ラグビー部リレー日記

自己紹介

投稿日時:2026/08/31(月) 08:23

去る菅平合宿の相部屋で人目を憚らず漢泣きしていたという百瀬からバトンを受け取りました、4年の佐藤です。何かと話を回すポジションに居座りがちな彼ですが、その一方で絶えず自ら話のネタを生産し続ける姿勢には感服します。

今回は、無限後退について考えたいと思います。
ももかいが同期の他己紹介をしてくれましたが、自己紹介もそれに劣らない面白さを秘めています。皆さんは自己紹介の無限性について考えたことがあるでしょうか。もっとも、自己紹介よりも自己言及と言った方が適切かもしれません。「私は〇〇です」と自己言及する時、「私=〇〇」を別の「私」が観測して説明しているということができます。1つ目の私(観察対象)を「私1」、2つめの私(観察者)を「私2」として、矢印を使って下記のように書いてみます。
私1 ← 私2
これは「私とは私1のことである」という説明になります。しかしこれでは、私2が私に含まれていないため不十分です。そこで、私2を観察する私3を置いてみます。
私1 ← 私2 ← 私3
これは「私とは私1と、それを見つめる私2によって成る」という説明になりますが、同様に私3が私に含まれていないという問題を抱えます。こうして後述の図のように「私」の追加は無限に続きます。正式な用語なのかは分かりませんが、これを無限後退と呼ぶことにします。
私1 ← 私2 ← 私3 ← …… ← 私n ← ……

① 無限後退の例として、真面目くんの思考があります。「『真面目な自分を意識的に抜け出してポップな人間になろう』という心持ち自体がすでに真面目だよね~」というよくある指摘です。これに上記の構造を当てはめてみます。
私1(真面目な自分)
← 私2(真面目な自分を反省する自分)
← 私3(反省という行為自体が真面目だと気づく自分)
← 私4(私3が行う反省の真面目さに気づく自分)
← ……
← 私n (私 n-1 が行う反省の真面目さに気づく自分)
← ……

② もう1つ例を挙げます。「悩むために悩んではいけない」というやつです。人は意識・無意識を問わず、意図的に悩むことがあります。自分は悩んでいるんだと言い聞かせることで、かわいそうな自分をいたわり外部からの批判をシャットアウトすることができるからです。ここにも同様に無限後退が見られます。
私1(悩んでいる自分)
← 私2(あえて悩んでいるのではないかと疑う自分)
← 私3(そうやって疑うこと自体、悩みの解決を先送りにしているのではないか)
← 私4(私3も自己分析を楽しんで悦に浸っているだけなのでは)
以下省略

なぜこんなことを書いてみたのかと言えば、私は往々にしてこの構造でぐるぐる悩んでしまいがちだからです。何かしらの悩みが袋小路に入った瞬間に、②のようなあり方で私n が次々に登場しフリーズしてしまいます。おそらく考えることが下手なのだと思います。となると、どうすれば上手に、ほどよく考えることができるのかという問いに辿り着きます。ここまで書いて、前々回のリレー日記でも同じ問いについて書いたことに気づきました。結局何も進歩していないことに気づき、若干のショックを受けています、笑。

もっと書きたいことがあったのですが、うまく整理できませんでした。
リレー日記の通常回もこれで最後なので、もっと綺麗な文章を書きたかったところです。

対抗戦頑張ろう!



次は1年生の奥にバトンを渡します。菅平合宿ではラグビー未経験ながらキレキレのステップを見せ、グラウンドを沸かせてくれました。のそのそと動く選手が多い東大ラグビー部に新風を吹かせてくれることを期待しています。

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