受験生応援企画

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余裕

 written by 武村 晋 投稿日時:2024/02/24(土) 22:31

谷脇くんからバトンを受け取りました新2年の武村です。彼の短いながら愛のある応援メッセージには心打たれました。彼のワードチョイスは一級品です。



 



僕が今年の受験生応援企画のトリを務めることになったのですが、僕自身、松岡修造のような熱血応援が得意なタイプではないのでチャットGPTの力を借ります。



受験生のみなさんへ!



熱い気持ちで受験に挑む時間がやってきました!今までの努力があなたの力になります。自分を信じて、決して諦めずに最後まで頑張ってください!この一瞬が、あなたの未来を切り開く大きなチャンスです。勝利の喜びを想像し、その力で突き進んでください!応援しています!あなたならきっと乗り越えられる!



 



 



僕からは受験本番で実力をフルで発揮するために、受験前に実際にやったことを紹介します。



それは受験本番で起こりうる全ての可能性を想定し、受験当日の自分の行動をマニュアル化しておくということです。まずはテストに関して、どの教科で何点取るかについてはもちろん、各教科の出来が悪かった時の他教科での挽回方法、合格点が高くなった時の点数の稼ぎ方といったあらゆる場面を想定し、自分の中でプランBプランCをたてていました。

これまではやっている受験生も多いと思いますが、心配性な僕はもっと細かく、テストを受けている時以外の過ごし方についてもあらかじめ想定していました。朝一の国語から集中するために前日は何時に寝て何時に起きるのか?テストが始まるまでの時間にどの参考書を見返すのか?午後眠くならないために昼飯はどれくらい食べるのか?昼休憩でリフレッシュするために何分くらい教室から出るのか?談笑している浪人生や高校同期をなるべく避けるためにどこを通ればいいのか?並ばずにトイレを使うために、いつトイレに行くのか?テストが回収される時にどうやったら自分の動揺を隠しつつ、周りの受験生をびびらすことができるか?などあげ出したらキリがありません。全て紙に書いたのですが、ルーズリーフの表裏2枚分くらいはあった気がします。



 



 



僕は中高6年間、灘校という日本一の進学校で過ごして、どんなに努力しても勝てない天才が一定数いるということは痛いほど思い知らされました。しかし、受験はそいつらと勝負ではありません。自分と同じように努力することしか取り柄がない人たちとの勝負です。その際、最後に差がつくのは、やはり自分の実力を100パーセント発揮できるかどうかにかかっていると思います。自分のやってきた努力を信じてそれを最大限に発揮できるのを願っています。



 



 



4月になったらラグビー場で会いましょう。確実に受験勉強よりたのしいですよ!



 



 



 

受験生応援!!📣📣

 written by 谷脇 匠心 投稿日時:2024/02/21(水) 16:34

和田からバトンを受け取りました、新2年の谷脇です。彼は同クラです。



 



受験まで残り一週間を切りました。まだやる気がある皆さんは最後まで諦めず頑張りましょう。合格可能性が上がるかもしれません。最後までやり切る力を持てるのは素晴らしいことです。やる気が尻すぼみな皆さんは5日程度で何かが変わる訳ないと確信して、これまでの自分を信じ泰然と日々を過ごしましょう。案外なんとかなるものです。



 



次は武村にバトンを渡します。彼は変わった人物です。

仮面のすゝめ

 written by 和田 裕太朗 投稿日時:2024/02/18(日) 22:37

同期一ガッツのある男モモカイからバトンを受け取りました。新2年の和田です。モモカイとは予備校が同じだったのですが浪人時代の彼は一番上のクラスに在籍していて、派手な金髪で圧倒的な存在感がありました。私も遠目からなんかすごいのがいるなあと思っていました。(笑)

さてモモカイの二番煎じになってしまいますが私にしか書けないことといえば仮面浪人のことだろうと思うので仮面浪人あるあるを書いていこうかなと思います。ちなみに一応仮面浪人について軽く説明すると、ほかの大学に在籍しながら浪人をするという、なんだか進学と浪人のいいとこどりをしたような制度です。

あるある① サークルに籍だけおきがち
仮面浪人では今いる大学に居続ける可能性もあるため落ちた場合サークル活動等にすぐシフトできるようにとりあえず会費だけ払って籍を置きます。私自身ポケモンサークルに会費500円を払って一応サークルに所属していました。(前の大学生活2年間で2回しか行かなかった)

あるある② 周りに仮面浪人のこと隠し通しがち
周りの友達はみないまいる大学で楽しもうとしています。そしてそんな空気のなかで今いる大学に満足せず仮面浪人をするといえば空気を壊してしまいます。そのため仮面浪人のことをまわりには隠します。私も前の大学でサークル活動もせず授業もあまり出ないことを友人に怪しまれ必死に言い訳を考えていたものです。そして大学にのみならず高校の浪人している同期、いわゆるガチ浪している人にもなんだか冷やかしみたいであまり言えないものです。

あるある③ 2つの塾に行きがち
私は通ってた大学の名前をいじって大学と予備校の2つの塾に通っているといっていました。東大の仮面浪人生のなかには2つの塾に通っていた人もそこそこいるのではないでしょうか

あるある④ 受験勉強以外のこともしがち
一応大学生でもあるため普通浪人生がしないような遊びなんかもします。また私含め夏ぐらいまでは普通にバイトをする人もいます。

あるある⑤ あまり苦悩しないがち
ガチ浪人生の中には勉強づけの日々や来年受かる保証もないどころか今年受かった大学さえおちてしまうかもしれないという不安、社会のレールから外れてしまったという感覚から苦悩する人も多いのではないでしょうか。その点仮面浪人生のなかには長期休みにに友達と平気で旅行に行く人もいて、落ちた時の保険や多くの気晴らしがあることから「なんだかんだ本命に落ちても行くところあるし」みたいなノリの人が多いような気がします。

あるある⑥ 成功率低いがち
春は仮面しながら今年こそ花を咲かせるんだ!と意気込んでても夏ぐらいになって今いる環境がなんだかんだ心地よくなって仮面浪人をやめたり、結局十分に受験勉強できず落ちてしまったりと仮面浪人の成功率はあまり高くありません。仮面浪人とはロウリスクロウリターンなのです・・・

ということで特別な事情がない限り仮面浪人をするぐらいなら普通に浪人しましょう。どうしても仮面浪人という選択をせざるを得ないなら大学の進級条件はチェックしたほうが良いと思います。私の通ってた予備校じゃないほうの塾は1年時に30単位を取らないと進級できなかったため仮面浪人一年目で第一志望に落ちてしまった私がその1年で得た成果は留年だけだったのです。

とここまで、読んでいる人の大多数にとっては関係ないことを長々と書いてしまいました。東大の入試まであと1週間ですね。残された時間は短いようにも思えますが、いままで受験勉強がうまくいっていない人でもこの期間でまだまだ逆転できるし学力面でも精神面でも大きく成長できる期間だと思います。最後の1週間体調にだけは気を付けて頑張ってください。そして合格をつかみ取ってきてください!

次は同期きっての狂人谷脇にバトンを渡します。彼は現役合格の天才だからか常人にはとても推し量れるような人物ではありません。彼がどんなことを書くのかとても楽しみです。

浪人生講座

 written by 百瀬 海 投稿日時:2024/02/13(火) 07:05

地方高校から現役合格を果たしたパーフェクトガールであるのなちゃんからバトンを受け取りました。新2年の百瀬です。のなちゃんは部活での仕事を積極的に、しかも効率的に行うのみならず学業の面でも高成績をとるような「素晴らしい人間」です。星野アイを「完璧で究極のアイドル」とするなら、のなちゃんは「完璧で究極のスタッフ」だと思います。



 



この時期になると東大受験生は私立受験やら追い込みやら大変ですね。



 



これまでの受験生応援企画では素晴らしい現役の方々が多かったですが、僕自身は1年浪人しています。(別に浪人している人が素晴らしくないわけではないです。)そのため、今回は浪人生に寄り添った内容を書こうかなと思います。ただ、ここで露骨に受験生を応援する内容を書いてもあまり面白くないと思うので、僕が思う「浪人生あるある」を紹介していこうと思います。共感していただけたら幸いです。



 



浪人生あるある①「夏までは気分絶好調だが秋になるにつれて病んでいく」



浪人生の皆さん、実感しているのではないでしょうか?夏までは現役生のレベルもそこまで高くないため、勉強しなくても余裕で良い判定が出ます。そのため心の余裕が生まれて中には遊びまくる奴らがいます。そうして夏までは気分が絶好調でなんだかまるで「お山の大将」にでもなったかのような感じになるのです。ところが夏を超えると部活を引退した現役生の追い上げやら、日が短くなることに影響されてだんだん焦燥感に駆られて憂鬱になってきます。もっとも、正直言うと僕自身は予備校で友達も作らず、ずっと夏も秋も勉強ばかりだったし、もともと一橋志望だったこともありディスアドバンテージがあったので夏は絶好調になることもなく、ずーっと病み期だったのでこのあるあるには当てはまりませんが...



 



ただ、僕が去年感じたのはこの秋の病み期を乗り越えられた受験生は1、2月逆に心のゆとりができて強い気がします。皆さんが今そうであることを願っています。



 



浪人生あるある②「同じ高校出身だが、もともとあまり関わりがなかった人と仲良くなる」



これも僕の体験談ではありませんが、僕の周りではよく聞く気がします。予備校に入ったばかりの時(4月頃)は他校出身の全く知らない人に声をかけるのはハードルが高く、だからと言って誰とも喋らないのも、一緒の帰る人がいないのもなんとなく嫌な感じがしますよね。そんな時頼りになるのが同じ高校出身の人です。もちろん高校時代から仲の良かった人がいればその人と一緒にいればいいんでしょうが、仲の良かった人と同じ予備校に通うとは限りません。そこで顔と名前を知ってるくらいの同じ高校出身者とよく喋るようになります。そうしているうちにだんだん仲良くなっていき、浪人生時代特有の「絆」が生まれる気がします。



 



浪人生あるある③「体重が激増or激減する」



これは僕にも当てはまります。僕自身浪人の1年間で体重が15kgも落ちてしまいました。浪人生になると勉強の優先度が大きくなるにつれて、食事を重んじる人と軽んじる人が出てきます。勉強のストレスで辛くなってしまった浪人生にはやけ食いしてストレスを解消する人がいるそうです。ラグビー部ではこういう人が多い気がします。そういう人は浪人で運動しないこともあり体重がどんどん増えます。逆に僕含め体重が減る人はストレスで胃の調子が悪くなりご飯が食べられなくなったり、本来食事に使うべき時間も勉強をすることで食事量が減ります。「まあご飯食べて勉強すると眠くなるし...」とか考えるようになります。そうして体重が激減していくのです。



 



浪人生あるある④「恋愛しないからアイドルにハマる」



これはあるあるというか僕の話ですが、浪人生のみなさんどうでしょうか?高校時代には好きな子がいたり、恋人がいた人も浪人するにあたって一度気持ちを改めて、恋愛をしない人が多い気がします。もちろん一部には浪人中でも上手く恋愛と勉強を両立させる人もいますが。そうやって恋愛をしなくなると、寂しくなってなんとなく可愛い人やかっこいい人を見たくなってしまいます。ちょっと夜寝る前の時間YouTubeでアイドルのチャンネルを見るようになると、あっという間に「推し」という存在が生まれます。「あぁ勉強辛いけどアイドルのおかげで頑張れる」とか思うようになります。そうして、気づいたらスマホの壁紙をアイドル、特に「推し」の写真にしています。僕自身受験生時代乃木坂46にハマっていました。



 



浪人生あるある⑤「大学に入ったらやりたいことが溜まる」



浪人中はなかなか遊びに行ったり、旅行に行ったり、運動したり、やりたいことができないですよね。高校の同期が大学でいろんなことをやっているのsnsやら人伝で聞くとなんとなく悶々としてきます。いや、今は勉強だ、と頑張っていてもやはり大学生楽しそうだなと思えてきます。そうしていると段々大学でやりたいことが溜まってきますよね。僕の大学に入ったらやりたいことリストはこんな感じでした。(実際はもっとありました)



・旅行に行く



・うまい寿司を食べに行く



・筋トレをする



・ラグビーの試合を見に行く



・フランスラグビーワールドカップを見に行く



・カラオケに行きまくる



・法律の勉強をする



達成しきれてないのが残念ですが、これからなんとか達成しようと思います。



 



浪人生あるある⑥「高校時代の思い出の写真を見返して泣きそうになる」



浪人するとsnsのアカウントをログアウトしたり、削除して勉強の気を逸らすものをシャットダウンしますよね。でもふとしたときになんかすっごく寂しくなったり、ノスタルジックな気分になります。そんなときにスマホに保存されている写真を見返してしまうんですね。過去を遡っていくと、高校の部活の写真とか文化祭でやった劇の写真とか色々出てきます。「あぁこんなこともあったな。」とか思ってみてるんですけど、なんか辛くなってきます。浪人している現実を受け入れられなくなってしまうからでしょうか?僕はこれで何度も泣きそうになりました。



 



 



こんな感じで色々書いてみましたがどうだったでしょうか?中には「これあるあるじゃないでしょ」というものがあったかもしれませんがまあそこは置いといてください。現役生の皆さんは全く共感できなかったと思いますが、応援してるので頑張ってください。現役生も浪人生も次は皆さんと新歓で会えるのを楽しみにしています。



 



次は2浪(k大学で仮面)で同じ予備校出身のワディーにバトンを渡します。ワディーは2浪しているため、年齢は一応僕の一個上ということになりますが、精神年齢は(良い意味で)若い気がします。2浪した有名人には岸田文雄さんとか、小泉純一郎さんとかいますが、ワディーには彼らにも負けない“大物感”がある気がします。そんな彼が受験生応援企画で何を語るのか楽しみです。

心配性な皆さんへ

 written by 橘 希奈 投稿日時:2024/02/12(月) 20:39

プレイヤーの古瀨からバトンを受け取りましたスタッフの橘です。たくさん褒めてもらって嬉しいので古瀨のいいところも書いておきます。彼はいつもゴミを率先してまとめてくれたり、自分が出る試合でなぜか選手の服をまとめてくれていたりと心配になるくらい優しいのでつい応援したくなってしまうような存在です。これからも一緒になぜか見下されがちな北関東の魅力をばんばん布教していきましょう!

二次試験があと2週間後に迫り、国公立の受験を控えた皆さんは毎日不安に押しつぶされそうになりながら机に向かっていることと思います。私も昔からとても心配症で自分のことになるとなんでも悪い方に考えてしまう癖があるので、その気持ちは痛いほど分かります。良い判定をとっても次の判定は落ちてしまうかもしれないと思ったり、苦手な数学で完答できてもたまたま運が良かっただけだと思ったり。そんな自分が本当に嫌で何度も変えようと思っていたのですが、古瀨も書いてくれたように人の性格なんて簡単に変えられるものではありません。今思えば自分の性格をありのまま受け入れてそれとどう折り合いをつけるか、どう自分を落ち着かせるか考えた方がよかったなと思います。

例えば私のような心配症の方には本番までに一度実際に自分の足で試験会場に行ってみることをお勧めします。特に地方から文科を受ける皆さん。乗り換えで高確率で使うであろう渋谷は思っている何倍も複雑で人だらけで迷路みたいです。もし当日迷ってしまおうものなら焦りに焦り、せっかく準備してきた100%の実力が発揮できなくなるかもしれません。私立受験の帰りでも二次試験の前乗りに来た日でもいいので絶対に一度下見に行っておいてください。

あとは適度に休憩をとることも大切です。頑張っている自分を自分できちんと褒めてあげてください。ちゃんと毎日寝て、おいしいご飯を食べて、あたたかいお風呂に入りましょう。自分を追い込みすぎるとネガティブになって効率も下がっていく一方です。あなたの価値を決めるものさしは勉強ができるかどうかだけでは決してないし、不安になるほど頑張っているあなたはそれだけでもう十分素敵です。受験の真っ只中にはなかなかそんな風に考えられないと思いますが、そんなマインドでいようと意識するだけでも少し心が軽くなるのではないでしょうか。

いろいろ書きましたが、結局自分を納得させられるのは自分だけです。終わってみればあんなに何か一つのことにこだわって毎日毎日努力し続けられたこと自体がいい思い出だと思えますし、自分にとって一つの確かな自信になります。ぜひ悔いだけは残さないように最後の最後まで走り抜けてください。駒場のラグビー場でお待ちしています。

次は、練習も筋トレも増量もストイックに頑張っているももかいにバトンを渡します。彼の努力に裏付けられた自信はとてもかっこよくて見習わないとな、と常々思っています。受験期のストイックエピソードもぜひ聞かせてください。
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