ブログ 2022/3

<<前へ

名前[ラグビー部リレー日記]

 written by 大山 修蔵投稿日時:2022/03/19(土) 00:30

超ハイスペック大学生のデルからバトンを受け取りました、4年の大山です。パワーがあって高身長イケメンでマルチリンガルなだけでなく、料理までこなしてしまうなんて羨ましい限りです。デルとスイカを着て試合に出られるよう、僕も頑張ります。

 

あっという間に最高学年となり、僕のリレー日記も残すところあと数回となりました。例によって何を書くかかなり迷いましたが、今回は自分自身の名前から思うことについて書きたいと思います。

現役の部員は特にご存知かと思いますが、僕の名前は大山修蔵といいます。苗字は至って普通ですが、下の名前はこの年代にしては珍しめの名前だと思います。そのため、小学生くらいの頃はこの名前があまり好きではありませんでした。しかし、年齢を重ねるにつれて自分の名前を気に入るようになっていったように思います。

その理由として大きいのが、初対面の人にも覚えてもらいやすいということです。そのためか、同年代で僕のことを苗字で呼ぶ人はほとんどいないように思います。しかし、この「覚えやすい」という特性をもたらす要素の9割以上を占めるのは某熱血テニスプレイヤーと同じ読みであるということなのではないかと思います。

ここで時々考えるのが、彼はめちゃくちゃアツいのに自分はかなり冷めているな、ということです。彼はいつだって100%で物事に取り組み、自分にも他人にも高い目標を課し耳が割れんばかりの爆音でチアアップをしています。それに対して僕はある程度の余力を残して物事に取り組むことも多く、自分にも他人にも基本甘めです。もちろんこのことは必ずしも悪いことばかりであるとは思いません。少し冷めているくらいの1歩引いた視線も時には必要ですし、それによって何か新しい気づきが生まれる可能性だってあります。しかし、ラグビー部での最高学年となった今、1%くらいは彼の要素も取り入れてみようと考えています。人生の中で「部活動」というものに取り組むおそらく最後になるであろうこの1年くらいは、自分の中に多少はあるアツく頑張れる人間への憧れを叶えられるよう頑張ってみたいと思います。

とは言いつつも、これ以降も外から見た自分の振る舞いはさほど変わらないように思います。これまでどおり1歩引いた目線は維持していこうと思いますし、他人に情やアツさで何かを訴えることも少ないかもしれません。それでも、自分に対する厳しさだけは少しだけ高めて物事に取り組んでいこうと思います。

珍しい名前の話からありふれた結論となってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

次は、日々S&Cの仕事に全力で取り組んでくれているあきらにバトンを回します。あきらとは意外にも趣味が共通している部分があり、最近では麻雀、少し前はAmong Usと、一緒にゲームをすることも多いため、勝手に親近感を抱いています。

自炊生活[ラグビー部リレー日記]

 written by 池田 怜央投稿日時:2022/03/11(金) 07:00

若菜さんからバトンを受け取りました、2年の池田怜央です。若菜先輩とはまだじっくり話す機会はないですが、いつも優しく教えて頂き感謝しています。

 

この一年間を振り返ってみると、ラグビーだけではなく、自分なりに成長したと感じます。コロナ禍で香港に居る家族とは行き来ができず、東京での一人暮らしはなかなか大変です。それでも最近は、授業、練習、家事をバランスよくこなせるようになり、徐々に慣れて来たと実感しています。そんな中、好きになった物の一つに料理があります。

 

料理をする理由はいくつかあります。まず、体重と体脂肪率が増えたために、みんなから「デル、お腹出てきてる!」などの指摘を受けて、自分の栄養をコントロールしなくてはいけないこと。また、寮の周りには、実家で食べていたような家庭料理は見つからず、自炊をする事でその味を再現したいからです。

 

これから、この一年間の中で特に美味かった料理を三つ紹介したいと思います。

 

まず、チートミールとしてよく作るのは、マッシュルームと鶏肉のクリーム煮込みです。寒い日や雨の日にちょうど良い料理です。キノコ、マスタード、鶏肉、クリームとローストポテトのコンボが最高です!

 

次に、ボロネーゼパスタ。プロのラガーマンにも人気の料理で、幼い頃から食べている一皿です。牛ひき肉、にんじん、セロリ、トマトとハーブを二時間ぐらい煮込んで、パスタと合わせる筋肉飯です。試合前におすすめな料理です!

 

最後に、簡単なジェノベーゼパスタ。フランスでは、定番の家庭料理です。練習後やウェイト後はいつも疲れ切っています。料理が面倒くさい日はこれを作ります。グリルチキンに良く合います!

 

以上、僕のおすすめ自炊料理でした。

 

海外の家族は遠く、一年以上帰省できていませんが、日本には東大ラグビー部という新しい家族ができた事がとても嬉しいです。日々キツイ練習の中、みんなの笑顔と笑い声が一番のモチベーションになっています。今後も毎日の練習に励みます。

 

次はスピード、爆発力とパワーがすごい修蔵さんにバトンを渡したいと思います。去年は一緒に試合に出場できませんでしたが、今年は修蔵さんとスイカを着る日を楽しみにしています!

サイコロ[ラグビー部リレー日記]

投稿日時:2022/03/10(木) 06:54

廣瀬からバトンを受け取りました、4年の伊藤です。私は継続的な努力が苦手な人間なので、昨年5月から怪我で長期離脱をし、お世辞にも面白いとは言えないリハビリを毎日コツコツと堅実にこなしてきた廣瀬のことは心から尊敬していますし、このラストイヤーが彼自身にとって満足のいく1年間になることを願ってやみません。



「計画的偶発性理論」という考え方をご存知だろうか。
「個人のキャリアの8割は偶然の出来事によって決定される」とする、この理論の要点は次の3つである。
①予期せぬ出来事がキャリアを左右する
②偶然の出来事が起きたとき、行動や努力で新たなキャリアにつながる
③何か起きるのを待つのではなく、意図的に行動することでチャンスが増える
自分の「やりたいこと」という目的意識に固執し過ぎると、社会情勢などの外的要因によってそれが叶わなくなった時のリスクヘッジがうまくいかないし、目の前に想定外の道へのチャンスがあっても見逃してしまう。だから、今ある「やりたいこと」に縛られずに、予想外の出来事を積極的に探して受け入れ、「やりたいこと」を新発見・拡大していくことが大事であるらしい。

私はこの考え方を最近知ったのだが、自分のこれまでの人生との共通項が非常に多いために、至極当たり前のことをそれらしく言っているだけのように聞こえるほど腑に落ちた。
というのも、私のこれまでの人生では何か明確な「やりたいこと」が先に存在して、それに従って未来を選び取った、という局面がほとんどないからである。代わりに、何をするにもどんな組織に入るにもきっかけ自体は自分の意図しない出来事で、飛び込んでみて続けるうちにそれが自分の「やりたいこと」になっていった、というパターンがほとんどである。例えば、幼少期からの習い事。母のすすめでバイオリンを習い始めた。母に言われるままに気づけば習い始めていたが、続けるうちに楽しさに気づき、結局は自分の意志で10年以上続けた。また、現在はラグビー部に所属しているが、もともとラグビーファンだったわけでもなく、入部はテント列での出会いと新歓という偶然なくしてはあり得なかった。運動部に入ることもスタッフになることも入学当初は全く計画になく、新歓を受けるうちに人に惹かれ、ラグビー部入部という完全に想定外の選択肢を取ることにした。しかしこれも続けるうちにはや最後の年を迎え、大学卒業後も何らかの形でラグビー選手やアスリート全般をサポートする立場にありたいと考える程度には、現在のラグビー部スタッフとしての活動を気に入っている。
偶然の出来事から始めた諸々の活動を自分の「やりたいこと」として消化し、続ける意志を固めるまでにはそれぞれそれなりの紆余曲折はあった。しかし最終的にこれまでの人生を振り返った時、偶然の出会い・出来事に乗っかる形で挑戦してきたことの中で、別の選択肢をとればよかったと後悔しているものは1つもない。何か一つのことを人生を通して貫き通してきたわけではないけれど、どれも当時は楽しんで夢中でやっていたし、フィールドの違う様々な経験ができたことは、今の生活をそれなりに豊かにしてくれていると思う。
と考えると、私はこれまで計画的偶発性理論と親和性の高い人生を送ってきたわけである。偶然にある程度身を任せる楽しさを知ったから、今後も、偶然の出会いやチャンスによる人生の分岐点を大切にしていきたいと考えている。
(就職活動中の今こんな発言をすると、自分のなすべきことを突き詰めて計画的に人生を設計することから逃げているようにしか聞こえないのだが)
これからの人生も偶然を大切にして生きていく上で、これまでの人生の反省から学び・生かすべきことはなんだろうか。それは、計画的偶発性理論の要点の1つである、「何か起きるのを待つのではなく、意図的に行動することでチャンスを増やす」姿勢である。これまでの自分は探さずとも転がってきた偶然を受け入れるばかりで、偶然を積極的に探すことはしていなかった。今後の人生・キャリア選択においては、偶然に期待し、未知との遭遇を楽しむと同時に、そのような偶然を自ら探しに行くことで、今まで以上に自分の興味分野や「やりたいこと」を広げていきたい。
今はやっと本腰を入れて就職活動を始めたところであるが、すぐに実践できることとしては、現時点で思いつく「やりたいこと」に当てはまらない業界をスルーせずに、時間の許す限りではあるが幅広い業界に触れて、まだ見ぬ面白い仕事を探してみたいと思う。



次は2年生のデルにバトンを渡します。彼は日本での生活にもだいぶ慣れてきたようで、日本語も入部当初よりかなり上手になりました。背が高くて見た目は大人なのに中身は素直で後輩らしいところがチャーミングポイントだと思います。今年は、バトンを受け取った廣瀬同様、デルの試合での活躍も楽しみにしています。

 

くるみ[ラグビー部リレー日記]

 written by 廣瀨 健投稿日時:2022/03/06(日) 23:52

岩下からバトンを受け取りました、四年の廣瀬です。彼は優秀すぎる&お人好しすぎるため方々から仕事を依頼されており、尊敬の一方で時折かわいそうにもなります。無理はしないでください。

いつもは書く内容を少しは考えているのですが、今回は気づいたら期日が来てしまって時間がないので、昔の吉田さんの日記を参考に今思いつくやりたいことを挙げてみたいと思います。岩下と同様あと2回は気合入れて書きます。

・北海道に行きたい
日本全国行きたい場所を挙げるとキリないですが北海道は特別です。中でも行ってみたいのは知床です。大自然を散策して綺麗な空気を吸って身も心も洗いたいです。あといろんな海鮮丼を食べたり、雪まつりも行ってみたいです。釧路湿原でタンチョウを見たり、阿寒湖や洞爺湖などを巡るのもいいなと思います。

・滝に打たれたい
日常的に己の根性のなさを感じるので、喝を入れに行きたいです。どうせ行くのなら立ってられないくらい強烈な滝がいいです。東京近郊でもいくつかあるようなので弱さを克服したい方がいればぜひ一緒に行きましょう。

・露天の温泉にひたすら浸かりたい
これは最近の口癖になっています。僕は「湯→ご当地グルメ→湯→昼寝→グルメ→湯→爆睡」みたいなループが理想です。疲れを取るための温泉旅行に観光を交えるのは、個人的にナンセンスです。以前松元くん・平岡くんと宮城の秋保温泉に行きましたが、また東北の温泉巡りでもしたいです。

・満天の星空を見たい
駒場での夜練が終わり、消灯した後の夜空が結構好きです。ちょうど陸上競技場の方を見上げるとオリオン座が輝いていて、練習の達成感と相まってとても綺麗です。(今年は他の星座も覚えたいです。)
長野や四国も良さげですが、希望としては小笠原諸島です。中学の理科の先生が絶賛していたのでいつか必ず行きたいと思ってます。

・野宿してみたい
どこでもいいので寝袋で野宿もしてみたいです。アラームをかけずに朝日や鳥のさえずりで目覚めるという人間本来の目覚め方(?)をしたいです。貧乏学生なので宿代を浮かすためにもいいかなと思ってます。

・サイクリングしたい
前に高校の友達が大阪から東京まで漕いだという話を聞いて、キツそうだけどめっちゃいいなと思いました。野宿と併せて、いかにお金をかけずに遠くまで行けるかチャレンジみたいなのもありですね。

・ドライブしたい
前に経済学部メンバーで奥多摩や千葉にドライブした時はめっちゃ楽しかったです。次回までにミスチルの完璧なプレイリストを作っておきます。いつも運転してもらう側なので、卒部したら急いで免許を取って後列を脱したいです。

最近は練習がキツすぎる&将来への憂いのWパンチで結構参ってましたが、これらを達成できる日を楽しみにもうちょっと頑張ろうと思います。

次は、僕のメディカル担当としてずっと支えてくれた同期スタッフの若菜にバトンを渡します。僕と一緒に将来を悩んでいるそぶりを見せますが、根っからの天才なので良い意味で裏切られると確信しています。
 

Sound Mind, Sound Body[ラグビー部リレー日記]

 written by 岩下 大斗投稿日時:2022/03/03(木) 18:00

体の強さが魅力のアラタからバトンを受け取りました、新4年の岩下です。今シーズンのアラタの活躍には期待です。

ここ1年アシックスのスニーカーにハマっていて、特に白のGEL-LYTE Ⅲを昨夏に購入してからは毎日のように履いています。ランニングシューズやスパイクを履いている人はよくいますが、スニーカーを履いている人はあまり見かけません。今回は「スニーカー」としてのアシックスの魅力を書こうと思います。

 

  1. 日本人の足に合っている
    私がアシックスを好む一番の理由です。日本人の足の特徴として甲高・幅広があると思うのですが、さすがは国産ブランド、その特徴に合わせた靴づくりをしています。特にGEL-LYTE Ⅲはシュータンがスプリット型になっていて、自分の甲に合わせて調整することが可能です。私はかなりの甲高で海外ブランドのスニーカーだとかなり窮屈に感じていたのですが、変えてからはめちゃくちゃ快適に歩くことができています。

     
  2. 歩きやすさ
    すごい歩きやすいです。足にフィットしていて疲れを感じづらいのに加えて、ソール部分がかなり軽量で衝撃を吸収してくれる素材になっています。誇張とかなく、1日中歩いていても靴から来る疲れは全くありません。

     
  3. デザイン
    個人的にはかなり可愛いと思ってます。色も定番の白・黒からちょっと奇抜な色まで豊富に揃っていて、素材もレザーな感じのものやスウェード、デニムもあります。未だに街で見かけるダッドスニーカー的なのもあるので、それぞれのニーズにあった靴が必ず一足はあるかなといった感じです。ちなみに結構いろいろなコラボをしていて、ファッションブランドだけでなく、コカコーラだったり、建築家の隈研吾氏ともコラボスニーカーを出しています。

     
  4. 人とかぶらない
    今まで周りの人とかぶった事がありません。街中でもあまり見ない気がします。某海外ブランドのスニーカーはラグビー部内だけでもよく見かけるので、オリジナル路線に行きたい部員がいれば是非。
 
思いついた魅力を数点挙げさせてもらいましたが、本当にオススメなので是非一度履いてみてください。日本人、特に甲高・幅広の人は一度履いたら戻れなくなるでしょう。

4年になったし大作を書こうと思っていたのですが、自分の準備不足で自分の好きなものを紹介するリレー日記になってしまいました。シーズン終了までに後2回あるので、その2回で色々と書きたいなと思います。

次は2022シーズン主務の廣瀬にバトンを回します。インターンだったり分析セクションだったり廣瀬と一緒にいれて僕は楽しいです。
<<前へ

2022年3月

<<前月翌月>>
2022/03/31(木) 18:52
Tinbergen's four questions
2022/03/26(土) 10:06
冬休み
2022/03/25(金) 21:00
この目に見えないものを
2022/03/22(火) 22:20
あゝ春休み
2022/03/21(月) 19:00
泣く子も黙るインドア派
2022/03/19(土) 00:30
名前
2022/03/11(金) 07:00
自炊生活
2022/03/10(木) 06:54
サイコロ
2022/03/06(日) 23:52
くるみ
2022/03/03(木) 18:00
Sound Mind, Sound Body

アーカイブ

ブログ最新記事