対抗戦:vs上智大 接戦を制し、着実な成長を見せる

2008/10/25

対抗戦第4戦の上智大戦は、前週の一橋大戦に続き昨年の雪辱を期した試合となった。

 

序盤は上智大の動きが悪く、ミスにつけ込んだ東大がいきなり3連続トライをあげる展開となった。

しかし前半終了間際のトライをきっかけに勢いに乗った上智大が後半に激しく追い上げ、勝負は終盤までもつれた。

一時は3点差まで迫られた東大だったが、最後はFWが執念のトライを挙げ、38-28で東大が接戦をものにした。

 

これにより東大は3勝1敗となり、入替戦出場の可能性を大いに残して最大の山場である青山学院大戦を迎えることになった。

 

 

前後半の出だしを制したことを高く評価する内田監督

本試合の最も良かったところはゲームの入り方である。ようやく目指すゲームの入り方ができた。前半は開始早々、敵陣ゴールで敵キックをチャージ、ボールを押さえトライ。引き続き、2トライを獲得。前半終了間際にトライを許したが、後半も開始早々、落ち着いてドロップゴールを決めた。

ただ、その後は敵の執拗な攻撃に対して受け身に回り、オフサイドを繰り返し苦戦を強いられた。次はいよいよ青山学院大戦である。後半も挑戦者の気持ちを失うことなく、恐れず激しいコンタクトを目指そう。

 

来たる青山学院大戦へ向けてさらなる鍛錬を誓う石渡主将(CTB)

入替戦に辿り着くためにもう負けられない試合。手強いチーム相手に、内容はともかく勝てたことが大きい。
目標達成のためにまだまだ実力が不足していることは強く自覚しているので、後に残る三試合に向けて日々鍛えていきたい。

 

安定したスクラムで存在感を示した山本(PR)

スクラムで崩れることなく、相手と対等に組み合えた。一橋戦のように押すことはできなかったが、フッカーとのまとまりなどまずまずであったと思う。
ここ2試合、昨年は押された相手に対して組み合うことができ、スクラムは成長してきていると思う。
また、追いつかれそうになった試合展開においても、勝利をすることができ、チームの成長を感じる。
昨年のリベンジシリーズはひとまず終わり、ついに青学戦だ。

青学戦も対等にスクラムを組み、しぶといDFをして、勝利をしたい。