主将 棚橋 春喜
主将 棚橋 春喜
――今では東大ラグビー部で主将を務める棚橋さんですが、どのようなきっかけでラグビーを始めたのですか?
きっかけは親に勧められたことと、地元にラグビースクールができたことですね。 小学2 年のころ、周りはラグビーなんてスポーツ知らなくて、そんな中でやってる自分にとって、ラグビーは1 つのアイデンティティだったと思います。 体をぶつけ合う強さを持ち、チームプレイを前提とした高度に戦術的なルールに子供の頃より非常に完成されたスポーツだと思いました。
――では、小さい頃からラグビーに親しんできた棚橋さんにとってラグビーの魅力とは何だと思いますか?
極限の非日常、ですかね。 普通に生活していたら味わえないような、興奮、歓喜、恐怖を一緒くたに楽しめることと言いますか、正面から迫る巨体におののき、それを弾き飛ばして前線を駆け抜ける高揚。 前にボールを投げられないということは、進むべき目前には敵しかいないということです。 そんな極限状態で必要とされる理性。スポーツの真髄ですね。
――昨年のW 杯以来ブームが到来しているラグビーですが、東大生が、東大でラグビーをすることにどのような意があるのでしょうか?
ノブレス・オブリージュ、と一言で済ませてしまえます。 イギリス上流階級のスポーツを源流にもつラグビーは常に紳士らしさを求められます。 それは社会的役割もそうですし、常日頃の立ち振る舞いもそうです。 それは東大生が社会的に求められていることと重なると思います。 東大生がやるからこそ意味がある、東大が強豪を倒す番狂わせに意味があるのだと思います。
――なるほど。では、東大ラグビー部とはどのようなチームですか?
非常に明るく仲の良い雰囲気でありますが、やるときはやる男ばかりがそろっています。 また、100 年近い伝統を保ち、常に挑戦を続ける。そんなチームです。
――では、最後に新入生に対して一言お願いします。
大学受験を終え、新生活が始まる新入生にとって様々なものが新鮮で、選択肢に富んだ生活であることと思います。 逆に言えば人生で一番過激な選択もできる瞬間でもあります。 この四年間はあらゆる失敗が許され、あらゆる苦難が君を強くします。 若さは追い風です。そこに挑戦という帆を張るなら大きいほうがいい。 諸君の果敢な挑戦を期待しています。


新歓代表 上田 崇貴
新歓代表 上田 崇貴
――W 杯でラグビー日本代表が大活躍しましたが、東大ラグビー部ってぶっちゃけどうなんですか?
日本代表はW 杯で大躍進を遂げましたが、昨年東大ラグビー部は目標を達成することができませんでした。 昨年は自分自身も並々ならぬ意気込みを持っていましたし、実際に試合に出た身としてもどのチームも大差なかったことを考えると、 ジャパンが歓喜している一方で自分たちが結果につなげられなかったのは非常に残念です。 しかし、一方で日本代表がハードな練習をして格上の相手に勝つことができたことは自分達に希望を与えてくれ、 今年自分達がどこまでできるかワクワクしています。 今年はコーチやトレーナー陣の充実などの様々な変革により、東大ラグビー部の躍進を確信しています。
――運動会ってやっぱり大変なのではないですか?
確かにサークルなどに比べれば当然練習も必須であり、他の一般的な大学生よりはキツイ面もありますが、 大変なことを乗り越えてこそ得られる楽しみがあります。 例えばみんなでハードな練習を乗り越えることで得られる一体感や達成感は運動会だからこそ得られる感情でしょう。 また、自分たちの努力が結実し勝利できた時の喜びはひとしおです。 勝利を目指して本気で練習に取り組んでいる東大ラグビー部ならではの経験が溢れています。 こうした経験はサークルでは味わえません。
――なるほど。では、東大ラグビー部のいいところは何ですか?
まず、部員が個性的で一緒にいて楽しい人ばかりというのがありますね。 練習自体はしんどいこともあるけれど、愉快な同期や先輩後輩に会うために部活に来ようと思える。 そんな素敵な仲間たちと一緒にいられる時間はかけがえのない財産です。 また、現役部員だけではなくOB や外部の人たちも自分たちを応援してくれます。 仲間や自分たちを支えてくれる方々などの人との繋がりは東大ラグビー部が自慢できる最大のポイントの一つですね。
――そうですか。では最後に新入生に一言お願いします。
ひとたび社会に出ると本気で何かに打ち込むのはなかなか難しいと思います。 その意味では大学生活はスポーツに本気で打ち込める最後の四年間になります。 新入生には大学で自分が全力で打ち込めるものをぜひ見つけてほしいです。 ラグビー部は楽しいだけでなく四年間終わった後に自分はラグビーに打ち込んだのだという充足感・自信を得られることを絶対に保証します。 一緒に楽しくて充実した大学生活を作り出していきましょう!