ブログ 大平 綺乃さんが書いた記事

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楽しむということ[ラグビー部リレー日記]

 written by 大平 綺乃投稿日時:2017/10/07(土) 21:53

一年中秋らしいキノコ頭で季節感のない同期の下條からバトンを受け取りました、2年マネージャーの大平です。

食欲の秋、読書の秋、芸術の秋。
東大ラグビー部には、対抗戦の秋が訪れています。
その中で、グラウンドの脇で試合を見守るしかない者として感じるのは、選手にラグビーを楽しんでほしいということです。綺麗事に聞こえるかもしれません。「試合を楽しんで!」。中高時代、試合前にコーチや先輩からこの言葉をかけられた時、勝つことに躍起になっていた私は素直に受け入れることができませんでした。しかしマネージャーとして一歩外から見ていると、スポーツそれ自体を楽しむことがいかに大切であるか、少し分かるような気がします。

サッカー日本代表の乾選手は以前、「サッカーを楽しむやつには勝てっこない」とインタビューで語っていました。乾選手はリーガエスパニョーラ移籍2年目にしてスタメンやベンチから外れた時期、腐ることなく、同じ志を持つ信頼できるチームメイトの練習をとにかく楽しんだそうです。その後、彼は12試合連続スタメン出場、強豪バルセロナから印象的な2ゴールを奪い、スペインでの2年目を非常に良い形で終えました。

スポーツを、それも試合中に楽しむということは、常に精神的に安定し、楽しむ余裕を持つということです。試合中、緊張や不安で感情が波立つ中で、自身の良い時と悪い時の振れ幅を安定させる強いメンタリティーを持つことは重要なことです。もちろん言うほど簡単ではありません。残り5試合、選手全員が笑顔で試合を終えられることを願い、筆を置きたいと思います。

次は数々の奇怪な武勇伝でみんなを賑わせてくれる4年の佐々木さんに回したいと思います。

新しい春[ラグビー部リレー日記]

 written by 大平 綺乃投稿日時:2017/03/05(日) 19:44

おしゃれなお店をたくさん知っている素敵女子の竹村さんからバトンを受け取りました、新2年マネージャーの大平です。最近インフルエンザにかかったり花粉症に苦しんだりとつらいことが多いので、冬オフ中に行った台湾での楽しい思い出について書きたいと思います。

春節を控えた冬の台湾は、暖かで乾燥しておらず日本より過ごしやすかったです。標識や看板は全て漢字なのでわかりやすく、地下鉄に乗って気軽に移動できます。台湾で特に印象的だったのは食べ物です。漢方のような独特の香りの香辛料がよく効いており、空港に降り立つとどことなくほのかにその香りが漂ってきます。小籠包や火鍋などの定番の中華料理は、日本で食べる高級店以上のものが数百円で食べられます。まるで天国のようでした。中でも私のお気に入りは、「鳥の足」と「臭豆腐」です。鳥の足といっても日本では食べない、ウロコのようなもので覆われた足の部分です。字面だと少しグロテスクな珍味なのですが、せっかくの機会だと思って食べてみると、プリプリした食感で大変美味でした。臭豆腐は豆腐を熟成させた発酵食品です。想像を絶する臭さなのですが、揚げたり辛い鍋の具にして食べると、あっさりしていて美味しいです。どちらも日本では食べられないものなので、とてもあの味が恋しいです。

もうすぐ新歓期を迎えるということで、新入生にどんな言葉でラグビー部の魅力を伝えようか、と最近よく考えます。大学で心機一転新しいスポーツを始めたい人、高校で不完全燃焼だった人、とにかくラグビーが大好きな人。東大ラグビー部はどんな人にも密度の濃い大学生活を約束してくれる環境でしょう。ラグビーのラの字も知らなかった1年前の私にとっては、ちょうど台湾で味わったような新鮮さを持ち、好奇心を掻き立ててくれる存在でした。やっと2年生になりマネージャーの仕事に慣れてきた今でも、日常でありながら非日常であり、新たな発見が多くあります。私自身、エネルギッシュな1年生と沢山お話しできる新歓期をとても楽しみにしています。彼らの選択がいかなるものであれ、新入生の皆さんが後悔のない最高の4年間を送れるように祈りながら、筆を置きたいと思います。

駄文を最後まで読んでいただきありがとうございました。次は、いつも笑顔が爽やかな副将の樋口さんに回したいと思います。

ラグビー場へGO[ラグビー部リレー日記]

 written by 大平 綺乃投稿日時:2016/07/27(水) 18:13

いつもラグビーのことを考えていらっしゃる2年の太田さんからバトンを受け取りました、1年の大平です。
巷ではポケモンGOというゲームが流行っていますが、現在試験中の私は日々あの世へGOしています。特に先日ずっと気がかりだった数学の試験を終えましたが、叩きのめされた90分間で、遊び呆けてきた自分を呪いました。
しかし終わりがあれば始まりもあります。7月19日から東大ラグビー部は夏シーズンに入りました!私もテーピングやビデオなど仕事の幅や質を向上させ、懸命に練習に打ち込むプレーヤーさんを微力ながらもサポートしていきたいです。

さて、私のラグビーの知識はリレー日記で披露するにはお粗末すぎるので、僭越ながら自分の入部経緯などについて書かせて頂きたいと思います。実は入学当初、運動会のマネージャーをする気はあまりありませんでした。特にテント列では名だたる運動会のテントに連れ込まれたにもかかわらず、なぜかラグビー部だけはどさくさに紛れて勧誘を撒くことができました。しかし今振り返れば逆にご縁があったのかもしれません。いくつもの偶然が重なり入部するに至りました。

入部後は自分が予想以上に無能であることを痛感し沈む日もあれば、いい汗流すプレーヤーさんを見てスポーツっていいなとウズウズする日もあります。しかし、何より自分が入るはずのなかった世界を垣間見ることができ大変充実しています。私は今までの人生で誰かに支えられたことしかありません。運動会のマネージャーという選択肢はメジャーではなく、仕事も地味ですが、頑張っている誰かを陰ながら支えるという経験は得難いものだと思います。私は気も効かず動きもとろいですが、1日でも早く先輩マネージャーさんのようになりたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

次は先日の練習で鼻を怪我された4年生の大畑さんにバトンを回したいと思います。
美人女医さんパワーで1日でも早く回復されることをお祈りしています!
 
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