ラグビー部リレー日記

2013早明戦

投稿日時:2020/09/19(土) 18:20

同期のゴタツからバトンを受け取りました2年の岩下です。ゴタツのコンタクトの力は僕にないものなのでとても憧れます。


私はラグビーを見るのが非常に好きで、高校生の県予選レベルからテストマッチレベルまで幅広く観戦しています。その中でも大学ラグビーを見るのが好きです。中学生の頃には一人で対抗戦を見に行ったり大学選手権を見に行ったりしていました。大学ラグビーが好きになったきっかけの試合があります。それは2013年関東大学対抗戦早稲田大学対明治大学、改修前の国立競技場で行われた最後の早明戦です。その年は早明戦集客プロジェクトが行われており、国立での最後の早明戦であることや、試合後のセレモニーで松任谷由美さんが「ノーサイド」を歌うこともあり、多くの観客が国立競技場に集まりました。当時中一だった私はクラブチームの練習後にチームメイトとゴール裏で見たのを覚えています。試合は接戦となりましたが、後半に2トライをあげた早稲田大学が15−3で勝利しました。


そして試合後。セレモニーでは松任谷由美さんにより「ノーサイド」が披露され、会場のモニターには涙を流す当時の早稲田大学主将垣永選手が映し出されました。会場で見た時はなぜ泣いているのか全く理解できませんでした。負けたチームの主将が泣くのならまだしも、勝ったチームの主将がなぜ泣くんだと思った気がします。当時の動画を見ると自分やチームメイトのクスクスとした笑い声が聞こえてきます。後日試合の記事を見ると、やはり記者から涙のことを尋ねられており、垣永選手は、頑張ってきたが試合には出られなかった選手たちの思いを考えて泣いてしまったと答えていました。自分が勝利したことや負けたことに泣くのではなく、4年間共に頑張り試合に出られなかった選手のことを思い泣く。大学ラグビーは奥が深いなあと中学生の私は感じ、そこから大学ラグビーにはまっていきました。4年間と時間が限られているからこそ大学ラグビーには特有の奥深さがあるのだと思います。


10月には対抗戦Aグループとリーグ戦1部が開幕します。今までとは違う状況ではありますが、今年も選手たちの4年間が詰まったプレーや姿を見れるのがとても楽しみです。また、自分も大学でラグビーをする人間として、あの時涙を流した垣永選手のようなラグビー選手になれるようこれからもラグビーを続けていきたいです。


次は好奇心旺盛な同期の杉井にバトンを回します。試合中には普段とは違う姿を見せる杉井君はかっこいいです。

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