ラグビー部リレー日記 2016/11

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真っ白に燃え尽きるまで

 written by 藤原 拓朗 投稿日時:2016/11/07(月) 09:16

東大ラグビー部のグローバル化を象徴するブシュマンからバトンを受け取りました4年の藤原です。

つい先日、私は蜂窩織炎という傷口から細菌が入り、高熱と患部の痛みが生じる病気にかかり一週間以上寝込んでしまった。4年にもなってそのようなことで部活を休んでしまい不甲斐ない気持ちでいっぱいだった。毎日のようにラグビーのことを考えていた。自分がこの後どうなるのか、どんなに考えてもわからず後ろ向きな考えが常に頭をよぎった。そんな中、病状が回復に向かっていた際、ふと家にあるスポーツ漫画を読み直してみようと思い「あしたのジョー」を読み直した。「あしたのジョー」の主人公の矢吹丈は度重なる無茶な試合のせいでパンチドランカーとなるが、世界チャンプに善戦し最後は真っ白に燃え尽きる。そしてこの最後のシーンについて作者のちばてつやは「真っ白になるまで頑張れば、新しい明日が来ると、若い人に伝えたかった。いい加減な仕事をしていては明日は来ない。やろうと決めたことに全力投球してほしい。そうすれば、きっと自分の中に何かが残る。次の何かに頑張るとき、生きるものがある」と言っている。

「あしたのジョー」読み直してその裏にある作者のメッセージを知り、私は取り合えずがむしゃらに頑張るところから始めようと考えを改めた。今思えば病気になる前はシーズン開始当初のようながむしゃらさは失われていたようにも思える。残された時間は短いが気持ちを新たに、最終戦で真っ白に燃え尽きることができるように、全力で走り抜けたい。

次はラグビーだけでなく、お笑いサークルでもその才能を遺憾なく発揮している2年の文にお願いします。

怪我人の練習と普通の練習の関係

投稿日時:2016/11/03(木) 21:16

藤平先輩からバトンを受け取る一年生のブシュマン・フィリップです。
 
最近色々大変なことがありました。2ヶ月間前ごろもともと5月に起こった肋軟骨の怪我が戻ってきました。その上、先週風邪を引いてこのリレー日記を書きながら、熱があるままベッドに寝ています。
 
このリレー日記のエントリーに普通の練習と怪我人の練習の関係について話したいです。
藤平先輩が前回のリレー日記で書いてくれましたが、最近東大ラグビー部のチームはAからCまでみんながものすごく上達しました。試合を勝つだけではなく、練習を見ても上達がよく感じます。
特にラインアウトを練習する一年生を見て、数ヶ月間前と比べてレベルが全然違います。
 
怪我のせいで、普通の練習に参加できなければ、そのような速い上達に付いて行くのは重要です。みんなと差がつかないように怪我が治るまでの時間は休むのではなく、自分ができることをいつも以上に頑張らなくてはなりません。例えば、上半身に怪我があれば下半身をいつも通り練習をするだけではなくて普通よりも鍛えないといけません。または、下半身の怪我があれば上半身を普通よりも鍛えないといけません。
東大ラグビー部の怪我人の練習では先輩がいつもいいメニュー作ってくれて、自分の怪我によって調整することもできます。それがいいと思います。
 
また、他人の練習をよく見ることも大事です。怪我によって練習されているプレイができない可能性もありますが、その場合はプレイをできるだけ頭の中で想像することが大切です。
 
次は上級生の藤原さんにバトンを回します。
 
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