ラグビー部リレー日記

素敵な予感

投稿日時:2022/11/18(金) 17:30

にのさんこと二宮さんからバトンを受け取りました、1年スタッフの礒﨑結衣です。
にのさんは穏やかな雰囲気が魅力的な素敵な先輩です。
最近のにのさんのファッション、とても素敵です!
そしてもうすでに応援させていただいていますし、もちろんこれからもたくさん応援させてください。







唐突ですが、私の心の中には、私のお気に入りの部屋があります。
雰囲気としては、神秘的で、それでいて少し温かみのある、不思議な古書店のような感じです。
その部屋は壁が全面木製の本棚になっていて、部屋の中央にはレンガ造りの綺麗な花壇があり、この花壇の上には綺麗なガラス製のろうとが浮いています。
今まで過ごしてきた毎日は、1日1冊の本になって、この本棚に大切にしまわれています。
そして、夜寝ている間にその日の本が出来、本棚にしまう前にろうとの上に本をかざすと、本が光り、本からエキスが抽出され、そのろうとにポタっと垂れるのです。
そのエキスが花壇に毎日垂れ続けると、花の種となり、だんだん花の蕾が膨らみ、本当に思いもよらない時に思いもよらなかったような花がぱっと花開きます。



今まで過ごしてきた過去があって今の自分があり、明日になったら今日は既に過去になって、今日という本が心の本棚に追加され、その本が明日以降の未来の私によって引っ張りだされていつか道標になるのかもしれない、いつかの私の前で心の花壇の蕾がぱぁっと花開くかもしれない、そんなふうに考えると、過去と未来のあまりの広大さにロマンを感じ、なんだかまるで空を飛んでいるかのような開放感に身を包まれ、とても楽しい気分になります。
特に私の心がどうしようもなく踊ってしまうところは、どんな過去がいつのどんな未来の自分を助けるかが分からない、というところです。



ラグビー部に入部してからまだ半年ですが、その間にも、とても幸せなことに、この蕾が花開く瞬間に立ち会うことが出来ました。



入部したての頃、スタッフの先輩に仕事について教えていただいていたときのことです。
その時は、水の仕事を振られた時にはどんなことをすればいいのか、どのような視点で練習を見れば良いのかを細かく教えていただいている中で、先輩が、
「こういう時に、もし余裕があればDLの選手の水ことも気にしてあげられるといいんだけどね。」
と、最後にぽろっとおっしゃいました。
その時は、この一言を特別重要に捉えることはできず、私は一般的な水の仕事を覚えるので精一杯でした。



しかし、6月下旬のある日、この一言は思いもかけず、私を大きく導いてくれました。



この頃私は、大体の仕事を覚えられるようになってきた中、まだセクションに加入しておらず、仕事が少ない私だからできることはないか、という視点で練習に参加するようになっていました。
そして、ある練習で水の仕事を振られていた時、この言葉がぱっと私の中に蘇ってきました。
文字通りはっとし、勢いそのままそのまま本部からサブグラウンドをぱっと振り返ってみると、トレーニングに励むDLの先輩方の隣には水筒があります。
先輩に振っていただいた仕事ばかりしていた当時の私にとって、自分から見つけた仕事をするのには少し勇気が要りましたし、必要ないと思われたらどうしようと頭がぐるぐると回転していたのですが、この言葉に操られるかのように一歩足を踏み出してみると、DLの先輩方はみんなありがとうと言って水筒を渡してくれて、補充し終わった水筒を渡す時もまた、ありがとうと声をかけてくださいました。



このありがとうの言葉を頂いた時、思わず涙が出そうになるほど嬉しかったのを、まるで昨日のことのように鮮明に覚えています。
そしてあの時の気持ちを私は忘れることはないでしょう。



というのも、入部してからずっと、DLの先輩方の力になりたい、と思い続けてきたからです。



ラグビー部の練習は、朝は早く、夜は遅く、夏は暑く、そして冬は寒いです。
この練習にはグラウンドでの練習には参加しないDLの先輩方も同じように参加します。
自分の都合のいい時間に綺麗で空調の整ったトレーニングルームでしてもいいのではないか、と思わず思ってしまうようなトレーニングに、暑い日も寒い日も、朝早い日も夜遅い日も、練習に全て参加してサブグラウンドで黙々と励む。
しかも、他の選手達がラグビーをしている目の前で。
そんなDLの先輩方の気持ちに思いを馳せる度、私はいつもいつも胸がいっぱいになりました。
そして、DLの先輩方のリレー日記を読めば、自分がチームに貢献出来ていない事への申し訳なさ、情けなさが綴られていたり。
遠征の時、いつも率先して荷物運びをしてくださるDLの先輩に、いつもありがとうございますと感謝を伝えれば、今の自分にはこれくらいしかできることないから、と返されたり。



そんなことが起きる度、
そんな事ないです、いつもかっこいいです、尊敬しています!怪我したり手術したりで痛い思いを沢山して、それからは黙々とリハビリに励んで、本当にかっこいいです、、!
そんな気持ちで胸が張り裂けそうになり、思わず口から想いが溢れ出そうになります。
でもなんだか言葉をそのまま直接伝えるのははばかられるので、私はなんとかして、物理的にDLの先輩方の力になりたい、心の底からかっこいいと思っていて、応援しているというこの気持ちを私の行動からお伝えしたいと常々思っていました。


だからこそ、この水補充の時に言っていただけたありがとうは、初めて私がDLの先輩方の力になれた証のような気がして、とてもとても嬉しかったのです。
それ以来、私が水や本部の仕事を任された時には、DLの先輩方の水を気にすることが日課になりました。
また、これは、私だからできることはないのか、と探していた私が、私なりに初めて見つけることのできた、私だからできること、でもありました。




そして、どうしてこの行動をとることができたのか、と遡って考えると、入部したての頃に先輩がおっしゃったあの一言があったからでした。
あの一言は間違いなく私の心の本の中に綴られていて、2ヶ月後の私の道標となってくれました。
出会った当時は特別気にすることの出来なかったあの一言が、私の心の中で知らず知らずのうちに蕾となり、あの瞬間に花開いてくれたのでしょう。




そう考えると、ラグビー部で過ごしてきた時間はまだわずか半年間ではありますが、幸せなことに、花壇の中で蕾となっているであろう、させていただいてきた貴重な経験、先輩にいただいた言葉、同期にもらった何気ない一言などがすでにたくさんあるということに気づきます。
これらは間違いなく私の心の本に綴られていて、これからのいつかの私を助けてくれるのではないかと思います。
たった半年間でこれだけの素敵な経験をさせていただけているのですから、これからまだ3年間と少し残されているラグビー部生活の中で、私の心の花壇の蕾となるような経験が本当にたくさんできるのでしょう。そう考えるだけで私の胸はまるでスキップをするかのように軽やかに踊り出します。



そして、本当に幸せなことに、私は、今までの19年間の人生の中で、心の花壇できっと蕾となっているであろう素敵な経験をたくさんさせていただいてきたと思います。
特に中高6年間の間には、多くの人との素敵な出会いがあり、素敵な言葉もたくさんいただき、かけがえのない宝物のような経験もたくさんさせていただきました。
だからこそ、ラグビー部でこれから過ごす中で、昨日までの日々の中で知らず知らずのうちに花壇にできていた蕾たち、今か今かと咲き誇るのを待ち構えている蕾たちがぱぁっと花開く瞬間にもたくさん立ち会うことができるのだろう、そう思うと、どうしようもなく胸が高鳴り、これからのラグビー部生活が楽しみで仕方がなくて、思わず頬が緩みます。




先日、中学受験の際にお世話になった塾の恩師に数年ぶりにお会いする機会がありました。
そこで、大学ではラグビー部に入ったことをお伝えすると、6年間女子校ライフを満喫してきたあなたが、なにがどうなったら男だらけかつ運動部の中でもThe男!!という感じのラグビー部を選ぶのか?と大変驚かれました。
この恩師に限らず、恐らく、私を前から知ってくださっている方々は、多様性に溢れた大学という場で、私が無数の選択肢の中からラグビー部に入るという選択をしたことを意外に思われたかと思います。


しかし私は、意外だからこそ、私にとって新しい経験だからこそ、これからの私を支えてくれるような今までにない美しさをもった蕾がたくさんできるような、思いもよらない瞬間に蓄えてきた蕾がたくさん花開くような、そんな気がしてなりません。


そして、ラグビー部を引退する頃には、私の心の花壇は今よりたくさんの花と蕾で溢れかえっていて、その花壇のように私自身も豊かで素敵な女性になることができているような、そんな予感がします。



そんな素敵な予感に心を躍らせながら、笑顔を大切に、もっともっとラグビー部に貢献できるよう、精一杯頑張っていきたいと思います。





次は、スモブラでもご一緒している2年生プレイヤーの塩谷さんにバトンを回します。
塩谷さんは爽やかな笑顔が印象的な心優しい素敵な先輩です。
話は変わりますが、ラグビー部には野球好きの人が多く、その中でも特に巨人ファンが多いように思います。
DeNAファンの私としては、もう少しDeNAファンが多くてもいいのではないかと思ってしまいます。
そこで塩谷さん、DeNAファンになってくださる気はありませんか?
ご検討よろしくお願いします。

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