ブログ 小寺 祐輝さんが書いた記事

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ジャパンが教えてくれたこと[ラグビー部リレー日記]

 written by 小寺 祐輝投稿日時:2015/09/26(土) 22:24

法学部の大先輩難波さんからバトンを受け取りました2年の小寺です。紹介にあった通り鼻骨骨折の修復手術を受け、ブラッド・ピットの鼻(自称)を手に入れました。大変満足しています。冗談はともかく、まず初めに更新が遅くなり申し訳ありませんでした。

やや日はたってしまいましたがやはりこのことに触れさせてください。ジャパンvs南ア戦。感動しました。どうせ負けるだろうと思い、次の日の練習に備えて寝ていた私は勝利の一報を見てあわてて朝から見直しましたが、Liveでなくともこみあげてくるものがありました。スコットランドには負けてしまいましたがベスト8目指して頑張ってほしいものです。


そんなジャパンの戦いぶりを見て感じたことをつらつらと書いていきたいと思います。


ジャパンのスクラムはとても強くなりました。以前は強豪相手には押されて当たり前。それでも日本人は体格が劣るからと強化を後回しにしてきたと思います。しかしエディージョーンズがヘッドコーチに就任してからはスクラムを強化し、強豪相手にもスクラムで圧倒するような場面もありました。今まで言い訳をして目をつぶってきたようなところから目をそらさず、真正面から向き合った成果だと思います。自分も知らず知らずのうちに言い訳をし、妥協してしまっているところがあるのではないか。大いに考えさせられました。


ジャパンはずいぶん前からワールドカップでのベスト8進出とそのための初戦南ア戦勝利を目標として公言してきました。南ア戦の前までは我々ラグビーファンを含めて実際に達成できると思っていた人はほとんどいなかったと思います。しかしジャパンは実際に南アに勝利し、やや難しくはなりましたがベスト8を狙える位置にいます。これもジャパンの選手とスタッフが本気でベスト8に行ける、南アに勝てると信じそのためのいい準備を行ってきたからでしょう。意志あるところに道はある。逆を言えば意志なきところに道はない。目標達成には自分たちがそれをやりきるという意志、できるんだという強い意志が必要であることを感じました。

妥協や言い訳をしないこと。目標達成のための強い意志を持つこと。これこそジャパンが教えてくれたことであり今の自分に足りないところだと思います。
対抗戦はまだまだ始まったばかりです。入れ替え戦出場という目標に向けて、言い訳や妥協を排し、強い意志を持って日々の練習に取り組んでいこうと思います。

素人の拙文を最後までお読みくださりありがとうございました。
次は同期の新岡にお願いしたいと思います。
 

今、ここ、とことん全力[ラグビー部リレー日記]

 written by 小寺 祐輝投稿日時:2014/09/17(水) 20:30


 正確なキックと高いランニングスキルでJrのバックスを引っ張る岡本祥一君からバトンを受け取りました、1年の小寺祐輝です。紹介にあった通り、8月の肩の手術以降つけていた固定のための装具も取れ復帰への第一歩を踏み出すことができました。


 今、ここ、とことん全力


 春の会報の新入部員紹介のコーナーにおいて、今年の目標の欄に私はそう記しました。この言葉は高校時代の顧問の先生が常に私に語りかけてくださった言葉です。

 6月に一回目の肩の手術をして以来、私は皆が練習している横でリハビリを続ける毎日を送っています。しかし怪我人生活とは単調なもので、プレーするときの爽快感も達成感もありません。毎日同じリハビリメニューをこなし、部室の掃除や風呂沸かしをする。毎日がその繰り返しです。単調な毎日に嫌気がさしたり、自分ができることの少なさにやるせなさを感じることもしばしばです。そんな時私はこの言葉を思い出します。「小寺、今ここやぞ!」と先生が隣で語りかけてくるかのように。毎日が単調で退屈でも、自分のできることがどんなに少なくても、常にその一瞬一瞬において全力で頑張ろう。そうすることが未来の笑顔を生む。そう思うことができます。

 14日に行われた対抗戦初戦でチームは一橋大に敗れてしまいました。絶対に勝つと全員で意気込んで臨んだ試合だっただけにとても残念です。正直いまだに敗戦を受け入れられません。しかしいつまでも落ち込んでいるわけにはいきません。2週間後には武蔵大との対抗戦が控えています。常に今、ここ。終わってしまったことを後悔するより、次の試合に向けて何をすべきかを考え、今、ここの一瞬を全力で過ごすべきです。自分は試合に出ることはできませんが、練習中の雰囲気づくりなどできることを精一杯やりたいと思います。

 Jrチームは13日に防衛大と練習試合を行いました。結果は0-38で敗北。これで今季防衛大には2度目の敗戦です。大学からラグビーを始めた人も多いJrチームはアタックが機能せず、ディフェンスの時間が長いゲームとなってしまいました。「今のJrチームより高校の時のチームのほうが強かった。」先日ある1年部員とそういう会話をしました。しかし今、ここを全力で過ごすのであればそういった考えではいけません。確かに今は3年間一緒にプレーした高校のチームのほうがプレーしやすいかもしれません。しかしそのチームで3年後の対抗戦に出るわけにはいかないのです。常に今、ここ。このJrチームがどうすればもっと強くなれるのか、どうすれば3年後の対抗戦で活躍できるのか。Jrコーチだけが考えるのではなく自分たち1年がもっと主体的に考えていこうと思います。

 
 本来ならばリレー日記は自分の言葉で語るべきですが、今回は高校時代の先生の言葉をお借りしました。次のリレー日記を書く際には復帰を果たし、自分がプレーする中で感じた思いを自分の言葉で紡ぎたいと思います。

 次のリレー日記はなぜか写真を撮られることを極度に嫌がる2年の大畑さんにお願いしたいと思います。
 
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