受験生応援企画

理系こそ現代文!

投稿日時:2025/02/12(水) 21:11


ピチピチのスタッフ・いとしんからバトンを受け取りました、かめいと申します。

いとしんはレフェリーをやりつつ、スタッフとしての仕事もきちんとこなす、ぼくとは対照的にマジメな男です。そんな彼とは誕生日が同じで、11月16日生まれ。実は、みくさんも同じ誕生日なんです。部員71人の中に誕生日が同じ人が3人もいるって、すごくないですか?これからもなかよくしてください(切実)

趣味のため、昨年9月に入部しました。これが初めての日記になります。よろしくお願いします!

受験生のみなさん、二次試験は目前ですね。

オデはADHDなので(診断こそされたことないですが、そんなこと自分で分かります)、朝は起きられないし、勉強を始めようと思っても他のことをしてしまうし……というふうに、かなり”厳しい”感じでした。ただ、一度始めてしまえば何時間でも集中できるタイプだったので、何時に出発しようと必ず家を出て、自習室の閉館まで勉強する生活を続けていましたよ。

そんな生活を送っていたわけですが、去年の今頃、何を勉強していたのか気になって、受験生時代の記録を見返してみました。すると、理系のくせに現代文ばかりやっていました。たぶん、かなり危機感を覚えていたのでしょう。なんせ、秋ごろまでは「理系にとって国語はおまけ(笑)」とナメた態度で取り組んでいましたから、そりゃ、できるはずありませんね。

ところが、最後の1、2週間、本気で取り組んだ成果が出たのか、本番ではなんと模試の2倍近い点数を取ることができました。いつも通りの点数なら落ちていたので、本当に国語に救われましたね。(中学受験では散々な目に遭わせてくれましたが……。)

ところで、みなさんがこれから臨む二次試験で、東大は何を問いたいのか分かりますか?

東大の試験に共通して求められるのは、「正確にかつ論理的に文章を読解し、解釈し、それを解答用紙にうまく表現する力」です。

「いや、数学や理科にそれは必要ないだろwwwww」と思ったあなた、それは間違いです。数学・理科も結局のところ、論理的に理解し、それを正しく表現することを求められています。なんでこんな偉そうに断言できるのかというと、採点者である東大が公式にそう言っているからです。

みなさん、アドミッション・ポリシー を読んだことはあるでしょうか? これは「東大がどんな人を求めているのか」を示したものです。東大を好きな子に例えるなら、これはいわば「アプローチの攻略本」。相手の好みも知らずにアタックしても、たぶんうまくいかないでしょう?まだ読んでいない受験生は、一度目を通してみることを強くおすすめします。

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/undergraduate/e01_01_18.html

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/undergraduate/e01_01_17.html

ぼくは9月ごろにアドミッション・ポリシーを読んでから、すべての科目で論理関係や回答上の表現をより意識して、過去問に取り組むようになりました。そして気づいたのです。

「嗚呼、現代文って結構大事だな」と。

どこかの予備校講師が言っていましたが、現代文はすべての科目の土台となる論理力・表現力を鍛えるために重要な科目です。

長くなりましたが、結論として、東大理系受験生こそ現代文を“捨てる”なんてことをしてほしくない です。知識と才能でゴリ押せる方はそれでもいいと思いますが、国語が足を引っ張って落ちた友人を何人も見てきたので、こう助言しています。

ちなみにぼくは5月までラグビーをやっていたせいで、化学が全然仕上がっておらず、現代文を二次試験2週間前までサボっていました。もっと早く取り組んでいれば、そんなに苦労しなかったかもなぁ。

今年受験する方で現代文をサボってきた人も、まだ間に合います!頑張ってみてください!

ちなみに、ぼくは 『ドラゴン現代文』(文英堂)を使いましたよ。

次は、愛知県屈指の名門・旭丘高校出身の理科Ⅰ類、池田琥士郎くんです。浪人率が高い中、現役で合格した彼は優秀です。ちなみに彼のスマホの壁紙は僕です。

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