対抗戦:vs成城大 終盤に崩れ、入替戦進出はならず

2008/12/12

2008年度対抗戦最後の相手は成城大学であった。

対抗戦が2部制となる以前からの宿敵であり、また両者とも入替戦出場の可能性を残しておりまさに大一番となった。

 

前半は陣地の取り合いを主とした静かな立ち上がりとなるが、20分過ぎに成城大がブラインド攻撃から1トライを挙げる。

その後は東大が敵陣で試合を進め、10分近くにわたり成城大ゴール前で徹底的なFW勝負を仕掛けるが、

成城大も一歩も譲らず、東大は得点を挙げることができずに0-5で前半を折り返す。

 

後半も一進一退の展開となり、成城がSOの突破から、東大がFW勝負からそれぞれ1トライを挙げて7-12となるが、

終盤になっても勢いの衰えない成城大の攻撃の前に先に崩れたのは東大であった。

終盤の成城大の連続トライによって、結局東大は7-34で敗れることとなってしまった。

 

これによって東大は2008年度対抗戦Bリーグを4勝3敗の4位で終え、入替戦出場はならなかった。

 

 

前半に得点を挙げられず主導権を奪えなかったと試合を振り返る内田監督

勝敗の結果は前半終盤の10分間、成城大をゴール前に釘付けにし、執拗にラックサイド攻撃を繰り返したにも関わらずトライを奪えなかったことに尽きる。加えて、前半はほぼ敵陣での戦いであったが、敵防御を突破することが出来なかった。逆に、23分”ふっと”気が抜け、タックルが甘くなったところを成城大に右サイドラインを走られトライを奪われてしまった。後半トライを1本返し、7-12と迫ったものの主導権を奪い返すまでには至らず、その後の成城大の攻撃を食い止めることが出来なかった。