ラグビー部リレー日記 2016/6

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エンゲル係数

 written by 石川 悠太 投稿日時:2016/06/11(土) 21:48

いつも類い稀なる文才で次にリレー日記を書く人間を困らせる棚橋さんからバトンを受け取りました、2年石川です。

【エンゲル係数】:家計の消費支出総額中に占める食費の割合。一般にエンゲル係数が高い程生活水準が低いとされる。(by 様々な辞書で一応調べた石川)

このエンゲル係数で、家計→石川の所持金、食費→食事&サプリメント費として石川の生活水準を見ていこう。

石川の1日は5時起きより始まる。有難いことに母の協力もあり豪華な朝食をさっさと食べ(所要時間30~40分)、バナナを片手に家を出る。
さて、部室に着いた。部室に着いたらまずする事と言えば…そう、bcaaを飲む。
ハードな練習が終わってする事と言えば…そう、デキストリンプロテイングルタミンのフルコースを飲む。
昼飯を食べ、午後には待ちに待ったウエイトトレーニングである。
トレーニング前中後でプレワークアウトサプリメント、bcaa、デキストリンプロテイングルタミンを摂取。帰り道には適当に間食。
1日の終わりには褒美のウエイトゲイナー。そして就寝。

さて、値段計算してみよう。
石川独自の計算法より導かれし答え…
1日あたり約2195円!!
1ヶ月あたり約65850円!!
!!??

石川の1ヶ月の所持金なんて頑張ってバイトしても60000円前後…(なお今はニートである)
エンゲル係数1.0975という結果になる(1を超えた…?)。

この結果を見た皆様は、こいつ不幸せだなと思われるかもしれないが、私は今とても充実している。
「エンゲル係数の高低は生活習慣の異なる集団の比較には必ずしも役立たない」
私の事を不幸せだと思った人は、ウエイトトレーニングが足りていない可能性があるので、是非エンゲル係数を改善してほしい。

次は我が学年が誇る二大留年候補の一角、江崎にバトンを回したいと思います。

父よ

 written by 棚橋 春喜 投稿日時:2016/06/09(木) 22:06

ウェイトペアながら、けがの関係で一緒にウェイトできていない小寺よりバトンを受け取りました、四年棚橋が今回のリレー日記を担当します。


父の日も近い今日、ある一文を思いだした。

「私の知らない父と、父の知らない私が、坂の途中ですれ違う」

多分、焼酎のCMだったと思う。
フロイト曰く、男児にとって父は対抗すべき壁である。
ギリシア悲劇、オイディプスも父の弑逆をもってして王位を簒奪せしめた。

私は若い時分の父を知らない。父も今の私をよくは知らない。その交差路に楕円球が転がっている。
幼き日、小さな手に楕円球を握らせたのは父ではなかったか。
父の見えぬ背を越えよ。ラグビーに若さを燃やすことで、私は父を越えうるだろうか。


次は我が部のラウドボイスシンガー二年石川悠太君にバトンを回します。

たまには他競技の話を

 written by 小寺 祐輝 投稿日時:2016/06/03(金) 15:21

 同じ学部、ポジションと何かと共通点の多い津川さんからバトンを受け取りました。3年の小寺です。私事ながら、本日22歳の誕生日を迎えました。小さいころは誕生日の前日はわくわくして眠れなかったものですが、この歳になると一歩ずつ「おじさん」への階段を上っている気がして悲しくなります。

 今日は最近はまっているサイクルロードレースの話をしたいと思います。サイクルロードレースとは主に屋外の舗装路で行われる自転車レースのことを指します(競輪とは違います)が、昨年末ふとyoutubeで見て以来このサイクルロードレース観戦が趣味になりつつあります。
 レースでは7~8人で構成されるチームのメンバーが1人のエースのために風よけとなり、水のボトルを運び、様々な形でアシストしてエースの勝利を目指します。たかが自転車と侮るなかれ。どんなに強い選手でも1人で勝つことはできません。風よけとなってくれる選手がいなければ、時速40~50キロで走るロードレースでは瞬く間に風の抵抗を受けて消耗してしまいます。一日に200キロを超える距離を走り、獲得標高が5000メートルを超えることもあるロードレースではアシスト陣の頑張りなしには勝利はあり得ません。また、レースでは1日に約8000キロカロリー消費するため、食べることも選手にとって重要な仕事です。エネルギー補給を怠った選手はエネルギー不足でハンガーノックという状態になり、動けなくなってしまいます。そのため15分に1度ほど選手たちは走りながらエネルギーバーなどを食べるのですが、この食事を運ぶのもアシストの仕事です。他にもマッサージを行うマッサーやメカニックなど多くの人がエースの勝利のために尽くします。

 そうした献身的なチームメイトのアシストにも関わらず、優勝争いから遅れてしまう選手もいます。先日行われたジロ・デ・イタリア(3週間にわたって行われるイタリア最大のレース)では優勝候補と目された地元イタリアチャンピオンのヴィンチェンツォ・ニーバリが2・3週目に大きく遅れてしまいました。巻き返そうとしてもメカトラブルなどに見舞われなかなか上手くいきません。残り2ステージを残して首位と4分差という半ば絶望的な差をつけられてしまいました。しかし彼は「今日はBad Dayだった」「今日は俺の日ではなかった」「終わったことは仕方ない」といって上手く切り替え、あきらめず勝利を目指します。そんな彼をチームメイトも懸命にアシストし、ようやく調子を取り戻したニーバリはなんと最終ステージの最後の山でライバルを振り切り、見事総合優勝を果たしました。
 こんな大逆転劇を見せられては私のサイクルロードレース熱もしばらく冷めそうにはありません。長々とマニアックな話をしてきましたが、このレースでニーバリとそのチームメイトが見せてくれたものは我々にとっても示唆に富んだものだったのではないかと思います。

次はわれらがエース、主将の棚橋さんにお願いしたいと思います。
 

臥薪嘗胆

 written by 津川 智之 投稿日時:2016/06/01(水) 14:29

グラウンド内外で常に明るくチームを盛り上げる森下からバトンをもらいました、4年の津川です。

春シーズンも中盤に入ったが、スイカジャージを着ての公式戦でたったの1勝。
ゲームキャプテンとして臨んだ先日の防衛大戦も、3年ぶりの敗北。
負の歴史からの脱却を掲げている今シーズン、言っていることとやっていることの乖離が甚だしい。

しかし、目標は変わらない。
9月の対抗戦の初戦を何が何でも獲りに行く。
社会に出て恥ずかしくないリーダーになる。

目標達成の為にはあまりにも弱すぎる今の自分を、超えたい。
チームや自分が苦しい時に、言い訳を探して逃げ続けた、1年前の自分を超えたい。
苦しい時こそ、人は成長できるはずだ。
俺なら必ずできる、必ず秋に笑ってやると信じて、今はひたすら前を見て、歯を食いしばろう。

次は、肩の怪我と戦うスタンドオフの後輩、小寺にバトンを回します。


 
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