2020年度体制について③

2020/02/16

【2020年度体制③コーチ陣】

 

本年度体制についてお知らせいたします。

  

本日はコーチ陣からの挨拶です。 

 

●監督兼部長

 

挑戦する価値を求めて

 

 大学での学生生活は貴重な時間を持つ。受験勉強で忙殺された高校生から仕事で忙殺される社会人の間にある4年間は、自己の可能性を探求し、人生の目的を模索し、大人へと成長する貴重な時間である。この時間をどのように使うかは人生を左右するといっても過言ではない。

 

 本物の学問に触れ、深く勉強するのも良いし、ベンチャーを立ち上げて社会における自分の可能性を探求するのもいい。何でもできるし、何をしても良い。ここで共通して言えることは、学生時代の時間を有効に活用して、大きく成長することが重要である。大きく成長するために最も必要なものは「挑戦」するマインドである。自らの意思で「挑戦」することは、時間的な余裕がないと難しい。学生生活の豊富な時間を存分に使って、自分を成長させるために「挑戦」することに拘わることは魅力的な時間の使い方である。

 

 「挑戦」の先には成功や失敗、挫折もあるだろう。価値ある失敗は素晴らしい成功を産むであろう。本当の挫折を知る人間は強くなる。中途半端な成功、失敗、挫折は意味がない。だからこそ,価値ある「挑戦」が必要不可欠である。駒場キャンパスのラグビー場は、心の底から「挑戦」したい人間だけが許される場である。この場で、自己の限界まで挑戦して欲しい。その挑戦は大きな価値を産むと信じている。挑戦しない人間は必要ない。時間の無駄である。挑戦しなくても良い場を選択すれば良い。

 

 東京大学ラグビー部は創部1921年に創部した。2020年は100年目にあたる。99年間、多くの先輩が「挑戦」を重ねてきた。ラグビー部を作ろうという挑戦からはじまり、慶應、早稲田、明治、立教に勝利しようという挑戦もあった。惨敗し、挫折することも多くあった。それらの全ての体験は「挑戦」が産んだ価値である。そして、その挑戦者は大人になり、社会で活躍している。

 東京大学ラグビー部が一番大切にしなければならないことは、間違い無く、比類なき「挑戦」である。これが無くなったら部の価値はない。全ての部員が、覚悟を決めて、「挑戦」することを願い、応援するだけである。

 

監督兼部長 青山和浩

 

●ヘッドコーチ

2018年シーズンから継続して、今季3年目のHCを務める深津です。

東大ラグビー部というチームは可能性の塊です。経験値は高くないかもしれないけれど、1人ひとりの選手に光るものがあり、ラグビーで成長したいという意欲があり、そしてこのチームにはもうすぐ創部100周年を迎える長い伝統があります。

コーチングスタッフとしての今季のミッションは、チームの「可能性」を「底力」に変えていくことです。もちろん、実際に戦うのは選手自身。成長するためにベストを尽くすのも、伝統の力をパフォーマンスに繋げていくのも、最後は選手たちの意志と行動にかかっています。でも私たちは、選手たちが持っている成長力を思い切り花開かせていくためにベストを尽くします。HCとして、選手の意志とポテンシャルを誰よりも信じて、チームを変革するために従来の発想にとらわれずに自らを“Update”していくことをコミットします。

ヘッドコーチ 深津晋一郎

 

●アシスタントコーチ

今期よりチーム全体強化、BKユニット全般コーチとして東大ラグビー部に携わる事になりました。本間と申します。

学生主体、フルタイムコーチがいない状況で練習を行っている現状がありますが、その事実を言い訳にしない様にグラウンドに足を運ぶ際は、常に100%でコーチングを行いたいと思っています。

東大としての強み、弱みを把握した上で、チーム力向上のスピードを上げる為に、ベーシックスキルの向上とチーム文化の変革を目標にして、今期はチームに良い影響を与えられるように心掛けてミッションを遂行します。

深津HCよりお声掛け頂き、東大ラグビー部に携われる機会を与えて頂いた事。

期待に応えられる様に、感謝の気持ちをお返し出来る様に、選手全員のパフォーマンスを最大限に引き上げる為に尽力致します。

アシスタントコーチ 本間直

 

 

本年は以上のコーチと学生で協働し目標達成を目指します。

 

 

新4年 木下朋香