スタバ
気骨のある中高一貫男子校出身東大生ならめったに使うことはないが、利用する東大生のおしゃれ大学生であリたいという心持ちは評価できる。「気骨」のある彼らからの若干の軽蔑は免れないが、充電が可能である点、机が広々としている点、店員が優しい点、思いがけない出会いが多い点を踏まえると案外悪い選択肢でもないのかもしれない。かわいい逆張リによって視野を狭められている東大生よ、恥を捨て、プライドを捨て、スタバヘゆけ。そこには可愛い女の子と限リない生産性が待っている。
投稿日時:2026/07/24(金) 23:00
気骨のある中高一貫男子校出身東大生ならめったに使うことはないが、利用する東大生のおしゃれ大学生であリたいという心持ちは評価できる。「気骨」のある彼らからの若干の軽蔑は免れないが、充電が可能である点、机が広々としている点、店員が優しい点、思いがけない出会いが多い点を踏まえると案外悪い選択肢でもないのかもしれない。かわいい逆張リによって視野を狭められている東大生よ、恥を捨て、プライドを捨て、スタバヘゆけ。そこには可愛い女の子と限リない生産性が待っている。
近年はやたらとおしゃれな図書館が増えつつあるようだが、返却済みの本がワゴンに乱雑無章に積み上げられ、壁にはカビが少し目立つ、古き良き図書館が良い。一生懸命広げた朝日新聞に厳しい眼差しを向ける老人の姿や、3回目の「ノルウェイの森」を読む哀愁漂う婦人の隣で勉強すると、やはりどこからかやる気が湧いてくる。とっくに本は見飽きたと言わんばかりの冷めた表情で、本に汚れがないか確認する司書も良い。あまりに心地よいので無意識に本棚へ手が伸びてしまうのが玉に瑕か。
マルチの勧誘が盛んに行われている、人間の欲渦巻く良心の墓場。人間観察ができ、値段の割にかなり控えめなサイズにまとまったサンドウィッチを頬張りながら社会に出た時のための人生の教訓が得られる。人生における意味は計り知れないが、帰る時の財布がやたら軽くなっていることには気づかないことにしている。
よく効いた空調を享受しにやってきた年金暮らしのおばさんから、悪趣味な時計を光らせながら、幼稚園に通う息子の手を引いて一生懸命に買い物をしているイクメンパパに至るまで、多種多様な人間模様を垣間見れる上、絶妙な居心地の悪さが眠気や注意散漫を防止してくれているのもありがたい。空いた机と席をふきにやってくる清掃員の生暖かい視線が気になるが、それを含めてもアットホームな素晴らしい空間である。
いわゆる勉強厨の巣窟。他にも、公衆の面前で塾のテキストをかっぴらき、受験産業の呪縛から逃れられずに貴重な大学生活を受験マシンの再生産に捧げている人も散見される。もちろん勉強に勤しむことは良いことかもしれないが、少なくとも駒場図書館ではわかりもしない難しそうな哲学書を読んでいるふりをするくらいの余裕は見せてほしいものだ。
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