vs帝京大 大敗の先に見えたもの

2006/06/20

 

相次ぐけが人。決してベストとは言えないメンバー。不慣れなポジションにつく多くの選手。

そのような状況で迎えた試合となり結果はまたもや大敗。

しかし少しではあるが光が見えかけてきた。

 

前半キックオフからノーホイッスルでトライをとられてしまい、またもや試合の入りの悪さを見せてしまった。

どうなることかと思われた前半であったが、随所に好タックルがみられなんとか試合をもたせた。

しかし接点の圧力、スクラムで大きく帝京大の迫力に押さえてしまい一方的な展開へとなってしまった。

 

この試合ではしかしながら後半になっても気持ちが切れることなく激しいプレーが見られ、

今までにない好材料となった。

 

 

防衛大戦へ向けて基本に立ち返る三笠監督

けが人の多いなか、特にBKは不慣れなポジションでの試合となったが、
出場した選手はよく頑張ったと思う。
特に平岡は、好タックルを繰り返し、チームをプレーでよく引き締めた。
大きな課題は、インサイドブレークとスクラム。
システムの理解云々の話しではない。
しっかり前にでながらも内側より出すぎず、連携しながら、相手を見て追い込み、ヒットをする。
どんなシステムにおいて1人1人のプレー、コミュニケーションの基本をしっかりやることが必要。
スクラム、1人1人のディフェンスという基本を再認識しながら、春シーズン最後の1週間を過ごし、
防衛大戦を迎えたい。

 

ゲームキャプテンの池田光隆

結果は大敗。スクラムで崩されるとゲームが成り立たないことを痛感した。FWはやはり、セットプレーの安定が秋以降も鍵になるので、継続して強化したい。

 

少しながら何かの手応えをつかんだ鈴木靖人

スコアとしてはここ2試合と同様
大量得点をとられての敗北で厳しい試合でしたが、
気持ちの入ったプレーが随所に見られ、
チームとして得られたものがあったように思います。
やっぱりまず気持ちで勝たないと駄目ですね。
僕個人としても自信につながるプレーがいくつかできました。
ただスクラムを押されまくってゲームを壊してしまったので、
防衛戦までにそこの修正と強化を図りたいです。
最後に僕としてもチームとしても今いる場所が目標ではないので、
もっと自分が成長できるように、
またここでチームが得たいい流れを次にうまくつなげられるように、
防衛戦に向けて今自分ができることを精一杯やろうと思います。

 

ラグビーの原点に立ち返る平岡達也

チームとしても個人としても元気がなかったのでなんとか打開しようと臨んだ試合であった。

ほとんどやったことのないセンターでの出場ということもあって、

とにかく難しいことは考えずに少しでも前に出てどんな形でもいいから止めてやろうと思った。

それが功を奏してかいくつかいいタックルに入れた。

その後もセットして走って、タックルするというサイクルに気持ちよくのれた。

やはりラグビーは戦う強い気持ちが最も大切だと実感した。

常にこの気持ちをもって試合を迎えられるようにしたい。

 

今週末の防衛大戦、なんとしても勝って春シーズンの結果を残したい。

 

今シーズン初のFBでの出場となった小栗亮

FBとしての出場だったが、キックオフとキック処理でチームに大きく迷惑をかけてしまった。
特にキック処理では地域を大きく減退させてしまい、大量失点の原因を作ってしまった。

ポジショニングは少しずつよくなってきているので、正確な状況判断が出来るよう練習していきたい。