ラグビー部リレー日記

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駒場のフィン・ラッセル

 written by 片桐 広貴 投稿日時:2025/12/16(火) 19:22

優秀なフランカー石澤からバトンをもらいました、4年の片桐広貴です。石澤はゲントと共に今シーズンのFWを立派に引っ張ってくれました。特に思い出に残っているのは、対抗戦前の東農大戦でゲントがいない中、4年生一人でFWを鼓舞している姿を見て頼りになるなと感じました。もう一つは学芸大戦のノーサイド後に泣き崩れる姿。共に悲しめないことに悔しさと申し訳なさを覚えました。もちろんカーフキックも体が覚えています。

俺をラグビー部に連れてきてくれてありがとう。4年生になってもあの頃の熱いヤツのままでいてくれて、おもろい。

最後のリレー日記は夢(目標に近い)について。

ーラグビー部に復帰ー

夢の一つ目はラグビー部に復帰すること。2年生の4月に試合中に脳の大怪我を受け、6月にラグビー部を退部した。退部は仕方がない事だと思っていたし、後悔はあまりない。けれど今では部に残る道もあったと思う。部を離れていた時間も宮田がハーフで出場するB戦や先輩の代の対抗戦を見たり、ラグビー部から気持ちが離れることはなかったが部に戻ってくることは考えになかった。

きっかけになったのは辻翔太の最後のリレー日記を読んだ時、面白いを超えて心が痛くなり同期にこんな思いをしてほしくない、仮に辛い思いを味わうとしてもその側でその過程を知っていたいと思った。俺に何ができるかわからないけど何かしたいと感じた。

吉村組の京大戦を見て同期の京大戦は現場にいたいという感情を抱き、その夜に福元に電話して復帰したいと願い出た。かなり衝動的な思いだったが覚悟はあった。電話する手は震えていた。

同期や後輩の暖かさのおかげで部にすぐに馴染むことができた。練習はなんとかついていけたし、4年生として練習中の声出しや部室の清掃など規律の面でチームにいい影響を与えることができた。

それでも選手として試合復帰するまでは長い道のりで、脳の安全を確保するためにフルコンタクトは7月までできなかった。国公立大会や春シーズンの定期戦は見ることしかできず、仕方ないけど試合日になるとチームと自分がリンクしていない気がした。その分、復帰戦の東農大B戦や九大戦にメンバー入りできたことは嬉しかった。同期と公式戦前の緊張感や高ぶりを味わえてやっとチームと同じ方向を向けて安心した。ラガーマンに戻るという夢が達成された。

同期の思いを共有したいと復帰したが、どこまでそれが達成できたか正直わからない。俺が知らなかったことも間違いなく多くあると思うので、これからの最後のリレー日記がすごく楽しみでもあり、少し怖かったりもする。それでもこの1年間、同期と後輩たちとラグビーできてすごく幸せだった。


ー駒場のフィン・ラッセルー

理想とするラグビープレーヤーはフィン・ラッセルを思い描いてきた。目立ちたがり屋だからか、縦横無尽にキック、鍼の穴を通すようなパスで観客を魅了するプレーに憧れた。東大のBKに求められるプレースタイルかは怪しいが、おそらく1年生のときにつけられた「ファンタジスタ」という痛いあだ名がこの拗らせを加速させてしまった。

今シーズンの自分を振り返ると現実は当たり前に厳しく、プレーヤー復帰してから夏合宿前のB戦2試合では10番を務めたが、パスは繋ぐので精一杯だしキックはダイレクトタッチに飛んでいくし理想と現実は大きく乖離していた。しかし裏は見えるようになっていったしパスは投げた分だけ上手くなっていたと思うので希望は持てた。夏合宿ではA、B合わせて5試合あったので全て出場して対抗戦までに強みを確立したいと意気込んだが、初戦で右足首を骨折してしまいプレーできず終わった。

時を進めて武蔵B戦で復帰し、先日チェイサーズ戦にも出場した。またブランクが空いてしまったし、アタックの時間が少なく自分の成長やグラウンド上での価値をアピールできず悔しかった。

最後のリレー日記にこの夢を書いた理由は1年生の時に、勝負を決めるのはFWという近年の東大の風潮が嫌だったし、本気でチームを勝たせるBKプレーヤーになりたいと思っていたからその答え合わせをこの場でしたかった。今年のホームページに掲載した個人目標も「対抗戦で観客を湧かす」を掲げたが叶うことはなかった。今は現実が重くのしかかり、1年生の時のようにこの夢に対する熱量を持てていないし、グラウンドで好きなことができるのは当たり前を100%できる人のみが許されるので俺には土台となる実力が足りなかったと感じる。

こんなラグビー人生を歩んでしまいとてももったいないと感じるし、夢を抱いてワクワクしていた頃の自分に申し訳ないと思ったり、でかい夢を見るなと思ったりする。それでも今でも自分が対抗戦で活躍する姿を空想するし、夢が復帰を後押ししてくれた面もあるので夢を持ち続けることは俺にとって大切だった。

ー京大戦に出場するー

最後の夢はシンプルに京大戦に出場することだ。8/20に右足首を骨折してから目標日記を毎日続けてきた。京大戦に間に合うかどうかと言われてからモチベーション向上のために始めて、基本的には次の日の行動目標を記してきたが、8/20に書いた「京大戦に出場する」という目標は幸いにもリハビリが想定以上に進んだおかげで、今は京大戦で勝つという目標になった。

今シーズンメンバー入りした7試合全てで負けて、自分の甘さを痛感している。ラグビー歴2年で運動神経は平凡なのに練習を人並みしかしなかった弱さが表面化した結果だと思う。1年間甘えてきて最後の少しの間努力しただけで大きく変わるとは思えないけどそれでも最後まで、最後だけでも自分に厳しく練習する。

名古屋大と京大はメンバーに選ばれるかわからないけど、非常に残念ながら俺の裏ちょん大活躍で勝利に導けることはないだろう。それでも全員が100%を出せば勝てると信じているので一緒に勝利を掴みにいこう。

最後に感謝を伝えます。

川出さん、一聡さん、笠原さん、鳥飼さん
皆さんのおかげで僕が1年生の頃と部活の雰囲気が全く変わって、どっちが良かったとかではなく、僕たちの代に合った雰囲気の中すごく楽しい、成長した一年が過ごせました。ありがとうございました。

田崎先生、荒木先生
田崎先生は頭の怪我からの復帰、荒木先生は足首の骨折からの復帰を支えてくださりありがとうございました。お二人のおかげで僕のラグビー人生の後悔が大きく減りました。本当にありがとうございました。

東大ラグビー部のOBOG、支えてくださる皆様
僕の目に見えるところはもちろん、見えないところにおいても平素より多くのご支援を賜り、誠にありがとうございます。僕たちが当たり前のようにラグビーに打ち込めている環境は決して当たり前ではないということを4年生になって改めて実感しました。今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

お母さん
息子に負担を掛けさせまいと、自由にやりたいことをやらせてくれて本当にありがとう。その想いに甘えてしまったけど社会に出てから恩返しします。願わくば足の速い体に産んで欲しかったです。

お父さん
ありがとう。これからもよろしく。

ラグビー部のみんな
復帰した俺を優しく受け入れてくれてありがとう。東大ラグビー部の一員として誇りが持てるのは、メンツが試合で体を張ってくれて、楽しく真摯にラグビーに打ち込む仲間がいるからです。俺が復帰して良かったと思ってくれたらそれだけで幸せです。


最後まで読んでくださりありがとうございました!ラグビー勝って楽しもうぜ!


次はのびのび育って羨ましい猿渡にバトンを渡します。身体的にも精神的にものびのびと育った猿渡ですが、彼も僕と同じく怪我に苦しんだ選手です。ラグビーを引退すると全ての怪我(脱毛を含む)が治ると自称しているので、引退後は元気でフサフサな猿渡と会うのが楽しみです。
 

タックルも人間も腰は低い方がカッコいい

 written by 石澤 諒馬 投稿日時:2025/12/15(月) 19:00

てつからバトンを受け取りました。四年の石澤です。てつは最高にうれしいことを言ってくれますね。てつは落ち着いてるしすごく話しやすくて、そのうえノリもいいので、人にモテるんだろうなーとつくづく感じます。一年生のころはただひたすら飯を食ってハイボリュームで筋トレして体重を増やしてイキってました。最初はそうあるべきだと思います。体重増やして軽いやつにプレッシャーをかけましょう。















最後のリレー日記、何を書くか迷いました。















石澤諒馬 23歳 冬







己の肉体と武術に限界を感じ悩みに悩み抜いた結果彼がたどり着いた結果は







感謝であった







自分自身を育ててくれた部活への限りなく大きな恩







自分なりに少しでも返そうと思い立ったのが







四年に一回 感謝のリレー日記!!







気を整え 拝み 祈り 構えて 書く















音を置き去りにするまで感謝を伝えたいと思います。







今振り返ると、高校でラグビーを始めるなんてとんでもないことをしたなと思います。中学校の親友がラグビーをやっていて、彼の美しい色黒ナチュラルマッスルボディをずっと見させられたことで、脳に筋肉の魅力が刷り込まれていました。そいつとは今でも仲がいいし、ラグビーがもたらした最初の出会いでした。感謝。







高校でラグビーを始めたとき、グラウンドで当時一橋大学ラグビー部の筋骨隆々の先輩方に「なんでラグビーを選んだの」と聞かれたのがついこの前のように感じます。何も知らないガリガリの僕の「体大きくして強くなりたいです」という馬鹿みたいな回答に「君は素晴らしい選択をした」と言ってくれたことが今も僕の心に残っています。あのときはただの新入生を歓迎する言葉としか思いませんでしたが、今はその言葉の意味が分かります。ラグビーは僕を精神的にも身体的にも本当に強くしてくれたし、僕の人生を変える素敵な人々に出会わせてくれました。ラグビーに出会えたことに感謝。







国立高校ラグビー部の仲間は最初にできたチームメイトでした。同期先輩後輩コーチ含め、アツいやつが多く、高校の青春をすべてささげてほんとによかったと思います。僕らの次の代は花園予選もベスト8まで行ってくれたし、本当に誇りに思います。ありがとう。



同期は大学でも続けてくれている人が多くて、東工、一橋、早稲田GWなどなど各地で頑張るみんなに刺激をもらっていました。出会いに感謝。







ときは経ち、東大ラグビー部に入部。東大ラグビー部に入っていなければ絶対に出会えなかっただろうさまざまな人たちと出会いました。すべての出会いに感謝。








デル、デイビス、友志を筆頭に、PEAKや交換留学生のラガーマンとの出会いは完全に僕の人生を変えました。小中高日本で暮らし、太平洋も日本海も越えたことのない僕に、世界の広さを教えてくれたのは間違いなく彼らです。ラグビー部に入っていなかったら、こんなにも面白くて超優秀な仲間と出会えていなかったと思うと、本当に入って良かったなと振り返っても思います。どうか、PEAKの部員は途絶えさせないでくれ。海外勢、帰国勢、勧誘頑張って。世界との出会いに感謝。







そして同期、17人でスタートしたものの、違う道を選んだ仲間が7人、勇気を持ってチームを離れた仲間も、今はそれぞれの道で頑張っていると聞き、誇らしく思います。残った10人はいわずもがな、ここまで各々の役割をまっとうしてくれました。つかず離れずの距離感が良かったです。あと二戦、四年がやりきりましょう。そんな同期に感謝。







東大ラグビー部の一番の魅力は未経験から始められることでしょう。カレッジスポーツのようにどの大学もゼロから始める魅力もある一方で、ラグビーという参入障壁が高めなスポーツを大学から始められる環境はそうそうありません。そんな素人たたき上げの組織にたくさんの様々なバックグラウンドを持つ後輩が入ってくれました。共に成長し、さまざまな魂震える試合を経験できたことはぼくの一生の宝物になるでしょう。少ない四年を支えてくれた後輩に感謝。







今年のチームを成り立たせてくれていた存在として、欠かせないのは、5年目をプレイしてくださった安富さん、あきおさん、辻、一木さんの先輩方です。必要なポジションをこなすだけでなく、積極的にチームに働きかけ、勝利をもたらしてくださいました。この四人がいなかったら、今年のチームの様相は大きく変わっていたでしょう。残り二戦ですが、改めて、感謝。







スタッフ陣がいなければ、東大ラグビー部は存在しえません。僕らが毎日好き勝手楕円球追っかけまわしていられるのも、スタッフが裏でとんでもない量の業務をこなしてくれているからです。S&Cセクションも広常やのなちゃんが常にデータや声掛けを担当してくれていたおかげで成り立っていました。いつもありがとう。縁の下の力持ちに感謝。







監督、コーチ陣の方々は、いつも僕らに必要な努力や考えを見せてくださいました。川出さん、青山さん、一聡さん、杉本さん、永山さん、鳥飼さん、中垣さん、大西さんをはじめ、スポットで来てくださった様々なコーチの方の一人ひとりが刺激になりました。一緒に戦ってくれたコーチの皆さんに感謝いたします。







振り返ってみれば、怪我の多い四年間でした。一年生は急な増量で膝を壊しかけたし、二年生は眼窩底骨折から始まり、何度脳震盪疑いだったことか、三年は一年中腰痛と戦っていたし、四年はまたもや骨折、肩、膝など不良箇所ばかりでした。そんなとき、常に診察、リハビリ、ケアをしてくださっていたのが工藤さん、笠原さん、SBC東京医療大学の皆さん、田崎先生、荒木先生のメディカル陣の皆様でした。怪我をしても安心して部活に戻れたのは皆さまのおかげです。感謝。







OBの皆様、そして支援してくださる様々な企業の皆様。皆様がいなければ僕らは活動できませんでした。期待して支援してくださってる皆さまに結果としてお返しするべきですが、お返しできたといえるような結果が出せなかったことは、悔いが残ります。残り二戦、支援してくださっている皆様のためにも死力を尽くします。引き続き応援よろしくお願いします。これまでの支援に感謝いたします。








そして両親。頻繁に怪我をして帰ってきたり、いきなり多額の請求をしたり、増量のためにとたらふく食わせてもらいました、迷惑かけることも多かったと思いますが、時々見に来てくれたり、見守ってくれてありがとう、お父さん。お母さんも見守って、応援してくれていた気がします。今後はいただいた投資を優に超えるリターンを返します。感謝。







そろそろ感謝のリレー日記が読者を置き去りにしはじめたので、終わりにしたいと思います。







最後に、東大ラグビー部に入って本当に良かったと思っています。この4年間を誇りに思います。



感謝が足りないぞって方は言って下されば代わりに感謝の正拳突きをして差し上げます。



これまでの感謝も責任も背負って残り2戦、腰の低いタックルでチームに勝利をもたらします。







次は帰ってきたストライカー片桐にバトンを渡します。片桐の紹介は過去のリレー日記を一つ使って書いたことがあります。ぜひそちらもご覧ください。片桐には僕が変にとがってた時期に様々迷惑をおかけしました。圧倒的なチームのムードメイカーとしてリーダーシップを発揮してくれている片桐には、将来、日本全体のムードメイカーとして活躍してほしいと思っています。片桐の明るさに感謝。

パワーグリップの詩

 written by 須藤 哲之介 投稿日時:2025/12/01(月) 21:08

ゆうしさんからバトンを受け取りました、1年の須藤です。さすがゆうしさん、僕のステップの才能に気づいていましたか。僕はその動きのキレのなさからよく同期や先輩にフォワード転向いじりをされるのですが、僕のバックス的魅力に気づいてくれるのはゆうしさんだけです。最近はお互いDLにいることもあり話す機会が増えましたが、その唯一無二の着眼点やマイペースな話ぶりもゆうしさんの魅力のひとつです。いつも穏やかなゆうしさんですが、いつか必ず僕のプレーでWTF‼︎と言わせたいです。

 

 

僕は1ヶ月前に股関節を怪我してDLに入ってからというもの、日々のウエイトトレーニングに全精神を注ぎ込んでいる。ウエイトは恋愛などと違い、努力が必ず報われるから好きだ。そんなウエイトにおいて僕が愛用しているアイテムがパワーグリップだ。このアイテムは僕の握力をサポートしてくれ、鍛えたい部位より先に手が疲れてしまうのを防いでくれる。そこで僕はいつも僕を助けてくれるパワーグリップについて詩を書いたので紹介する。

 

 

 

詩「パワーグリップ」

 

なにを持つにも君だより

にじむ汗こそ生きる訳

金具のにおいは努力の証

力を貸してよパワーグリップ

 

ぼくに力がでないとき

いつも背中を押してくれ

きょうあすあさってそばに居て

勇気を分けてよパワーグリップ

 

手の皮やぶけ手の豆つぶれ

背伸びもせずに素手のみ信じ

そんな人らは憧れの人

そんな人らに実はなりたい

でもありがとなパワーグリップ

 

なにを持つにも俺次第

にじむ血涙で生きるだけ

君のおかげでここまで来たが

夢素手で掴むその日のために

いつか外すよパワーグリップ

いつか外すよパワーグリップ

でも愛してるよパワーグリップ

 

 

 

 

次は4年生の石澤さんにバトンを渡します。ラグビー部最強タックラーの石澤さんは僕が描く「4年生像」をまさに体現している先輩で本当にかっこいいです。グラウンド内では誰よりも真剣に練習にとりくみながらも俺たちに鼓舞、激励も欠かさずしてくれる本当の意味でのムードメーカーだと思っています。僕のロッカーは石澤さんのロッカーに近いのでよくその肉体を近くで見ますが、毎度背中がデカすぎて驚きます。石澤さんは何か1年の頃意識して人より頑張っていたことはありますか?

Marry Me Chicken

 written by 木村デイビス 友志 投稿日時:2025/11/28(金) 10:31

泉澤からバトンを受け取りました、3年の木村デイビス友志です。 「ゆうし君」と紹介されてドキッとしました。ゆうしくんと呼ぶのは俺の母さんとばあちゃんだけなのです。

泉澤は俺の走り方とかを真似したいと言ってくれましたが、君は100kgを超えているので、走るのは俺に任せて、スクラムやハードコンタクトを君に任せます。これで最強のコンビになる!最近B戦があまりなかったので、泉澤のプレーを見る機会は少なかったですが、来月にかけて多くのB戦が予定されているので、泉澤のプレーを見るのを楽しみにしています。

前回のリレー日記では玉ねぎの切り方について書いたので、今回も「料理」というテーマで続きます。今日は、俺がよく作るお気に入りの料理 “Marry Me Chicken Pasta” を紹介します。 この料理が “Marry Me Chicken Pasta” と呼ばれる理由は、あまりに美味しすぎて、食べた人が思わず「結婚したい」と言いたくなるほどだからです。 泉澤のリレー日記を読んで、どうやら一年生は彼女を探している人が多いんだなと気づきました。彼女ができたら、この料理で喜ばせて、もしかしたら奥さんになってくれるかも!

では、作り方を紹介します。(二人分)

材料 

  • 鶏もも肉(皮付き)2枚
  • 塩コショウ
  • オリーブオイル 大さじ2
  • バター 大さじ2
  • 玉ねぎ 1個
  • ニンニク 4片
  • トマトペースト 大さじ3
  • コチュジャン 大さじ2
  • チキンストック 100ml
  • 生クリーム 100ml
  • コチュカル 大さじ1
  • オレガノ 小さじ1
  • レモン果汁 大さじ1
  • パスタ


作り方

  • 鶏もも肉に塩コショウで下味をつけ、冷たいフライパンに皮を下にして置き、中火にかける。皮がこんがりするまで10~15分焼き、裏返して1分ほど加熱する。
  • 一度肉を取り出し、そのままのフライパンにオリーブオイルとバターを加え、玉ねぎとニンニクを炒める。
  • トマトペーストとコチュジャンを加え、濃い赤色になるまで炒める。
  • チキンストックを加える。
  • 軽く煮立ったら生クリームを入れ、さらにコチュカル、オレガノ、レモンの皮と汁、バジルを加える。
  • ソースが少しとろっとしたら味を整え、鶏肉を皮目を上にして戻し、弱火で煮込む。
  • その間に塩を入れたお湯でパスタを茹でる。
  • 盛り付けて完成。Eat.

​​​​​​​次は1年生のてつにバトンを渡します。 俺と同じように、てつも名字じゃなくて名前で呼ばれる数少ないメンバーの一人で、そういうところは俺たち似ています。 実は彼のステップは人にあまり知られていませんが、意外とすごくて予測できない動きをします。練習でてつを止めるのはちょっと怖いです、捻挫しそう。 最近は怪我をしてしまいましたが、DLで毎日一生懸命頑張っているのを見ています。復帰する日を楽しみにしています。

愉快で最高な仲間たち

 written by 泉澤 颯杜 投稿日時:2025/11/26(水) 18:43

同期の大村からバトンを受け取りました、一年の泉澤です。大村は特に筋トレに対してストイックで、ジュニアの頃にBIG3合計700kgを目標に掲げていたのが印象的です。同じエニタイムフィットネスを使っている唯一の同期として親近感を抱いています。今度一緒に合トレ行こう!質問に関してですが、僕が食堂でご飯を食べないのは部室でシャワーを浴びるよりも直帰して家でお風呂に入った方が楽だと最近気づいたからです。怠惰でごめん。たまには食堂行こうと思います。

今回はこの学年初めての同期紹介をしていきたいと思います(あくまで筆者の主観です)。同期に怒られるかもしれないのであまり踏み込んだことは書けませんが、これを読んで興味を持った方は積極的に一年に話しかけてくれると嬉しいです。ポジション順に紹介していきます。

鎧塚 翔矢
部一のゆるキャラ的存在。筋骨隆々の大男を想起させるような名前をしている彼ですが、彼を形容するには「可愛い」という言葉が一番似合うと思います。どこか抜けたような声と愛くるしいシルエットを持ち合わせた彼の周囲では、自然と場が和みます。部員からはよろづと呼ばれ親しまれていますが、しょうやと呼ばれるとたまに嫌がることがあります。今現在ライトノベルを執筆しているとのことなので、今度僕にもこっそり読ませてください。

泉澤 颯杜
前回大村が完璧な紹介をしてくれたのでここでは割愛します。最近体重が104kgになりました。

川口 一彰
感情の起伏が激しいエンターテイナー。川口はテンションが高い時と低い時がものすごくわかりやすいです。高い時はニヤニヤしながら小突いてきてインディビに誘ってきますが、低い時はとにかく下を向いています。また、いじりやすい性格をしているのでいつも誰かと小競り合いをしている印象です。彼と一緒にいると何も考えなくて楽なのでついつい一緒に過ごしてしまいます。

本間 優斗
浦高が生んだフィジカルモンスター。本間は優しく穏やかそうな顔立ちとは対照的に、溢れんばかりの筋肉を携えています。彼の背中を見るたびにデカくなったなと感じるほどです。この前は週7回ウェイトトレーニングをしたと嬉しそうに自慢していました。かわいい。川口とたまに喧嘩しているのを見かけますが、おそらくじゃれ合っているだけなのでそっとしてあげてください。

朝山 拓也
開成が生んだ(?)恋愛モンスター。朝山は開成出身で1浪しているので一応僕の先輩にあたるのですが、彼のことを先輩と認めたことがありません。塩顔イケメンで巧みな話術を兼ね備えた彼は、こと恋愛に関しては百戦錬磨の達人です。開成にいてこんな人間を見たことがないので、開成卒が嘘という説も考えています。僕のことを部内で彼だけが下の名前で呼んでくるので、もしかしたら狙われてるんじゃないかと思っています。ごめんなさい。

砂川 祐太朗
熱い心を持った一年のホープ。砂川は一年生にして対抗戦5試合連続出場を果たしていて、同期の中で一番尊敬しています。ジュニア練が始まる前に参加した練習で、僕よりも先に死にそうになっていた頃が懐かしいです。プレーではFWの誰よりも動く高いフィットネスと、前にガンガン上げていく恐れのなさが持ち味です。仲間を鼓舞してくれる熱い心も持つ彼を、この代のキャプテン候補としてひそかに推しています。

大村 凰介
真面目でストイックな努力家。ピチピチのジーパンを履いている印象が強い彼は、起業したいと言ってラグビー部を辞めかけたことがありました。同期(特に上)の必死の説得によりなんとか残ってくれた彼は、未経験で技術的に追いつかない部分があっても、努力して日々成長し続けており、そのパッションを個人的にとてもリスペクトしています。将来どこかで化けてくれると確信しています。

森保 敬
笑顔が素敵な九州男児。森保は、顔を想像すると笑顔しか思い浮かばないほど常に笑顔を振りまいています。あだ名が 森保→もりぽ→ぽ と呼ばれ方がどんどん原型をとどめなくなっているのがちょっとかわいそうです。いつも朝練の30分前に来てハーフの練習をしており、勉強面でも暇な時間はほとんど図書館にいるという真面目さがギャップです。森保も遊びに行ったりするのでしょうか。今度カラオケにでも行きましょう。

織田 大夢
器用な天才ピアニスト。織田はパスもキックもピアノも卒なくこなす器用の体現者です。いつも余裕感を出しており、飲酒もできる年齢なので同期からたまにさん付けで呼ばれています。先輩との距離感が近く、コミュ力が高いなーと思う一方、女性相手には奥手で意外にもいまだに彼女ができたことがないそうです。最近は朝山に影響されたのかどうか知りませんが、彼女を作ろうと頑張っています。

須藤 哲之介
駒東が生んだメタビジョンの使い手。てつは同期の中で一番面白い人だと思っています。その魅力を言語化するのはかなり難しいのですが、彼の話には人を惹きこむ力があり、彼が話し始めるとつい黙ってしまうほどです。そんな彼にも最近悩みがあります。それは女性と話すときに自分を客観視してしまい、本当にその人が好きなのか自分でも分からなくなってしまうことだそうです。そのメタ的視点をラグビーにも生かしてみたら視野が広がっていいんじゃないかと思います。

岩崎 滉
最速変人スプリンター。岩崎は部内トップクラスの俊足の脚を持つ陸上部出身のウイングです。彼は未経験ながらその俊足を生かして、一度ボールを持ったら常人にはとめられないステップを見せてくれます。しばらくDLにいたこともあり、いまだにボールの扱いは苦手のようですが、期待値で言えば同期の中でトップだと思っています。また、普段はあまり見られませんがかなりの変人であり、合宿だとそれが顕著に現れます(ここでは詳細は控えます)。

上 瑛人
天性のスーパー陽キャ。サッカー部出身、ハーフかと思える程端正な顔立ち、そして先輩からも同期からも好かれる溌剌とした性格。その全てを持ち合わせているのが上瑛人という男です。僕が彼に勝てるのは身長くらいなもので、もし高身長だったらモデルかアイドルの道に進んでいて出会うことはなかったと思うので、低身長でよかったと内心思ったりもしています。こんな彼も現在絶賛彼女募集中です。

中野 颯志
クセつよラグビーエリート。颯志はいつも眠そうな目をしており、仲間内で強烈なノリを披露している、とてもクセの強い人間です。しかしラグビーに関することになると一変します。コントロールも威力も正確無比なキック力、試合前日でも筋トレをするというストイックさ、何時間かけてでもご飯を食べきる気合い、と心技体揃ったラグビーエリートそのものです。三年後、この代で入れ替え戦に出場するビジョンをもうすでに描いているそうです。関係ないですが、いつもテント運び手伝ってくれてありがとう。助かってます。

加藤 由希
天真爛漫なムードメーカー。ゆきはとても明るく、いつもスマイルを振りまいています。誰に対しても分け隔てなく接するコミュ力を僕にも分けて欲しいです。最近メンターが琴音さんからゆきに変わったのでこれからよろしくお願いします。部活以外であまり話す機会がないのでたまには同期で飯でも行きましょう。

松本 真歩
華奢なクールビューティー。まほは落ち着きのある大人の女性といったイメージがあります。ゆきとは完全に別系統なのでいいバランスだなというのが個人的な感想です。以前、まほのテーピング練習に付き合っていた時期があったのですが、テープがうまく切れないと悪戦苦闘していました。どれくらい上達したのでしょうか。

以上、長くなりましたが同期紹介でした。同期紹介なんて内容がすぐに浮かぶから簡単だろうと思っていましたが、逆に書くことが多すぎてコンパクトにまとめるのが難しかったです。なんとも個性的なメンバーが揃った一年生ですが、これからも切磋琢磨して成長していきたいと思います。

次は3年のゆうし君にバトンを渡します。ゆうし君は長く早い脚を持ち、しなやかな走りでキックオフの時に誰よりも先に現場にたどり着いてタックルをしている姿がとてもかっこいいです。僕が同じ走り方をしたらとても惨めになる気もしますが、何か真似できるところがあれば教えて欲しいです。
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