ラグビー部リレー日記

今シーズンを振り返って

投稿日時:2014/12/02(火) 12:17

こんにちは。
齋藤からバトンを受け取りました、山田です。

先週の土曜日で対抗戦が終了。結果は4勝。うまくいきそうだと思った時期もあったが、結局去年と同じ成績になってしまった。結果的に今年は日体大を除く上位校と実力差はそれほど無く、やりようによっては6勝できたのではないかと思われてならない。そして敗れた3試合に出ることさえできなかったのが悔しい。それでもシーズン始めは何の希望も持てない状況だったことを考えると、これぐらいが妥当な成績だと考えるべきなのだろうか。

今年を振り返ると、春シーズンはとにかく肉体的にも精神的にもつらかった。去年の主力が抜け、そして今年から自分は初めてポジションを変え、チームとしても個人としてもうまくいく未来が全然見えなかった。また、もともと体力がある方ではないため、ラグビー優先のため練習後や試合前は絶対体を休めるようにしていたのだが、今年は単位やら研究室やら院試やらで中々休養できない。どうしても時間が足りず仕方がないので卒論とラグビーに絞って集中しようとしたが、頭の中には結果を残せなかったらどうしようという考えでいっぱいで、結局研究室での作業ははかどらず夜まで残って休めないの繰り返し。しかし、とにかく全力でやってると幸いにも春はそれなりの成績を残せた。多少の怪我はあったが、疲れている状態でも怪我せず練習、試合を乗り切ることができつつあるという感触も掴めた。

夏合宿に入ると、センターの動き方が徐々にわかってきた。ゲインラインを意識したスライドDFやATにおけるボールの受け方のイメージができるようになり、立教相手にいい試合ができ徐々に自信がついてきた。まだまだ改善の余地はあるが、下位校と戦っていく中で修正していければ目標達成できるのではないかと思い始めた。

けれども秋の初戦の直前で怪我をしてしまい、チームも初戦を落としてしまった。なんとか気持ちを切り替え、復帰後3試合に出て勝利できたが、3試合目に疲労で体が思うように動かず膝をひねってしまい、そのまま復帰できずに対抗戦終了。結局疲れてくるとすぐ怪我してしまうのは克服できなかった。まだまだうまくなれるという実感があったのにこんな結果に終わり、正直やり直したい気持ちだ。こんなことになるなら院試に受からず留年でもよかったし、その分しっかり休養してラグビーに専念したかった。大学を卒業すればラグビーをやることなど絶対にない。勝利することを絶対の目的にしなければやる価値などないし、それができるのは大学までである。院に行けばいくらでも勉強するので今はラグビーに集中させて欲しいと何度も思ったし、あまり勉強しなくてもいい私立のラグビー部を正直ずるいとも思った。特に何か努力していることがあるわけでもないのにダラダラ勉強している奴には苛立ちすら覚えた。しかし以前日記に書いた通り、勉強とスポーツの両立ができてこそ東大生がラグビーをする意味が生まれると思うので、結局勉強面も含めて実力が足りなかったのだなとは思う。

最後に、夏に入るあたりで私は首脳陣入りしたが正直DFの指導はうまくいったとは言えなかった。結局私自身ある程度指導してもらえたのは大学に入ってからであり、基本的には経験をもとに得た感覚に大きく依存してプレーしている。そのためどうしても表現の仕方が感覚的なものになることが多かったし、自分が意識しているポイントを伝えることはできても、意識してもできないとなった時にとにかく数をこなせとしか言えなかった。なのでなるべく自分が手本となるようなプレーをし、それを見て何か掴んでもらえればと思っていたのだがそれすらもできなくなってしまった。試合に出るのはもう不可能だが、残りのシーズンもなるべく自分の感覚は伝えていこうと思うので、来年以降に少しでも役立ててもらえればと思う。

最後までお読みいただきありがとうございます。
次回は主務の小川にお願いします。

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