレーをしていたと勘違いしていました。しかし今見ると根本的なフィジカル/フィットネスのレベルが余りにも低く、さらに判断力も著しく欠けており、チームのバイスキャプテンを務めるには余りにもお粗末な内容でした。自分のプレーの酷さに目を瞑りたくなる一方、「よかった、大学で成長できている。」と安堵しました。



しかし、1つだけ今の自分が負けているように思われた点がありました。ビデオの中の自分は、全てのプレーで相手を全力で抜きにかかり、トライに繋げようとする意思に満ち満ちていました。全てのプレーでラインブレイクを図り、ラックを作りに行くプレーなど1つも無く、そしてその結果チームが良い方向に進んでいるのがビデオ越しに感じられたのです。



勿論現在の高度に戦略化されたラグビーにおいて、ラックを作りに行くプレーであったり特定の相手を巻き込むようなプレーは非常に重要になってきます。全てのプレーでラインブレイクを狙いに行くのが必ずしも正しいとは限りません。しかし大学でラグビーをする中で、過度に戦術的に思考しすぎる余り、自らプレーの幅を狭め持ち味を殺しているのではないかと思うようになりました。



もう一度自分を育んでくれた一宮高校ラグビー部での原点に立ちかえることで自分の持ち味を再確認できたことは大きな収穫でした。そのような個々の持ち味を最大限に発揮することがチームに出来る最大の仕事であると思うし、そうすることでラグビーというスポーツをより楽しむことができるのではないかと感じました。



 



次は入部当初は中川と表裏一体だと勘違いしていた内藤に回します。

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