ラグビー部リレー日記

精神的支柱

投稿日時:2015/02/27(金) 19:59

こんばんは、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの同期の菅家からバトンを受け取りました新2年の永井です。
 
 
昨日と一昨日には東京大学でも入学試験が行われました。受験生の皆様はお疲れ様でした。ラグビーに傾倒している自分も昨年のこの時期には必死に勉強していたと思うと感慨深いです。ということで今回は受験時代の癒しであり、辛いときに心の支えとなってきた1冊のマンガを紹介させていただきたいと思います。それは「スラムダンク」です。
 
 
スラムダンクは弱小高校であった湘北高校が主人公桜木花道などのユニークなキャラクターの加入により成長していく物語です。この説明だけでは普通のマンガと変わらないじゃないかと思われるかもしれません。しかし、スラムダンクの面白さには2つの柱があると僕は考えています。それは「キャラクター」と「名言」です。まず、キャラクターについてですが、一般的にはエリートか才能はないけど、努力でのし上がってきた者のどちらかに焦点が当てられてきました。けれども、スラムダンクでは努力によって県内1のセンター(ポジション名)になったゴリこと赤木剛憲や中学MVPを取ったものの、高校では膝を壊して一時的に不良になっていた三井寿など見どころのあるキャラクターが湘北高校以外の高校も含め数多くいます。お互いの好きな人物について語り合えば数時間はあっという間に過ぎてしまいます。次に名言についてですが、ここでは3つほど紹介させていただきます。1つ目は「あきらめたらそこで終了だよ」という湘北高校監督安西先生の言葉です。何をあたりまえのことと思われるかもしれませんが、これは実際にはなかなか難しいことだと思います。接戦などではよいのですが、高校時代のラグビーの試合で格上の相手に50点リードされた時は正直心が折れました。もし、この試合の前にスラムダンクを読んでいたら、勝敗は変わらなくても、1トライでも多く取れた可能性はあります。僕は肉体的な体力は人より劣っているので、だからこそ精神面では誰よりも強くありたいです。2つ目は「左手は添えるだけ」という桜木花道のセリフです。左手は添えるだけというのはラインアウトのスローでも共通しており、なぜ多くのスポーツに当てはまるこんなアドバイス的なものが名言だと思う方もいらっしゃると思います。実はこれは日本一と謳われる山王工業との試合の最後に桜木花道がシュートを放った際に言ったものなのです。ここから無言のコマが続き、独特の緊張感が生まれています。彼の努力の集大成であり、正直、これは言葉で表すのが難しいので興味を持った方はぜひ実際に読んでもらいたいです。最後、3つ目は「安西先生、バスケがしたいです。」という三井寿の言葉です。これは彼が不良仲間と湘北高校を襲撃するという事件があったのですが、その際、かつてのチームメートからの言葉で心が揺れ動いてる時に尊敬してやまない安西先生と出会い、放った言葉なのです。僕は「宋監督、ラグビーがしたいです。」といわなければならないほどの悪行をしていないので若干分かりかねる部分もありますが、思春期真只中の少年のリアルな心情が描かれていてとても良いです。
 
 
以上で紹介を終わりますが、少しでも興味を持っていただけたら幸いです。次はスラムダンクのキャラクター宮城リョータに髪型が似ていた同期の永谷にお願いします。
 

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