ブログ 2019/9

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鎖骨[ラグビー部リレー日記]

投稿日時:2019/09/18(水) 23:04

意外と財布の紐がかたい濃野さんからバトンをもらいました杉井智哉です。



 



僕はこの前の山中合宿中の試合で左鎖骨を骨折してしまい、現在練習できていません。だから怪我について書かせていただこうと思います。



 



正直僕は今まで、怪我をした時に多少の無理をしてでも早く復帰する事は良いことだと思っていました。なぜならその方が練習量も増えるし、試合に出るチャンスも増えるからです。しかし現在同じくDLで2年生の先輩である今塩屋さんのリレー日記を読んで考えが変わりました。(http://www.turfc.com/blog_detail/blog_id=21&id=1377)



実は僕は東大ラグビー部のリレー日記が好きで入部前からよく読んでいたのですが、初めてこの日記を読んだ時は他の真面目な日記とは少し毛色が違い、この人ふざけてるのかなと思いました。しかし、入部して暫く経ち今塩屋さんと話す機会も増えてその考えに触れるうちに感化され、今塩屋さんの真面目さとこの日記の真意を理解する事が出来るようになり、考えを改めようと思いました。



 



たしかに、ただでさえあまり上手くない自分が練習しないで周りに差をつけられないだろうか、とか対抗戦シーズンが始まったからADくらい参加してチームに貢献したい、といった焦れったい気持ちは、試合で同期が活躍するたびに感じることはあります。ですが、DLでもパスやキックなどの基本的なスキルを磨く、体を大きくする、などして成長する事は出来るし、スタッフの仕事を手伝ったり、外から声をかけたりして、チームに貢献する事も出来なくはありません。だから今塩屋さんの言う通りまず焦らずじっくり鎖骨を治すことに専念したいと思います。



 



次は、東大ラグビー部が誇る、仕事が出来る美人マネージャーの鈴音さんにバトンを渡します。




 

いろんな世界[ラグビー部リレー日記]

 written by 濃野 歩投稿日時:2019/09/16(月) 19:57

有能スタッフの1年原ちゃんからバトンをもらいました濃野です。また飯行きましょう原ちゃん!

 

調子が悪いと「なんでこんなに自分は雑魚なんやろ」って思ってしまう。そうするともっと調子悪くなってしまう。コンディションを保つのは難しいなといつも思う。特に自分の場合は調子が悪いと顔に出るらしい。
この前後輩に「のうのさん元気ないですね」と言われてしまった。悔しいことにまさにその時ベンチに座りながら「ああ、今日のプレーはなんか微妙やったなあ。最近こんなんばっかやな。」と思っていたところだった。

本当にポジティブな人間だったら練習が終わると、明日また頑張ろう!と切り替えられるはずなんだけど、ぼくは家に帰ってもそんな感じのまま過ごすことがたまにある。
実家にいた頃は親とか兄とかに「負のオーラ撒き散らすなよ」と叱責されて「うるせえなあ」と喧嘩し始めて、しばらくは激しい言い合いになったり時には殴り合いにまで発展したけど、不思議と喧嘩が終わった頃には気分は晴れて負の気持ちはリセットされる環境にあった。男3兄弟だから多分そんな感じでストレスを発散するのがベストだったように思う。思春期の男はぶっきらぼうだから「話聞いたろか?」と言われたら逆に「なんもないわ」と閉じこもってた気がする。

 

でも、高校卒業して大学に入って実家から離れて一人暮らしを始めたからその環境はなくなってしまった。だれも喧嘩ふっかけてくれることはないから、発散されずにストレスが溜まっていく。1年の頃は本当にしんどかったなあ、と思う。東京の人混みとか田舎から来た者にとってはめちゃくちゃストレスだったし、知ってる友達なんかほぼ0だし、毎日ヘトヘトに疲れ切って家に帰ってた。

 

なんてことを思い出していると、ふと思った。
「あの頃に比べると、最近は結構マシになってきた気がするぞ」と。
なんでやろなと考えていたら、自分の持ってる世界があの頃とは比べものにならないくらい増えてることに気がついた。
あの時持っていた世界は「授業」と「部活」の2つだけ。大学は友達がすぐにはできなかったし、東京の人と地元にいた頃の友達の距離感の違いに戸惑っていたし(単にぼくの友達作りのスキルが弱かっただけかもしれない)、周りが頭良すぎて自分の凡庸さに失望してた。部活はラグビー部に入ってある程度友達はできたけど、ラグビーは大学から始めたからわからないことだらけで、うまくいかないことが多くてしんどかった。

 

それから3年経っていまぼくが持ってる世界は格段に増えた。「授業」「部活」に加えて「バイト」「研究室」「プログラミング」「読書」…などいろんな世界を持てるようになった。「バイト」と「部活」は全く関係ないから、一方の調子が悪くても、もう一方に影響することはほとんどない。「授業」でついていけなくても得意な「プログラミング」の世界に没頭して心が満たされれば「そういや今日授業わからんところあったな、見直そうかな」という気持ちになる。持ってる世界がたくさんあればどれかがダメな日でも、他の世界に入ればぼくの心はまた充電されていく。だから、また頑張ろうと思える。

 

だから、大学院の試験の直前に夏合宿があって、合宿中に勉強しなきゃいけない環境でも頑張れたのかもしれない。「院試」の世界で「やばい、このままじゃ受からん」と心をすり減らしても、「部活」の世界に入れば、身体を動かして充足感を得られる。ラグビーがしんどく感じても、世界を切り替えて勉強してれば元気が湧いてくる。

 

そもそも心が強い人は多少のことがあってもビクともしないと思うし、もしかしたら意外とぼくはメンタルが豆腐なのかもしれない。他の人なら「まあこんなもんやろ」と自分で見切りをつけて自分の心を守る術を上手に使いこなせているであろうシチュエーションでも、ぼくは自分へ正当な評価ができていなくて過度に自分に期待してるから凹むのかもしれない。もしそうだとしたら、自分でプレッシャー与えて自分でへなってるという、この上なくダサい人間なのだが、まあそんなものはぼくの性格なのだから言っても仕方ない。

 

さて、明日も研究室の中間発表頑張るかあ。大人数の教授の前で発表するの緊張するし怖いなぁ。質疑応答の時間が1番怖いねんぁ。なんであの時「やらせてください!」なんて言うてしもたんや。まあ、でもやるしかない。

 

中身のない文章ですみません。次は上級生とごはんに行くことが大好きな杉井にバトンを回します。

一事が万事[ラグビー部リレー日記]

 written by 原 大雅投稿日時:2019/09/14(土) 13:03

新歓代表として僕達1年生27人を入部へと導いた角田さんからバトンを受け取りました1年スタッフの原です。つい最近も同期が1人増えて嬉しい限りです。次は早く角田さんの完全復活してプレーする姿を見たいです。



最近ふと考えたことがある。



前回のS&Cミーティングでの林さんの話で「一事が万事」という言葉があった。ゲームの時のベンチが汚さは心の隙の表れではないか、というものだ。



この一事が万事という言葉は自分の高校時代の監督もよく使う言葉だった。「グラウンドで頑張れないやつは勉強もできない」や、「遊びも本気で楽しめないやつは勉強も部活も本気でできない」などと事ある事に言われていた。当時の自分はその意味がよく分からなかった。勉強と部活、ましてや遊びなど完全に別のフィールドだし、そこに関連性は一見なさそうだ。確かにどの分野でも成功する人、逆に何をやってもダメな人というのは存在するが、運動音痴の天才も成績の悪い野球部のエースも知っている。「一事が万事」という言葉に対して当時の僕は半信半疑だった。



考えが変わったのは高校2年生。その頃、チームの取り組みで一日一善という活動をしていた。その内容は至ってシンプルで1日1回自分で誰かのためになることを見つけてしようというものだ。取り組みはなんでもいい。家の皿洗いでもいいし、ゴミを捨てたり部室の掃除をしたりしてもいい。この活動において1回1回の取り組み自体はそんなに困難なものでは無い。それよりも毎日継続することが困難であった。まず、自分で日常から探し出すのが難しい。毎日同じことをしてもそれはいいことではあるがやっていて楽しくない。だからできるだけ違うことをしようとするがなかなか見つけられない。そうやって試行錯誤しながらやっていった。



すると、ラグビーでの感覚に変化があった。空いてるスペースを見つけるのが容易になった。多分、周りにゴミが落ちてないか全体を俯瞰して探していたことが生きたのだろう。また、DFにおいても言葉では上手く表せないが嗅覚がよくなった。これらは間違いなく一日一善の賜物であった。周囲を観察して、ターゲットを決めて実行する。この一連の流れが体に刷り込まれたことでScan→Nominate→Tackleの実行がしやすくなった。一事が万事とはこういうことだった。



一事が万事。いい日常生活を送ることが部への貢献に繋がると思う。周りに好影響を与えるような選択をしていきたい。スタッフの仕事には気づけばよくなることが大量にある。細かい所にも目を配ってみると大きな変化があるのかもしれない。



林さんのお話を聞いてそんなことを考えた。



ここまで拙い文章をお読み下さりありがとうございました。



次は、合宿でずっと勉強していたストイックな4年の濃野さんにバトンを渡します。そういえば、新歓期に「また飯いこう」って言ってもらったのを思い出しました。

ベスト[ラグビー部リレー日記]

 written by 角田 慎之介投稿日時:2019/09/11(水) 14:04


1年生ながらバックローとして対抗戦に出場し、チームを盛り上げる存在になっている松元からバトンを受け取りました4年の角田です。松元がジャングルポケットのおたけに似てると誰かに聞いてから松元がおたけにしか見えなくなってしまいました。



チームは対抗戦シーズンを迎え、初戦である上智戦では敗れたものの、これからの試合で勝利を掴むべく、より一層気持ちを入れて日々練習に励んでいるところである。
そのような中、菅平合宿の試合中に再び右膝を負傷した私は、グラウンドの端で筋トレやリハビリに取り組む日々を送っている。


怪我をすると、怪我をしていなかったらという仮想をすることがよくある。考えてもしょうがないことだとは理解しつつも、ついベストな状態であれば今どうなっていただろうかと考えてしまう。
しかし、ここで思い浮かべるベストの自分というのは空想に過ぎない。いくら考えようとも絶対にそこに辿り着くことはない無益なものであり、むしろ今の自分の状況のギャップに悩むだけに自分にとってマイナスである。


無いものを望んでも得られるものはない。
今考えるべきは今自分に与えられた条件の上で実現しうる自分の「ベスト」の姿である。
自分がどうあれば自分にとってもチームにとってもプラスに働くかという問いを自分の中に持ち、そうして考えたこうあるべき自分というものに近づくという目的意識を持ってグラウンド内外で行動していきたい。



ここまで読んでいただきありがとうございました。
次は、将来スタッフをまとめあげてチームを引っ張る存在になるような風格を既に漂わせている1年生スタッフの原ちゃんにバトンを渡します。

 

下剋上[ラグビー部リレー日記]

 written by 松元 暢広投稿日時:2019/09/09(月) 19:35

リレー日記の更新が遅れた頼れる副将の河合さんからバトンを受け取りました、1年の松元です。



初めてのリレー日記ということで、真面目にそして少しカッコつけて書かせていただこうと思います。自分の思いを口にしたり文章にしたりするのが苦手なので読みにくい文章になってしまうと思いますが、ご容赦ください。





自分の空手6年、水泳4年、野球3年、ラグビー4年というスポーツの競技人生において、最も思い入れの深い試合というのは、高校2年時のラグビー花園予選、ベスト8をかけて戦った対関東学院六浦戦です。関東学院六浦は春大会において神奈川県ベスト4に入り、春大会県ベスト16であった自分たち湘南高校との試合では、下馬評では圧倒的に関東学院六浦が優勢でした。それでも対策を練り、いざ試合を迎えてみると、結果は41-17で自分たち湘南高校の勝利でした。言うまでもなく下剋上です。下位の者が上位の者を倒す構図というのは、世間もそうですが、やはり当事者である自分たち自身が1番盛り上がり、気持ち良かったのを覚えています。





つい先日、対抗戦の初戦である上智戦が行われ、自分は6番FLとして先発出場させていただきました。絶対に落とせない初戦ではありましたが、結果は0-26で敗戦となってしまいました。

自分は何もできませんでした。残り6戦、死ぬ気でやろう、そう思いました。



自分は東大が下位であるなんて全く思っていませんし、1年が何生意気言ってんだと思われるかもしれませんが、あえてこの言葉を使って言わせていただきます。

楽しみましょう対抗戦。

やったりましょう下剋上。



くそつまらんし、まとまりのない文章になってしまいましたが、自分にはこれが限界です。お読みいただきありがとうございました。





次は、優しさの塊ではありますが、実は怒ったら一番怖いんじゃないかと密かに僕が思っている角田さんにバトンを渡したいと思います。

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