ソウル大遠征

2012/05/16

5月11日(金)~14日(月)にかけて、ソウル大遠征が行われました。東大ラグビー部はソウル大学と2年ごとに定期戦を行なっており、今年は東大がソウルに遠征することになっています。

11日、朝練で試合に向けて合わせを行なったあと、昼に羽田空港に集合し、ソウルに向けて出発しました。ソウルの金浦空港に到着したのは6時頃。バスに乗り込み、1時間ほどでソウル大に到着しました。初めての夕食にはやはりキムチが。韓国に来たということを実感しました。宿舎はホテルのような設備で、快適でした。

12日、ソウル大との定期戦が行われました。2年前は55対7で勝った相手ですが、今回はアウェーなので気を引き締めて臨みました。試合は、なかなか思ったようなプレーができず、歯がゆい展開となりましたが、最終的には勝利を収めることができました。慣れない海外のジャッジや、初めて使うグラウンド、観客の雰囲気に苦しみながらも勝てたことは収穫でした。試合後には、盛大なアフターマッチファンクションが行われ、両校の親睦を深めました。夜はソウル市内の店で恒例の飲み会が行われました。

13日、グループに分かれてソウル観光を行いました。それぞれのグループにはソウル大生がつき、案内してもらいました。どのグループも1日かけてソウルを満喫したようです。

14日、無事に帰国。昼過ぎに羽田に到着しました。

今回私たちを温かく迎えてくださったソウル大ラグビー部の関係者の皆さん、現地で通訳をしてくださった西中さんはじめOBの方々、本当にありがとうございました。2年後、東京での再会を楽しみにしております。

以下、遠征に参加した部員の感想を掲載しましたのでご覧ください。

江村(2年生)
ソウル遠征は4年に1度しかない機会です。そのような遠征に参加し、試合に出場できたことはとても幸運だったと思います。私個人にとっては海外でラグビーをすることは勿論、海外渡航さえ初めてでした。そのため、目に映るもの全てが新鮮でついつい興奮してしまい終始いつもよりテンションが高めでした。
 試合についてはレフリングなど環境の違いに戸惑うことが多かったことも一因ですが、多くの課題が残りました。個人としてはポジショニングやキックを改善しなくてはと強く感じました。2年後の対戦では圧倒して勝利したいです。
 試合は満足できる内容ではありませんでしたが、その後の交流会や翌日のソウル観光はとても充実したものだったと思います。ソウル観光では幾つかのグループに分かれ、ソウル大の方々の案内のもと世界遺産や韓国式マッサージなど思い思いの場所を訪れました。私自身も拙い英語に身振り手振りを交えてソウル大の方々とコミュニケーションをとり、それぞれの国の文化や大学生活について話すことができとても良い経験になりました。
 最後に様々な形でサポートして下さったOB・御父兄の方々、丁寧に出迎えてくださったソウル大ラグビー部の皆さんに感謝したいと思います。」

大熊(4年生)
初の海外遠征ということで、とても不安でしたが、試合に勝って無事帰国できたことが何よりも嬉しかったです。ソウル大学の宿舎はとても綺麗で、快適に生活をすることができました。試合翌日の観光の日には、ソウル大学の方に親切に案内して頂きました。試合のみならず、ソウル遠征自体が貴重な体験となりました。韓国語の通訳をして頂いた西中さんを始め、旅費などを工面して下さったOBの方々に、感謝申し上げます。」



(右下の写真は、ソウル大学構内に貼ってあった定期戦の宣伝ポスターです。)