ラグビー部リレー日記

Rolling stone

投稿日時:2018/09/25(火) 17:09

同期の藤井、松井と並び、女ラクと親交が深いという江崎さんからバトンを受け継ぎました二年の山口です。



 



暑かった夏も終わりを迎えてきている今日この頃。気温も少し低くなり、秋の訪れを知らせるように雨が多くなってきている。蒸し暑さが鬱陶しい日が続き、心にも苔が生えてきそうだ。



 



苔が生えると言えば最近どこかで聞いたのだが、「転がる石に苔は生えない」ということわざは英語にも「A roiling stone gathers no moss.」といって同じような言葉があるのだが、イギリスとアメリカではその意味が全く異なるらしい。



 



定着社会で、伝統を重んじる文化のイギリスでは、一か所に長く腰を落ち着けず、あれこれ手を出す人間は金が貯まらず成功しないという否定的な意味になるのだが、流動社会で、開拓精神を持ち、変化や新たなものを好む文化のアメリカでは、常に活動的な人間は、苔のような汚いものがまとわりつかず、輝いているというように肯定的な意味を持つそうだ。



同じ言葉なのに意味が正反対になるというところに文化というものの重みを感じる。



 



東大ラグビー部は今年多くの変革を行なった。その中でさまざまな文化を醸成してきたと思う。例えば食事では、食べ物に含まれる成分にまで注意し、なるべく脂質の少ないものを摂るよう心がけている。その上、練習前後には体重を測り、体重の増減に気をつかっている。また、練習では怪我をしているメンバーも練習を見学し、フィードバックなどを積極的に行うことで怪我人も含めた全体的な戦術の浸透を促している。こういったさまざまな文化は確実に僕らの成長に結びついているだろうし、直近の武蔵戦の数年ぶりの勝利とも不可分なものだろう。だが、こうした文化を今年だけの一過性のものにしてしまっては四年生の努力も水の泡になってしまう。下級生の僕らが良い文化を継続し、定着していくことが大事だろう。しかしその一方で、常に進化を続けるラグビーに合わせ、先輩の残した遺産するだけでなく、時には変革も恐れないチャレンジングな姿勢も重要であると言える。



 



2021年で東大ラグビー部は100周年を迎える。僕の代は99期なので僕は直接的に100周年の力になることは出来ない。しかし100周年に向けて良い文化を残すことはできるし、それが僕らの代の使命だとも思っている。



 



これから先100周年、そしてその先の東大ラグビー部のために。良い文化は継続し、伝統として定着させていく一方で、常に変革を恐れず進化していく。そうした姿勢が重要なのだと思う。



なぜなら「転がる石に苔は生えない」のだから。



 



最後まで読んでいただいてありがとうございます。次は最近就活で忙しそうな三年マネージャーのあやのさんです。



 



 



 



 

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