対抗戦:vs学習院大 6年目の勝利、入替戦へ望みをつなぐ
2008/11/24
前節の敗戦で後が無くなった東大の対抗戦第6戦の相手は学習院大学。
東大のBリーグ降格以来5年連続で対戦し、接戦を演じながらも全て跳ね返され続けてきた相手である。
まずは陣地の獲得を狙う東大に対し、学習院は自陣から積極的に攻撃を仕掛け、これを東大がディフェンスする展開になる。
先にトライを挙げたのは学習院であったが、東大もすぐにFWがトライを返し、7-5と逆転に成功する。
この後両チームが1トライを加え、14-12と東大が2点のリードをもって前半を折り返す。
後半に入ると東大は2点のリードを生かし、ひたすら敵陣に張り付きじっくりと時間を消費する戦い方を選択する。
この戦略は成功しつつあったが、残り10分というところでターンオーバーから一挙にトライを奪われ、逆転を許してしまう。
しかしその直後、東大は学習院の浅いオープンキックを逃さず、そこから一気に再逆転のトライを挙げ、再び2点差とする。
最後の5分間は東大FWが見事な集中力でボールキープを続け時間を使いきり、19-17で学習院から悲願の勝利をあげた。
この勝利により東大は最終戦で成城大に勝利すれば、他校の試合結果次第ではあるが入替戦出場の可能性を残した。
「東大の目指すラグビー」の結実に手応えを感じる内田監督
ガチンコゲームを80分間継続することができた。ここにきてようやく東大の目指すラグビーが形を成してきたと思うようなゲームであった。個々にはまだまだレベルアップしなければならない箇所が多々あるが、目指す方向は間違っていないと全員で確認したことが最大の収穫であろう。最終ゲームに向け、もう一段のレベルアップを図り、我々のラグビーはこれだと確信し、自信となる試合を実現しよう。
ブラインド側から積極的に攻撃に参加し多くのゲインを奪った深町(WTB)
入れ替え戦出場へ望みを残すために、また、対学習院戦の連敗を止めるためにも絶対に勝ちたい試合だった。
試合展開はどちらが勝ってもおかしくないシーソーゲームだったが、ほんの少しの勝ちたいという気持ちの差が結果に顕れたと思う。
個人的には、バッキングに行くのが遅れて相手WTBにトライを許したりと反省点が多くあるので、それを改善して次の成城戦に生かしたいと思う。
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