ラグビー部リレー日記 2017/11

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息抜き

 written by 芝村 朋宏 投稿日時:2017/11/10(金) 17:13

全ルーズボールを我が物にする素晴らしい反応力を持ち、「たけルーズボール」と呼ばれるようになった宮原健(たける)からバトンを受け取りました3年の芝村です。

東京大学では4学期制が導入されており、ちょうど今週来週あたりが3学期の終わりということでテストや最終レポートのシーズンに入っております。私の所属する工学部建築学科の人たちは最終講評会に向けて設計や模型作りやプレゼン準備などの大詰めを迎えていて本当に本当に本当に大変そうです。

そんな中で息抜きも大切だと思うので今回は私がオフの時に息抜きでよくやっている趣味、好きなことを二つほどご紹介しようと思います。

一つは、お散歩です。ちょうど涼しくなって歩いていて心地よい季節なので皆さんにもお勧めです。何も考えずにぶらぶらと気の向くままに歩くのもよし、建物や人の性質や街のつくられ方などを考えながら歩くのもよし、身近な地域をじっくりと探索して近場で新たな発見をするのもよし、興味があったところに出向いてみるのもよし、季節を感じられるスポットに出向いてみるのもよし(私は庭園に行くのが好きです)、他のシーズンに人気の場所はこのシーズンに行くとどうなっているのかを見に行くのもよし、とまぁとにかく一人でも複数人でもとにかく良い気持ちでオフの時間を過ごせます。

もう一つは、ボードゲームです。ボードゲームの魅力としては、月並みな意見かもしれませんが、対面してのコミュニケーションにあるのではないでしょうか。デジタルのゲームが多数世の中に出ている中でこのような遊びをしている人は(日本では)あまり多くはないのかと思います。ですが、モノに直接触れながら実際にヒトと対面して会話しながら頭を使いながら楽しむというのは何度やってもワクワクできるものです。ボードゲームカフェなどに行くといろいろな世代のいろいろな世界の方と出会えるし、逆に気心の知れた間柄の者たちと手持ちのゲームを徹底的に攻略するのも真剣勝負で楽しいです。

以上、今回はオフ時に行っていることを一部ご紹介させていただきました。内容的におじいちゃんが書いた文章みたいになってしまいました。オフでしっかりと息抜きをして、日々の部活動やテストや課題等に全力を尽くしていこうと思います。
次は、経済学部のゼミをエンジョイしまくっている同期の鎌田にまわそうと思います。

Again and Again

 written by 宮原 健 投稿日時:2017/11/03(金) 20:27

  

 
和寿・翔に続く、さくらい界のニューウェーブの政宏くんからバトンを受け取りました、宮原健です。先週の学習院大学戦について書きます。

 後半残り10分、東大のリードは4点。学習院が東大ゴール前5メートルに張り付いている。序盤に17点を先取されるも、意地で食らいついて何とか手にしたリード。絶対に譲るわけにはいかない。雷による一時中断の後、相手ボールで再開。ゴールラインめがけて突進してくる学習院。突き刺さる東大。わずかに、東大の気迫が勝ったか。タックルを受けた学習院の選手が落球し、東大ボールに。これでなんとか自陣を脱出して学習院陣内に入るも、ここから学習院はキックを使わずにマイボールを継続してトライを取りに来る。絶対にトライさせてはならない。残り時間のない今、それは敗北を示す。双方の誇りをかけた我慢比べが始まった。東大は激しいDFでゲインを許さないが、学習院も必死にボールキープして攻撃を継続する。少しでも綻びが生まれれば必ずそこを突かれてトライまで持っていかれる。我々にできることは、愚直に体を当て、練習してきた攻めのDFをし続けることだけだった。

 長い攻防の果てに、決着。東大の好タックルを受けた相手が反則を犯し、東大はペナルティーキックを獲得。これを沈め3点を加えたところで長い笛。24—17。5節目にして、今季の対抗戦初勝利。体の奥底に熱く震えるものを感じた。

 勝って、泣けた。

 最高の気分だった。ベンチに帰ると試合に出られなかった仲間やスタッフが迎えてくれた。彼らも、泣いていた。それを見てまた涙があふれた。OBの方や友人からもねぎらいの言葉を受けた。ほっとして、また目頭が熱くなった。

 ラグビーと向き合う我々が努力や感謝を示すには勝つのが一番だ。入れ替え戦というまだ見ぬ舞台に立つ夢が開幕4連敗で絶たれた今、目の前の一戦一戦を勝ち取っていくしかない。かっこ悪くたってギリギリだっていいじゃないか。これからだって遅くない。何度でも勝って、何度でも泣こう。

 最後まで読んでくださりありがとうございます。次は、最近「しばむラン」と称される鋭いランニングで沸かせる同期の芝村に回します。


プログラミング

投稿日時:2017/11/01(水) 18:54

3年の藤平さんからバトンを受け取りました、2年の櫻井です。
 
今回は自分の学科に関連した話をしたいと思います。学業の成績が芳しくない自分ですが、今期より工学部精密工学科に進学し、機器づくりの基礎を学んでいるところです。
思えば、昔からモノを作るのが好きで、実家には自分の作った鉛筆立て、栓抜きなどが転がっています。また、家にあったスピーカーやパソコンを改造しようと試みたこともありました。自分の周りの電子機器がすぐ壊れるのはそのせいです。父上母上申し訳ありません。
機械を作り替える際には、プログラムをしなければ思い通りの動作をさせることはできません。現在授業でプログラミングの勉強をしていますが、違う値が出てきたり、時間がかかったり、そもそも動作すらしないこともあります。この原因は簡単に言うと3つあって、1つはプログラムに改善が必要であること、2つ目はプログラムの言語が違うこと、3つ目はプログラムを動かす装置の性能が足りないことです。
人間は機械ほど直線的なものではありませんが、脳や脊髄でプログラムを読み込んで体を動かしていると言えます。1つ目の原因に対して、最初はうまく出来ないが、何度も試行錯誤して動作の記憶を改善しスポーツで上達することができます。また、2つ目の原因に対して、機械ではプログラムを書いた言語に動作を出力する装置が対応していないといけないので、言語を各スポーツに例えればぼくの今までの経験してきたスポーツはあくまでもラグビーとは別物ということになります。ただし、各言語に共通点があるように、スポーツにおいてもその経験を少し上書きすれば、それがアメフトのようにラグビーに近いものでも、水泳のように遠いものでもうまく動作させることができると思っています。
しかし、3つ目のプログラムを動かす装置の性能、つまりスポーツのセンスを上げることは、筋トレで体を大きくすることはできても中々実現しにくいものです自分も自身の動きの限界を感じ悔しい思いをすることがあります。でも、これは1つ目のプログラムの改善によってカバーすることができます。同じ結果を出力するプログラムはいくつもあって、中には計算量が少なく出力装置の性能を必要としないものがあるように、練習していくうちに自分なりのプレー方式を見つけることができる可能性があります。今年は怪我が多く自分にとってしんどいシーズンでしたが、残り少ない年末までまずは努力を惜しまずいこうと思います。
 
拙い文章失礼しました。次はどんなときでも元気と声を忘れない3年宮原健さんにバトンを回したいと思います。
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プログラミング

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