ブログ 萩原 雅貴さんが書いた記事

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副将として[ラグビー部リレー日記]

 written by 萩原 雅貴投稿日時:2017/12/18(月) 19:37

まさに、部を回している藤永からバトンをもらいました。四年萩原です。

 副将という立場になり、特に今年一年、多くの方に支えられて活動しているということを痛感しました。監督、コーチ、Jrコーチ、トレーナー、OBの皆様には本当に感謝しています。ありがとうございました。

 

 四年生の先輩方が引退する際に「四年の時が一番辛かった」と、過去に何度か聞いたことがあった。
当時下級生だった自分は、フィットネスもフィジカルも大学での練習を一番重ねた四年生が一番余裕もあるのではないか、と疑問に思っていた。長い間、本気でその理由が良く分からなかった。
それでも去年の11月頃、副将に就くことが決まったとき、「純粋にラグビーを楽しむのは今年までだ」と感じたことを覚えている。

 

 去年までの三年間、真剣にラグビーに取り組んだ自覚はある。
如何にしてパスがうまくなるか、速い球捌きが出来るか、DFで通用する体作りができるか、その時々であれこれ考えていた。練習でも良いプレーが出来たら嬉しいし、納得いかないプレーしか出来ないときは、焦りを覚えて自主練を繰り返した。
その過程が楽しかった。

 しかし、「チーム」に対して何か、声掛けをし、雰囲気を作ろうとし、鼓舞するような働きかけはしていなかった。
一部の選手がそういう働きかけをチームに対してしているのを、なんとなく見ているような、そんな選手であった。
そもそもそういう視点を持っていなかったから、チームに対しての声掛けも、なんとなく聞き流して、自分のプレーのことばかり考えていた。だから先輩方の言葉の意味するところが分からなかった。

 

今年は辛く長い、一年だった。


 これまでの三年間、もっと言えばラグビーを始めてからの六年間、無意識にリーダーに押し付けていた役回りを初めて担い、その難しさと、その辛さを実感した。
朝グラウンドに着いてみて、メンバーが揃わず、予定していた練習が出来なくなるのは日常茶飯事だし、遅刻、欠席、怪我人の多さなどに辟易することもしょっちゅうあった。
気の抜けたプレーや、責任感のないプレーをする人間には苛立ちを覚えることもあった。
また一方で、そういった事に対して、ある種自分のプレーを棚上げしてでも叱責しなければいけない事に、心苦さを感じた。
本当はこうしたいのに、こういう練習がしたいのに、できない。
自分の努力では変えられない条件の下で、それでも、迫り来る対抗戦に向けて練習を続けなければならない。
いっぺん立ち止まって一休みしたいけれど、背中を無理やりされている、そんなような気分の一年間だった。

 そんな理不尽なように思える環境であっても、四年生は、リーダーは、体を張り続け、チームを鼓舞し、先導していかなければならない。リーダーが体を張る、という言葉は去年までの三年間でも、何度も耳にしたが、その意味と重要さには気づいていなかった。
過去、下級生だった頃の自分からみた四年生達が、何食わぬ顔でしていたように思えたリーダーとしての役割は、想像を超えて大変なものだった。


 しかし、だからこそ、勝てた時は今まで感じていた勝利の喜びに加えて、また新しい嬉しさもあった。それだけでも副将をやって良かったと思えるくらいに十分な程に。試行錯誤した末に勝利するやりがいと、チームとしての成長と、プレッシャーが無くなる安堵のようなものが混じった喜びを感じることが出来た。

 学生として全力を尽くせる試合も京大戦のみとなった。
辛い日々で、試合の一つ一つの局面で、練習の中で、手足が痛かろうが、肺が苦しかろうが、自分の状況とは関係なく理不尽に訪れる大事な勝負所ではいつも頭に高校の顧問の言葉が浮かぶ。
 
 気持ちの問題だ

ラグビーを続ければ続けるほど、これが、安易な思考停止の末の根性論などではないことに気づく。七年やっても、ここが一番難しい。最後は気持ちの問題だ。
結果を出せなかった一年を払拭するような締めくくりにしたい。


次は、頼れるフランカーの1人、副将の樋口にお願いします。

両立[ラグビー部リレー日記]

 written by 萩原 雅貴投稿日時:2017/08/06(日) 17:45

合宿中に丸坊主にして河本と見分けがつかなくなった高橋からバトンを貰いました萩原です。
現在山中での合宿中ということで、練習に励んでおります。
練習と並行し院試の勉強も取り組んでいます。

今年の四年生は、8月末や秋に院試を控えた人が例年に比べてかなり多く、
中には合宿中に東京に戻る人もいます。

練習で疲労し、なかなか勉強に取り組めないこともありますが、お互いに
励ましあって乗り切りたいと思います。

次は、シニアに加わり、初日からコンタクト力の高さを見せ付けた一年の前原にお願いします。

 

新歓[ラグビー部リレー日記]

 written by 萩原 雅貴投稿日時:2017/03/27(月) 22:29


日々農業に勤しんでいる菅家からバトンを回してもらいました萩原です。


間も無く始まる新歓について書きたいと思います。

これから始まる大学生活をどのように過ごすか、新入生の皆さんは考えていることでしょう。

四月は色んな部活やサークルが新歓をやっているので、是非様々なところに顔を出して見ると良いと思います。

その中の一つの選択肢として、ラグビー部を考えてくれたらとても嬉しいです。

高校で初めてラグビーをやった時、ボールの形、投げ方、走り方、タックルなど、これまで経験したスポーツにはない要素が新鮮で、とても楽しく感じたことを覚えています。

やってみないとその面白さは分からないので、未経験の方は是非体験練習にでも来てください。
部員達が笑顔で対応します。

フレッシュな新入生を心待ちにして、最後の新歓を迎えたいと思います。

次は、ますます大きくなっている新2年の野村にバトンを回します。

昼食[ラグビー部リレー日記]

 written by 萩原 雅貴投稿日時:2016/10/19(水) 18:49


リハビリに努めている野村からバトンを頂きました、3年の萩原です。


最近では気温が下がり、朝起きても日が昇っていません。
雨もここ最近は少なく、スポーツをするには最適な気候で、暑かった夏の事もすっかり忘れました。

ところで、本郷のある中華料理店ではランチが10時代から食べられることを最近知って、時間をだいぶうまく使えるようになりました。

練習後に本郷で早めの昼食を食べて、なるべく空腹な時間を減らし、11時半から御殿下でWTをし、13時からの演習に出席することで、無駄なく過ごせる、といった具合です。

週で2、3回はその中華料理店に通っていますが、僕はいつもキクラゲと豚肉と卵の炒め物を頼んでいます。750円と安く、美味しいので本郷に行く機会があれば是非食べてみてください。


次は、同じくキクラゲの好きな樋口にお願いしたいと思います。
 

気持ちの問題[ラグビー部リレー日記]

 written by 萩原 雅貴投稿日時:2016/06/25(土) 18:47

いつも明るく部をサポートしてくれる竹村からバトンを受け取りました、3年の萩原です。
 
長かった春シーズンも終盤になり、残る定期戦は、九州戦のみとなりました。
今年の春シーズンは去年に比べて中々忙しい日々を過ごしています
工学部の授業が始まり平日の練習は最後まで参加することができませんし、毎日、夕方まで実験や演習が行われ、その後にウェイトトレーニングをし、帰宅したらレポートに取り組む、といった感じです。
毎日が夏休みのように暇だった二年生の頃が恋しくて仕方ありません。
 
しかし、忙しいのはやらない言い訳にはなりません。
 
こんな日々をどう乗り切ろうか考えた時に、高校の顧問の先生の事を思い出します。
先生は口癖のように「気持ちの問題だ」とおっしゃっていました。
「気持ちの問題だ」という言葉は便利なもので、ほとんどどんな状況にも適用できる魔法の言葉です。
フィットネスや、ウェイトトレーニングで最後まで追い込めるか、追い込めないか。タックルに入れるか入れないか。試合で最後まで走りきれるか、そうでないか。
だいたい気持ちの問題です。
 
同じように、練習、授業、WTを、どれも本気で取り組めるかどうかも「気持ちの問題」だと思い、過ごすようにしました。
やらない為の言い訳なら幾らでも見つかりますが、とりあえず本気でやってみることも楽しいと、この春シーズンで思い始めました。
 
これから九州、合宿、対抗戦と続きますが、更に気持ちを入れて頑張っていきたいと思います。
 
次は、全国各地の広告で見かける、3年の菅家にお願いしたいと思います。
 
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