Jr.コーチブログ (旧)

今週末は朝霞です

投稿日時:2012/10/01(月) 11:46

気が付けば10月になってしまいました。
対抗戦も今週末でもう3戦目で、季節はすっかり秋となりました。

さて、前回に引き続き対抗戦観戦記を頂きましたのでご紹介させていただきます。
今回は昭和63年卒の加藤さん、私と同期で平成24年卒の堀越君に書いていただきました。
お二人ともに、大変お忙しい中にも関わらず書いていただきました事に改めてこの場をお借りして感謝させて頂きます。本当にありがとうございました。

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昭和63年卒 加藤芳明さん
 
初戦の上智大学戦に続いて一橋大学戦を観戦しました。

10年以上海外生活を続けていたので東大現役チームの対抗戦を観戦するのは本当に久し振りだったのですが、上智戦が引き分けに終わっていただけに今回一橋戦で東大の勝利を見ることができ嬉しく思います。(ちなみに私が最後に東大の対抗戦勝利を見たのは2000年三ツ沢陸上競技場で青山学院を倒した試合でした。)

今回の一橋戦はどちらに勝敗が転ぶかわからない拮抗した試合でしたが、東大は持てる実力を出し切り、戦い方を徹底、数少ないゴール前のチャンスを確実に得点して勝利したのは見事でした。怪我人が多く1年生が4人出場するメンバー編成でしたが、中盤は徹底したハイパント、敵陣22mに入った後はひたすらフォワード勝負に拘り、全員がひたむきにプレーを続けた結果の勝利だと思います。
後半最初に猛攻を受けた時にもゴールラインを執念で守り、完封勝利をしたことは今後の自信に繋がると思います。

強いて言えば、スクラムが安定していたのに比べて、ラインアウトでは獲得率が相手より劣っていたと思います。スローワーが慎重すぎるのか、リズムが良くないというか、タイミングが合っていない感じでした。
また、今回の試合では相手のバックスに一発で持って行かれる感じはしませんでしたが、今後上位チームと対戦することを考えると、バックスのディフェンスの精度を上げることも必要でしょう。

私が4年生の時の87年シーズンは、一橋に勝利した後、成蹊・立教・成城といった強敵を倒し、最終戦で慶應に勝利することができました。
今年のチームも大切なのはこれからです。今回の勝利に満足することなく、目の前の敵を一つづつ倒し、入替戦出場・A昇格という目標を達成するよう、健闘を期待しています。

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平成24年卒 堀越大洋さん

まずは現役諸君、勝利おめでとう。
なかなか見ごたえのある試合でした。
 
とかかいたらOBっぽいのだけれど、それはそれでおいといて個人的な思いってのを綴りたいと思います。
 
熱いね。ほんと目頭が熱くなる。
本当に勝利おめでとう。
でも、目頭が熱くなった理由ってのは、試合に勝ったのもそうだけど、こんながんばってる現役をみてすごいうれしいから。
正直アップのときからすでにぐっときてた。
なんていえばいいんだろう、難しいのだけれど、自分が一生懸命やってたことをかわいい後輩がやってくれているってのはすごくうれしいし、それに、こう、グラウンド脇に立って目頭が熱くなっている自分を冷静に見たとき、自分はここで今、後輩ががんばっている姿を見るだけで泣きそうになるくらいラグビーに対して本気で取り組んでいたんだな、自分って以外に熱い奴だったんだなと思ったわけですよ。
やっぱこんな思いにさせてくれるなんて、熱いよ、東大ラグビー部。
 
さてさて試合の講評とかはコーチ陣にしていただけると思うので、試合に出てなかった後輩達にメッセージ。
 
忘れてるかもしれないけれど、ボク、去年対抗戦はじめスタメンはずされてたよね。でもさ、最終的にスイカの8番着させてもらいましたよ。だからね、まだまだ全然チャンスあるから。対抗戦は長いし。まだまだきっとやれることがあるはず、っていつも考えることが大事だと思う。リザーブは練習もB戦もタダやってるだけじゃ絶対にスタメンになれないから。
応援してるんで何かあったら気軽に連絡ください。
 
それでは、次の武蔵戦の勝利も願っています。
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現役時、当時の慶応から2トライを挙げた加藤さんによる冷静な分析と、堀越による熱い堀越節といった感じで非常に対照的ですが、お二人の共通点としてあるのは「まだまだ対抗戦はこれから」ということではないでしょうか。
まずは週末の武蔵大戦。対抗戦後半を占う大事な一戦となることは必至です。
今シーズン初のアウェイとなりますが、みなさん是非応援へ!

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