vs立教大B 基礎スキルの重要性

2006/10/26

次週に行われる成蹊大戦に向けて弾みをつけるためにも、必勝を期して臨んだ試合であったが、

派手さはないものの基本的なプレーを全員が高いレベルでこなす立教大Bの前に敗戦となってしまった。

 

ひとりひとりの基礎スキルの向上を掲げる三笠監督

「ラグビーの勝敗はプレイヤー個々の基礎スキルのレベルで決まる」
というのを改めて実感することができた、という点で意味のある試合。
 
セットする、DFする相手をノミネートする、前に出る、タックルする、というディフェンスの基本
セットする、コーリングする、ハンズUPしてボールをもらう、前を見てまっすぐ走ってボールを運ぶというアタックの基本
強くヒットする、ドライブして前に出る、相手を倒し、自分は倒れないというコンタクトプレーの基本


東大ラグビー部すべてのプレイヤーがひとつひとつの練習でこれらの基本に対して真摯に取り組んでいるかをもう一度考えて出直そう。
まずは全体練習。ひとりひとりが心技体100%の意識で基本レベルの向上に取り組もう。

 

チャンスの訪れない展開の中苦闘した常深良太

前半からボールを継続できず、自陣にいる時間がながく、苦しい試合でした。
後半は全体が前にでて、DFで止めることもできたことは収穫になるかもしれませんが、タックル、ブレイクダウンなど課題は沢山あります。
スタンドオフとして敵陣で試合をすることができなかったのは反省です。

 

試合全体を通してFWを引っ張り続けた日浦進吾

ラインアウトで確保できなくてリズムを悪くしてしまったことや、80分の中で時々まわりを見ることがおろそかになっていたことを反省しています。

こういった点を直していけるよう練習していこう、と思います。

 

持ち前の突破力をいかんなく発揮した三上翔太

自分は後半からの出場だったものの、No.8としての試合出場は非常に久しぶりだったので、戸惑う場面も多かったのですが、ATを中心にいくつか良いプレーができ、よかったです。ただ、チームとしては完敗でしたし、個人的にも課題は出たので、いち早く解決して、来週の成蹊大戦に備えたいと思います。

 

随所で好タックルを見せ、チームを鼓舞した清野紘史

今回の試合はタックルや外からのディフェンスの指示などディフェンスでうまくいった面が結構あったと思う。ただ、最近自分が一番の課題にしているキック処理やボールを持った時の動きのキレなどはまだまだで、なかなかゲインしてチャンスをつくることが出来なかった。これからは特にアタック面を意識して練習していきたいと思う。