受験生応援企画 2023/2

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受験

 written by 福元 倫太郎 投稿日時:2023/02/23(木) 21:17

 千秋からバトンを受け取りました、新2年の福元です。千秋は同期で一番癖が強く面白い奴です。次の人の締め切りを勝手に設定するのはやめてください。

千秋の紹介通り、僕がこの受験生応援企画の締めくくりを務めることになりました。受験を間近に控えた皆さんの時間を奪うのは申し訳ないので短めに書こうと思います。

受験生応援企画を書くにあたり自分が受験生だった時に思いを馳せてみると沢山の人に助けてもらっていたことを思い出しました。例えば、両親は中々勉強が手につかない僕に、色々言いたいことがあったに違いませんが黙って応援し続けてくれました。浪人した年、家の近い高校同期が僕のリフレッシュのためにランニングに付き合ってくれたりしました。書き出すとキリがないのでこの辺にしておきますが、本当に沢山の人のおかげで受験を乗り越えられたと思います。
皆さんもきっとそうだと思います。家族、先生、友達、受験前夜に夜な夜なVtuberの話を聞いてくれるお母さん、肩こりを解消してくれるマッサージ屋さん…。誰にお世話になったかは人それぞれかもしれませんが、皆さん誰かしらに助けられてここまで来られたのだと思います。
そういった人に思いを馳せてみると一人では無い気がして、少し落ち着いて試験が受けられるかもしれません。皆さんが実力を遺憾なく発揮し良い結果が得られることを願っています。


ここまで1ヶ月と少しの間、僕達の文章を読んでくださりありがとうございました。4月に桜の舞うラグビー場で会えるのを楽しみにしています。頑張ってください!

三十六計アガるに然かず

投稿日時:2023/02/20(月) 02:40

同期の金ちゃんこと金大からバトンを受け取りました、新2年の千秋です。彼とは家が近かったりサブカル系の共通の趣味が多かったりするために一緒にいる時間は長いので、底が知れない、深いという評価は意外でした。俺様の底、今度のぞかせてやるよ。されど忘るるなかれ。深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらをのぞいているのだ(フリードリヒ・ニーチェ)。



与太話はこの辺にして受験生のみなさんへのメッセージにうつりたいと思います。日程的に受験生応援企画の後半に回ってしまったが故に受験の日の思い出を書いたり具体的なアドバイスをしたりといったこの企画で真っ先に思いつくようなことはだいたい他のみんなにやられてしまった感じです。なにか題材を探さねば、とネットの海を北島康介のように泳いでいたところ、ちょっと前に頑張って覚えようとブックマークに入れた兵法三十六計がちょうどいいような気がしてきました。僕の数少ない趣味の一つに網羅的に何かを覚えるというものがあって、これまでに例えば元素周期表や乃木坂46など何かいっぱいあるものを覚えてきました。なんか東大生っぽいですね。大学がひとまず長期休暇に入って時間ができたので最近はこの兵法三十六計を覚えようとしています。今になって孫子の兵法が云々みたいなビジネス書が売れていたような気がしたので、それにならってタイトルにもある通り兵法三十六計からみなさんに使えるであろう計を私が軍師として教えて差し上げようと思います。



そもそも兵法三十六計とは南北朝時代の南朝宋の檀道済という将軍が記した戦術書のようなものです。六つのシチュエーションにそれぞれ六つずつの計が記されています。といっても六つのシチュエーションになぜか受験は含まれていませんので受験にも使えそうなやつを拾っていくしかありません。例えば攻戦計(骨のある相手と戦うシチュエーションで使う計)の一つに擒賊擒王というものがあります。相手の主力、中心人物をつかまえて相手を弱体化させるという作戦です。受験戦争などという言葉がありますが、受験とは一体だれとの戦いなのでしょうか?他の受験生だとすればもちろん他の受験生をつかまえるようなことはできないのでこんな計はなんの役にも立たないでしょう。では混戦計(もっと強い相手と戦うシチュエーションで使う計)の一つ、釜底抽薪はどうでしょうか。相手の兵站や大義名分を壊して動きを抑え、あわよくば自壊させるという計です。他の受験生にこんなことをしてはいけません。全体的に兵法三十六計は殺伐としており受験に、というか現代のあらゆる場面でも使えないようなものばかりです。僕も孫子を選ぶべきだったかもしれません。それでもなにか一つくらいためになるものを、と思ったので最後に敗戦計(大ピンチのシチュエーションで用いる奇策)の一つ、走為上をおすすめします。負けそうなら逃げようという策です。さすがに三十六個も思いつかなかったのでしょう。受験そのものから逃げようというわけではなく難しい問題は飛ばそうみたいな感じです。



さて、なんやかんやでそんなん知ってるわと全受験生が言いたくなるようなことしか書けなかったので受験生応援ソングでも紹介しようと思います。といっても有名な受験生応援ソングだとよく音楽を聴く人なら聞いたことがあると思うので僕が受験期に好んで聞いていた曲からマイナーであろうやつを紹介しようと思います。



一つ目はLinkin ParkのIn The Endです。Linkin Parkはいい曲が多いのでこれ以外にも聞いてほしいですが、受験生には特にこの曲がおすすめです。サビの"I tried so hard and got so far"という歌詞はなんというか受験生は自分に重ねてテンションが上がるのではないでしょうか。その後の歌詞も受験生には刺さると思います。

https://m.youtube.com/watch?v=eVTXPUF4Oz4



二つ目はMAN WITH A MISSIONのDead End in Tokyoです。僕は東大を受けに大阪から東京まで来ていたので、なんとなくあまり来たことのない東京に来るということがビッグイベントだったので東京が歌詞に入っているこの曲を聞くとテンションが上がりました。ホテルから本郷キャンパスまでずっと聞いていました。地方出身の人には刺さるかと思います。

https://m.youtube.com/watch?v=JjIiK9VcIsA



英語の歌ばっかりだとリスニング対策で英語ばかり聞いている受験生の皆さんが辟易するかと思ったので最後にRIP SLYMEの楽園ベイベーを紹介しようと思います。とにかく陽気な曲なのでめちゃめちゃアガります。昼休憩はとにかくリラックスした方がいいと思うのでこんな曲もいいんじゃないかなと思います。

https://m.youtube.com/watch?v=mq9dl6hw_yk



全体的にまとまりのない文章になりましたが少しでも受験生のみなさんのお役に立ちましたら幸いです。頑張ってね★



受験生応援企画もいよいよ大トリ、フクリンこと倫太郎にバトンを渡します。どことなくスペイン情緒を感じさせる比較的イケメンな彼の男子校で磨き上げられた毒舌ツッコミが僕は好きです。受験の酸いも甘いも噛み締めた彼ならきっと読むだけで気が引き締まるような文章を二十日の夜には読ませてくれるのではないかと思っています。

もっと恐ろしく大きいもの

 written by 辻 金大 投稿日時:2023/02/16(木) 18:43

同期の温人からバトンを受け取りました、新2年の辻金大です。「金太」ではありません。かつて彼に聞いた受験エピソードで「世界史の大論述を捨てた」というものがあります(簡単に説明すると、60点満点の試験で30点が配点されている問題)。本人は「前日の数学に自信があったのと社会科目で同時に解く地理に時間がかかったから」と言っていました。そんな大博打を本番でする胆力は真似できないのですごいと思いますが、良い子の受験生の皆さんは必ず全ての解答欄を埋めるよう最善を尽くしてほしいです。

いよいよ国立2次試験まで残り10日ほどとなりました。この時期になると勉強の中身については各個人で把握して計画的に進めているでしょうから、勉強についてのちょっとしたアドバイスと受験に臨む精神について話していきたいと思います。


勉強について、残り少ない期間で出来ることは知識の集約に限ります。情報は一つにまとめていないと体系化もできないし、意味を成しません。散らばっていたノートや参考書、付箋などをどこか一ヶ所(ルーズリーフ、ノート)に集めて、それを最終確認に使いましょう。試験の時に自分を助けてくれるのは過去の自分しかいません。その「自分」たちを一覧できるようにして、自らの努力の明証として自信を持って試験に向かいましょう。訳のわからない自信よりも、確実に自分が記してきた実体の方が精神安定剤として安心を感じられるはずです。


次は精神面について。受験を前にして、いくら勉強しても不安になる人と自信満々で本番が待ちきれないという人の2種類の人間が現れてきます。
後者の場合は素晴らしい状態であると思います。その勢いのまま最後まで突っ走って、油断だけしないように頑張ってもらいたいです。一方で多くの人がそうではない、受験への不安で苛まれていると思います。僕自身は2度東大を受験していますが、浪人時の受験は人生で一番と言っていいほど不安にかられ緊張していました。本番1週間前から夜眠れなくなり、受験前日でも全く寝れず同行していた母と朝まで話していたことを覚えています。今振り返ってみて、それほど受験が怖かったのかというと恐らく緊張の原因はそれではないということに気づきました。受験そのものというよりも、ここまでの自分を創り上げてきた人たちからの期待を背負っていることに対して結果を示さねばならないという思いでした。自分の我が身可愛さではなく、人からの信頼に報いるための。
かの「走れメロス」における一説「私は、なんだか、もっと恐ろしく大きいものの為に走っているのだ。」が僕は好きで、これはメロスの帰還を信じる旧友セリヌンティウスの気持ちにメロスが全てを投げ打って応えようとするシーンです。
かの予備校講師林修先生は以前あるテレビ番組で、受験は10代のうちに何かに全力で取り組む手段として有用であり、その経験が今後の人生を分けるような人間力が試される場であると発言していました。
これ以上話を広げるとまとまらなくなるので止めておきますが、要するに受験は人生を左右する重大なイベントではあるものの、それ自体に大した意味はないということです。過度に試験問題に怯える必要はありません。それ以上に、期待を受けてそれに応えようと尽くすことが何よりも重要だと僕は結論づけます。


悔いだけは残さないように、全身全霊で足掻いて最後の瞬間まで闘いましょう。


僕も浪人をした身として、片桐くんの言っていた人間的な「深み」が備わったのかかなり精神論(人生観?)の文量が多くなってしまいました。だいぶ入試らしい本筋から離れてしまったかもしれませんが、世界史が得意だった僕はマムルーク朝第5代スルタンであるバイバルスが好きなので本番で出たらラッキーですね。


次は同期の千秋にバトンを渡します。彼は僕と同じく駒場に住んでいてよく話すのですが、未だに底が知れないやつだなあと思います。優秀な現役合格者ですが、なにか「深み」を感じます。その片鱗をぜひ受験生応援企画で見せてほしいです。
 

思い出

 written by 渡辺 温人 投稿日時:2023/02/13(月) 17:00

同期の猿渡からバトンを受け取りました。新二年の渡辺です。去年リレー日記の紹介でもあったように猿渡は高身長かつ普段の服装がポケモンマスターなので学校内でとても目立ち、学食を同期で食べるときには猿渡が目印になりすぐ集まれます。


今の僕が受験生に言えることは何もないので東大受験日の2日間の思い出をかこうと思います。

受験日の二日前に東京に来ましたが、東京では最後の詰め込みよりリラックスのほうが大事だと思っていて、あまり勉強道具は持っていきませんでした。飛行機の便が一緒だった高校同期は大きめのキャリーケースとリュックを持っていてびっくりしたのを覚えています。
次の日の朝受験当日と同じ時間にホテルから学校まで実際に行きました。もともと1kmちょっと歩いていく予定でしたがホテルに無料貸し出しの自転車がありそれで行くことにしました。大学の近くに駐輪場が見当たらなかったのですが、一緒に東京に来ていた父が会場まで自転車で向かう僕の横を走って、着いたら自転車を回収してくれることになりました。ありがたいです。

1日目、自転車で会場に向かったら他に自転車で来ていた人がいなくてちょっと目立ってしまいました。試験会場に入ってからは特に想定外のことは起こらず無事にホテルに戻りました。机の前後の間隔が無茶苦茶狭いのも、試験前後の待ち時間がとても長いのも先輩から聞いていたおかげです。
しかし1つ後悔していることがあります。それは1日目の夜にその日の問題の答え合わせをしたことです。これがよくないというのは模試で実感していたのですが、数学があまりにも好感触だったので答えを見て悦に浸りたいと思いツイッターを開いてしまいました。色々見てると、確率の問題の解答をツイートしてる人がいて僕の答えと数字が違い、焦りました。しかもそのツイートへの返信で私もそうなりました!と言ってる人が1人いてとても不安になりました。そのせいでベッドの入ってから頭の中で何回もその問題を解いてしまい、なかなか寝付けなかったです。試験が終わるまで答え合わせはしないほうがいいです。

2日目は苦手科目しかなかったので開き直って気楽に解けました。
受験後、帰りの羽田空港まで高校の友達何人かと帰りましたが、便の関係で最後30分くらいあまり喋ったことのない人と2人きりになりました。最後こいつかよとお互い思っていたと思うのですが、受験後の解放感のおかげでびっくりするくらい盛り上がって、迷子になった空港を探検したのがとても楽しかったです。その後仲良くなれました。


今回文章をかくために受験日を振り返りましたが、楽しかったなーくらいであんまり覚えてなかったです。受験は確かにそれまでの20年近くの人生の中では最大級のイベントですが、大学に入って世界が広がるともっといろいろな出来事があります。受験生の皆さんは気楽にやってください。


次は同じ九州出身の金太です。駒場近くにある家に行くたびに焼きそばを作ってもらってます。おいしいです。僕は最近一人暮らしを始めたのでこれからは週1くらいでお世話になろうと思ってます。
 

試験で全力を出し切るために

 written by 猿渡 崚正 投稿日時:2023/02/08(水) 20:52

 同期の宮田からバトンを受け取りました、新2年の猿渡です。彼は僕と考えを一にする部分があり、信頼できる同い年の部員の一人です。

 私は宮城から上京して東大を受験しましたが、正直苦しい受験でした。模試は基本的にDかE判定で、東大のことを考えただけでとても憂鬱だった記憶があります。特に嫌だったのは、全国の名だたる超進学校の生徒と戦わなければいけないという事実でした。幼少期から塾に通って私立中高一貫に通うなんて、親は医者か社長か政治家に違いない。それなのに大学は私立ではなく東大を受験し、我々公立出身者を蹴落とそうとは、なんと欲深い人々なのだろう、などと当時の私は考えていました。宮城県の県立高校から来た自分が首都圏の超エリートにかなうわけがないと思い込んでいたのです。

 東大に入学した後で同級生になった人たちの話を聞いてみて、やはり超エリート進学校の人に私が学力で勝つのは難しいと改めて思いました。中高一貫校では、高2のうちに高校全範囲の授業が終わり、後はひたすら入試対策が行われることが多いようです。周囲に東大を目指す人がたくさんいれば、当然早いうちからそれを意識して勉強する習慣が付くでしょう。同期の永安くんが白陵中学で高校数学の予習をしていたとき、私は河原で誰が一番大きいタニシを見つけられるか友達と競っていたのですから、私に勝ち目はありません。
 私は幸運にもギリギリで合格することができましたが、やはり超エリートに一矢報いるためには実力を出し切る必要があると思います。そのためには、不安要素・想定外の出来事に対してできるだけ対策し、試験に集中することが重要です。そこで、今受験に向かっている皆さんが少しでも、不安をなくせるよう、私が昨年東大で試験を受けた際に想定外だったことを皆さんにお伝えしたいと思います。

①机と椅子が狭い。
 私が試験を受けた工学部2号館は、前後の机の感覚が狭く、机そのものの奥行きもかなり小さかったです。私は3人掛けの真ん中の席だったので、休憩時間にトイレに行くときなどは隣の人に一度席を立ってもらわなければならず、しかも立ち上がった拍子に後ろの人の筆記用具を吹き飛ばしてしまったりしてかなり迷惑をかけてしまいました。ただ、受験ではまず自分のことが優先なので遠慮はしすぎず、立ちたいときは立ってコンディションを整えるのがよいと思います。

②着席時間が長い。
 東大の試験は試験時間が長いのが特徴ですが、実際に席に座っていなければならない時間は試験時間よりもさらに長くなります。試験開始の30分前に着席するよう指示され、試験終了後も答案の確認が終わるまで20分以上座ったまま待たなければなりません。よって、着席時間は最大で3時間半近くになります。そうなると心配なのがトイレでしょう。私は一度オープン模試のときに危機一髪だった経験があり、受験の日にも着替えを持っていきました。幸い使用せずに済みましたが、やはり備えておいて良かったと思います。もし万が一失敗したとしても大丈夫、という状況を作っておいたことで試験に集中できたと感じています。荷物が増えるのが嫌でも、薄い短パンを一枚持っていれば大丈夫なので大変おススメです。

 受験生の皆さんにとって今は辛い時期かもしれませんが、それももう少しで終わりです。皆様の合格をお祈りしています。

 次は、数学が得意だったという同期の渡辺温人にバトンを渡します。1年前の入試では驚くべき高得点をたたき出したそうですが、今の姿からは全く信じられません。今年も、一緒に勉強頑張りましょう。
 
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