ラグビー部リレー日記

ラストスパート

投稿日時:2014/12/04(木) 23:30

こんにちは
ボブこと山田令からバトンをもらった小川です。

とうとう4年の12月になってしまいました。
もう3週間も残っていないという実感がうまく持てず、引退後の予定を全く立てずにいます。

予定といえば、僕の4年間は全然予定通りには進みませんでした。

入学当初ラグビーをよく知らなかった僕は、勧誘の甘い言葉につられ、華々しい活躍を夢見て入部しました。
ジュニア時代は成長の見えない日々ではありましたが、漠然と、4年生にもなればスイカ着て試合出ているはずだと勝手に思い込んでいたような覚えがあります。
ですが、このHPにある僕のプロフィールページに載っている「最近出場した試合」は2011年でストップしています。
1年生の秋に、高校時代に怪我していた膝を悪化させてしまったためです。

この時点から予定がずれていきますが、とりあえずは怪我を治し、復帰するつもりでした。
しかし、トレーナーの印牧さんの指導のもと(本当にお世話になりました)約1年間リハビリを続けるも、最終的にドクターストップがかかって選手を断念することになります。
2年生の夏。ラグビー部以外のコミュニティに属していなかった僕にとって、これは一大事です。
結局(今の段階でもまだこの選択が正解だったのかは分かりませんが)マネージャースタッフとして部に居座ることに決めました。

漠然と、コンタクトスポーツで青春したいぜ!とだけ思って入部した自分にとって、マネージャーとしてやりたいことがよくわかりませんでした。また、正直なところモチベーションが湧かない日々のほうが多かったです。
友人からは、何度も「どうしてマネージャーをやろうと思ったの?」と聞かれます。
「チームが好きだった。リハビリで得たモノを部に還元したかった。」それなりにかっこつけて答えましたが、本当にそう思ってマネージャーになったのか、自分でもよくわかりません。何か意味を持たせたかったので、そう思い込んで信じていたのかもしれません。

そんなよくわからない思いが溜まった結果、3年生の秋シーズン、僕は休部をしていました。
正確には、完全に退部するつもりで部から離れました。
もう、予定もなにもあったものじゃないですね。
ただ、部を辞めている間も、試合観戦には行き、同期や後輩の活躍を目にしていました。
一度遠くから眺めてみると、ラグビー部員は本当にかっこよく見えました。
その分、グラウンドの隅でこそこそ応援している自分が惨めに思えました。

今、僕がラグビー部にいるのは、そんなかっこいい奴らと最後まで一緒にいたいと思い、わがままを言って部に戻させてもらったからです。
決して最高のマネージャー、最高の主務ではありませんでしたが、それでも、この1年で少しは東大ラグビー部に貢献できたんじゃないかなと思います。
胸を張って「かっこいい奴ら」の一員として卒部できるよう、ラストスパートかけていきます。


次は新歓代表として多くの1年生からの支持を集めた平松にお願いします。
 

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