春合宿終了!!

2006/05/10

4月28日からおよそ10日間に渡って行われた春合宿が無事終了し、駒場へ帰ってきました。
1stQuarterの反省をもとに2ndQuarterへ最高のスタートを!!…のはずが、
かつてないほどの風邪の大流行という思わぬ罠にはまってしまいました。
一時はどうなることかと誰もが危惧していましたが、
その分生き残った人間は濃密な練習を行い、
また一人ひとりがチームを作っているという自覚を強く持つことができ、
OB戦ではAチーム、1年生中心のBチーム共に勝利を収めました!
駒場に帰ってからも、今週末のソウル大学戦、また今後に控える東北大戦、そして慶応大戦、九州大戦へ向けて、
まずは風邪をしっかり治し、チーム力向上を目指して進んでいきます。

 

春合宿を振り返る三笠監督

春合宿で学んだことは、


マネジメント面においては、根本的なところで、ここで総括と出すのは恥かしいぐらいだが、まずは体調管理の重要さ。 これは、1人1人だけでなく、チーム全体でのマネジメント・事前対策を今後強化していきたい。

フィールド面においては、津波のようなアタック、相手を押し返すようなコンタクトプレーを重点的に練習を行ったが、
その成果が試合の80分に通して出していけるようになりたい。
試合の入り、ピンチ・チャンスの時の全体の集中力をもっと高めることが今後の強化ポイント。
今週からの試合シリーズでは、テーマを「克勝」、「タックル」とし、
練習してきたものを高いテンションで試合全体を通して発揮し、
「自分たちの試合」を80分通して遂行できるようにしていきたい。

 

鋭いアタックとタックルを見せ見事春合宿のMVPに輝いた石渡陽一

僕自身にとって初めての本格的な合宿。絶え間ない練習がラグビーを考えることにつながり、考えたことをまた練習に還元するということの繰り返しは、単調でありながら非常に充実したものであった。練習最終日に設けられた試合では、強いヒットを自分の課題として臨んだが、ある程度良い感触をつかむことができた。

時折練習に対するテンションが落ちてしまうことがあったのは反省点だが、トータルで見れば有益な合宿生活をおくることができたと思う。この成果を春シーズンの試合に生かしていきたい。

 

主将、副将不在の中チームを引っ張った池田光隆

勝利で合宿を終えられたことが何よりよかった。 
課題としてはチャンネル0、1のDF。ターンオーバーするためにタックルするという意識。ターンオーバーにもっていけるドライブしながらのタックル。
これらを重点的に練習し、もっと成長して3週間後の慶応戦に全力で臨みたい。

 

チームただ一人のSOとして奮闘した紺野勝弥

まずは、春合宿を無事に皆勤で練習できたことが嬉しい。あんなにきつかったのに、それを乗り切ったことは大きな自信になった。

合宿で風邪が流行ったこともあり、練習に参加する人数が減ってしまった。そのおかげ(?)で、全ての練習においてSOのポジションにはいった。正直、何百回やったかわからない。その甲斐あって合宿前に比べ格段にうまくなった気がする。

合宿最終日のOB戦で、合宿でやってきたアタックのリズムを作り出すこと、きちんと判断してパスを散らすということ、メイクラインを速くしていい間合いに保つことが少しはできたんじゃないかなと思う。まだまだ練習しなきゃいけないけれども。うちのチームには走れる人がたくさんいるので、彼らを生かすためにいいパスを放ったり、アタックのテンポを良くして、みんながキモチ良くプレーできるようにしたい。
とまぁ、合宿で成長できたことに喜びを感じているが、今は合宿が終わったことにただただホッとしている。
今週から試合がたくさん行われるので、温泉で疲れを癒した身体に鞭打って水曜からの練習にまた新たな気持ちで臨みたい。

 

OB戦でトライ量産!!上田北斗

春合宿を通じて、チームが確実に成長したのを実感することができた。

バックスは味方と敵の人数によってどのように攻めるかを明確化し、特に余っている局面で確実にトライまたは大きなゲインをすることを重点的に練習した結果、試合でも非常に良い形でトライを挙げることができた。

風邪の流行のせいで十分に練習できなかった人が多かったのは残念だが、内容はとても濃い合宿だったと思う。

 

唯一1年生として合宿に全参加した池田雄一

春合宿に1年は途中から合流する予定だったが、自分は最初から参加した。

施設は綺麗だったがグランドが土で、駒場の人工芝で毎日二部練した方がいいじゃん。と思っていたが、合宿は規則正しい生活、しっかりした食事、毎晩のミーティングなどラグビーに集中できる最高の環境で行われ、また共同生活の中で先輩との交流を深めることもでき非常に充実したものだった。

自分は途中に風邪をひき練習を休んだが、最後のOB戦には出場して自身の大学初トライを挙げることができ、チームも勝ち、いい形で合宿をやり遂げたことが今後の夏に向けて大きな弾みになった。と同時に今後の自分の課題も見つかったのでこれから日々努力していきたい。