ラグビー部リレー日記

合宿雑感

投稿日時:2012/03/26(月) 13:08

部員がいっぱいいるから当分回ってこないだろうと余裕をかましていたらわずか1か月半で再び回ってきました。本来ならまだ書いていない他の部員に回すべきところですが、せっかく合宿もあったので書かせていただきます。4年の持田です。

今年は新たな試みとして春季指定強化合宿なるものが催されました。初めてその話を聞いたのはJrコーチである落合さんと、永遠のコーチである大野さんと我が家で徹夜軍人将棋をしたときでした。その後僕がリーダーになることが決まりましたが、合宿ソングを募集したりするだけで全容は全く闇の中でした。ただ、「男気大食い大会」「CD1枚分ランパス」「2留」などで有名な落合さんだったため、かなりヤバい合宿になるんではないかと想像していました。

実際、かなり厳しい合宿になりました。「まるでフィットネスのようだ」と恐れられた連続2対1、異様な回転率をみせるコンタクト練、放送禁止用語でしか表せないフィットネスなど単純に練習の厳しさもあったのですが、何よりも自分たちで自分たちのことをしなければならないということが予想以上にしんどいことでした。次の食事の米をセットする、自分の食器を洗う、机をどけて布団を敷くなどしているとあっという間に就寝時間がきてしまい、休憩時間もろくに取れませんでした。特に食事面が大変で、女マネさんやOBの石崎さんがいなかったらどうなっていたことかと思います。

僕は一応リーダーだったのですが、ちょいちょい声を出すくらいしかできなくて、リーダーの難しさを痛感しました。特に二日目は中日ということもあり、皆疲れきっている中自分も黙りこくってしまいました。その時皆を鼓舞できなかったことが非常に悔やまれます。リーダーを務めるに当たり長渕剛の「Captain of the Ship」を聞いて準備していたつもりだったんですが、完全に舵を投げ出してしまいました。ですが三日目は記憶にある限りで一番一心不乱に練習に取り組めました。バカになれました。きつかったけど楽しかった合宿でした。

ただ、合宿メンバーなのに合宿に参加できない部員もいました。彼らはたぶんケガさえなければとかなり悔しい、歯がゆい思いをしたと思います。同期がどんどんうまくなっていくのを何もできずに見るのは本当に辛いことだと思います。自分はケガで長期離脱した経験がないため、彼らの気持ちが完全には理解できません。それどころか、自分が疲れているからといって心ない一言を言ってしまったことがあるかもしれません。どう声をかけていいのか今もよくわかりません。「がんばれ」と言っても軽薄に聞こえるし、「大丈夫」なんてわからない。とりあえず話を聞くことしかできません。非常に無力感を感じました。色々考えさせられた合宿でした。

さて合宿で疲れた僕を癒してくれたのがももクロです。荒んだ心に彼女たちの純粋さが染み渡り、完全にまいってしまいました。次回は僕をももクロに目覚めさせてくれた平松君にお願いします。

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