ラグビー部リレー日記

アメフト部と私

投稿日時:2015/09/16(水) 21:05

こんにちは。
夏合宿でルームメイトだった一年の文君からバトンを受け取りました、三年の小沢壱生です。
今回は、東大アメフト部と私の関係について書きたいと思います。
 
一年生の春、私はガタイの良さを買われて、ラグビー部とアメフト部から勧誘を受けていた。
 
東大のアメフト部は、部員100人以上を抱える大団体で、実績も残しており、名実ともに東大の部活の顔ともいえるような団体である。
 
熱心に勧誘を受けていたのはアメフト部のほうで、私のために前年度主将との食事の機会を設けてくださったり、
担当の先輩から「お前と同じフィールドでプレーしたい」と言っていただいたりしていた。(新歓の常套句かもしれないが) 
PVもNaverまとめで話題になるほどよくできており、アメフト部に入部するのはとても魅力的に思えた。
 
結局、私はラグビー部に入部した。
それは、その後のラグビー部の勧誘の巻き返しがすごかったこと、新入生セブンズ大会で運よくMVPを頂いたことなど理由はいろいろある。
 
しかし、心の奥底にあったのは、厳しい環境に身を置くことへの覚悟ができなかったからだと思う。
 
もちろんラグビー部が厳しい環境でないわけではない。
ただ、拘束時間が長かったり、当時は目標日本一を謳うだけあって練習がきついイメージがあったりして、相対的にアメフト部のほうが厳しい選択肢に思われた。実際、前年度主将の方にアメフト部に入ってよかったことを聞いたら、「死ぬほどきつい思いをできたこと」と言っていた。
とにかく、当時は大学生活が部活一色になってしまうのが嫌だった。
自分にとって、ラグビー部入部は逃げの選択だったと言ってもよいのかもしれない
 
ラグビー部に入ると、同じ心境の同期がいた。
そいつとはよく話したのだが、同じ心境なだけあって、私のラグビー部に来た理由をすぐに見抜いた。
私はとっさに否定したけれど、逃げているんだよと言われた。逃げてると言われるのが嫌な質なので向きになって反論したが、憎らしいほど正論だった。
そいつは一年の夏合宿後にアメフト部に移った。
 
それ以降、生活の中心が部活中心になってきて、厳しい練習も経て、部活への覚悟ができるようになってきてから、これならアメフト部でもよかったのではという後悔がしばらく後をついた。
アメフト部は憧憬と後悔とが混ざったような存在だった。
 
3年生になった現在、私にとってのアメフト部はモチベーションを与えてくれる存在へと変わっている。
上の存在であるアメフト部を思い浮かべればきついときも乗り越えられるし、なによりラグビー部で足場を固めた今、アメフト部には負けたくないという思いがある。
それが私のラグビーをする上での原動力でもある。
 
心の中には、あのとき違う選択をして、いまアメフト部でプレーする平行世界の中の自分がいる。
その自分には負けたくない。私は、ラグビー部で、今シーズン来シーズン、アメフト部よりいい成績を残したいと思う。
 
次は津川君にお願いします。

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