VOICE:2011年
 
合宿日記 磯崎智大
 

8/15 合宿2日目


今日で合宿2日目終了。大変。今日は自分のことを書きます。
ラグビー始めてはや1年半、もうとっくに「初心者」なんて言える時期ではないけれど、それでも試合や練習毎に、できないことや分からないことに遭遇する。
春には、本来僕がもらえるはずではないスイカを幾度か受け取り、その試合で毎回、自分が足を引っ張っているという無様な無力感を感じた。
現実的に、僕が今すぐ、例えば「チームを引っ張るスーパー主力プレイヤー」になることはできない。
だから、今夏合宿の自己目標。技術、体力、ラグビー的知力の面で、「最低限一人前」になること。
秋で一層成長できるよう、夏がその土台となるよう、日々精進します。

 

 


 

 

8/18 合宿5日目


今日は早稲田戦。久しぶりのスイカの試合。東北大戦以来の試合で、夏の練習の成果が問われるとあって白熱した試合になった。東大はFWがモールで1トライ、BKはワンツーで1トライを目標に掲げていて、それが達成された時にはリザーブとして見ていた僕まで目頭が熱くなった。結果としては負けてしまったけれど、チームでは、今までやってきた練習は正しかったこと、これからにつながる経験だったことを再確認できた。合宿はまだまだ中盤。これからも山ほどある延びしろをチームとしても個人としても、少しでも成長させて、対抗戦に臨みたい。

 

 


 

 

8/20 合宿7日目


今日はAvs大体大、Bvs明星大。A戦は僕はリザーブで横から見ていたのだが、まだまだ課題はあるものの、早稲田戦と同様、AT,DF両面で、チームの成長がはっきりと分かって感動した。1年生主体のB戦にはFLとして出場した。2年の自分がチームを引っ張らなければと感じながらも、ノックオン、ラックのペナルティを引き起こし、エイトに抜かれ、というかそもそも「圧倒的な」走力不足を痛感。むしろ自分が足を引っ張ってしまったことを非常に情けなく思い、何をどうしたら良いのかをモヤモヤ考える今日の消灯だった。

 

 


 

 

8/23 合宿10日目


今日は合宿第3タームの中日。
皆疲労が相当蓄積してきて、パフォーマンスが落ちている。けれど、学習院戦は間近。チームとしてのプレーの精度を上げなくてはならないのだろう。

個人的にはタックル・ヒットの改善が今日の目標だった。逃がさないタックル、強いヒットをどうしたらいいか色々考えて練習したし、10本に1本の成功が、10本に3本くらいの成功になってきた気がする。10本中10本成功できるようになるまでにはまだまだ努力が必要なのだけれど。

ヒットはまだうまくいかない。これが明日の課題。それから、最近首が、呼吸がおかしい。コンディション調整は駒場帰還後の課題。
よし、辛いけど明日も頑張ろう。

 

 


 

 

8/26 合宿13日目


第4ターム初日。第3タームから継続して、タックル等をはじめとしたブレークダウンの激しさ、DFのセットが課題とされ、夏合宿トータルの目標、「チーム、フィットネス、執念」が収斂していくことになる。実質、練習はあと1日。OB戦を迎え、長い長い夏合宿は終わる。

夏を通して、チームはとても強くなったと思う。反面、自分は元々下手なのに、呼吸を病み、首を傷めて、なんだか置いていかれてしまった感が否めない。努力はしたと胸を張って言えるけれど、自分に課した夏の目標を達成できたというには全然不充分。だから明日、ラストの練習では、どんなに痛くても抜けないし、自分の目標を達成できたと言えるよう、締め括りたいと思う。

 

 


 

 

8/28 合宿最終日


合宿、終了。皆で話したけれど、終わったという実感がない。それは「あと何回」と数えることがないくらい真剣に練習に取り組んだからかもしれないし、菅平と山中を往来しかからかもしれないし、理由は様々だろう。しかし、何にせよとてもとても辛かったけれど、反面、あっという間の十数日でもあった。

そして今日のOB戦。AもBも勝った。チームが練習した分だけ強くなっている実感がある。練習でやったことの1つ1つが試合に見てとれる。それは非常に充実した感覚。

一方でチームとしても、個人としても課題は残る。それは、駒場へ持ち帰る「宿題」。対抗戦初戦、あるいは深まる秋シーズンに向けてさらなる努力を約束します。