ラグビー部リレー日記 2014/3

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小さな野望

 written by 梶村 直人 投稿日時:2014/03/10(月) 21:08

ラグビーはめちゃめちゃうまいが、変わった性癖を持つ同期の棚橋からバトンを受け取りました、新2年の梶村です。
今日は東大の合格発表日ということで1年前を思い出しながらリレー日記を書こうと思います。


1年前の自分はガリガリで、また高校の同期にラグビー部はおらずまさか自分が大学でラグビーをするとは夢にも思っていませんでした。大学に入ったらいろいろなサークルに入っていろいろな人と交流をもち、長期休暇では海外に行ってみたり……といった生活をするのかなぁと漠然と去年の自分は考えていました。そんな自分がラグビー部に入ることを決めた一番大きな理由は今年新歓隊長である平松さんが仲良くしてくださったことです。よくガリガリだった自分を誘おうと思ったなぁなどと今でも思いますが、ついに先日70キロを超えラガーマンっぽい体型になってきました。

そんな自分の最近の小さな野望は4月の健康診断で体重を記入するおばちゃんを驚かせてやることです。大学生は不規則な生活になりがちであり健康診断では去年の体重と比較することが予想されます。体重が大きく減っていたりしたら心配されることでしょう。そんな中で去年に比べて20キロ近く増えている自分が現れたらおばちゃんはかなりびっくりして体重計を二度見するんじゃないか!?などと考えています。(笑) 

そんな野望を持ちつつ日々体重計と闘っていますが、最近ラグビーのスキルでも成長が実感でき嬉しく思っています。ラグビーについて理解が深まり、徐々にさまざまな基本スキルのコツもわかってきて「どこをどうすればうまくなれるか」がわかってきました。2年の1年間はラグビーがわかってきておもしろくなり、でも責任はそれほど大きくなく目先の試合の勝利だけにこだわる必要もなく、ただ純粋にラグビーをおもいっきり楽しめる貴重な1年なのでここで大きく成長したい、というかしてやろうと思います。


もうすぐ新歓活動が始まります。部活に入るとどうしても自由な時間は減り出会う学生の数も少なくなります。でも広く浅い交流より狭くても深い仲のほうが楽しいし、一生懸命ひとつのことをやって得られるものは大きいことを新入生に伝え、平松さんのように新入生と仲良くなってたくさんの後輩を誘おう思います。

次は筋トレのペアでとてもお世話になり、個人練習にも付き合ってくださった新3年の松田さんにお願いしたいと思います。
 

筋肉

 written by 棚橋 春喜 投稿日時:2014/03/07(金) 21:01

同期の稲垣からバトンを受け取りました、新二年棚橋です。

2014年度東大ラグビーが始動して、もう一ヶ月がたとうとしている。部員それぞれが、始動当初から個の強さを追求する今年度首脳陣のもと、熱心な筋トレに励んでいる。体を強く、大きくするという単純な目標を立て、日々自らの体と向き合っているとふと思うことがある。そのことについて書いていきたいと思う。

昨年までの私は、正直のところ筋トレが嫌いだった。ラグビーで使う筋肉は、ラグビーでつける。そんないささか詭弁じみた考えの下、練習さえまともにしていればうまくなれる、強くなれると思っていた。
が、対抗戦を終えてみればその努力もかなわぬところに戦うべき敵がいるのだと思い知った。フィジカルが違う。重さが違う。呪詛の言葉のように頭の中で繰り返した言い訳。ならば何をしなければいけないのか、私は知っているはずだった。しかし、年明けから怠惰な日々を送り、すべきことから目を背け続けていたのが冬オフだった。

オフ明け、始動日。首脳陣の説明は簡潔で明瞭だった。個を強くする。だから筋トレをする。そして自信がつく。
二人組みで筋トレをする制度は、懈怠を完全に払拭した。体重は見る見る増えた。鏡に映る姿は心なしか厚みと鋭さを増した。

首脳陣の読みは正しかったと思う。筋トレの成果が明確にパフォーマンスに出てきていない現段階ですら昨年の私とは違うものを内に感じている。それは自信かもしれない。
筋トレは半ば苦役に近い。タックルが決まる高揚感も、グラウンドを駆け抜ける爽快感もバーベルの上げ下げには存在しない。たださびた鉄の臭気をまとって、奥歯をかみ締めて、悲痛な呻きを上げながら、ひたすら自らの体を傷つける。
しかし、その苦役は確実に私の中に蓄積していく。私のあらゆる運動の基盤となる体に少しずつ、されど確かに沈殿していく。大きくなった自分、強くなった自分を見ることは比すこともできぬ精神的高揚を生む。今の自分ならいつか吹き飛ばされたあいつを倒すことができるかもしれない。それは紛れもない自信だ。純度の高い自信は、努力の沈殿を含んだ精神の上澄みにしか醸成されない。その努力こそ、筋トレであるといわざるを得ない。

かつて、ラグビー部でない友人に筋トレの話をしたとき、「それは体を作っているんじゃない。壊しているんだ。」と揶揄された。アルギニンやBCAA、プロテイン、様々な栄養素を薬品で補いながら必死に筋肉繊維を傷つける。自然の摂理からはみ出した体を作ろうとするこの行為は一般から見れば異質だ。しかし、それは自己顕示欲から来るのではなく、純粋な勝利への意志がそうさせるのだと今は胸を張って言おう。普通じゃないことをするには普通じゃない体が必要だ。東大が勝つことは普通じゃないことだ。だから私は嬉々としてこの体を壊すのだ。


最後になりますが、この場を借りて二月の中旬から筋トレのご指導を頂いた、立山先輩に厚く感謝申し上げます。これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。


次は同じ新二年生として熱心に肉体改造に励む梶村君にお願いしたいと思います。

より細かく、より正確に

投稿日時:2014/03/04(火) 17:43

3年生森和弘さんからバトンを受け取りました、新2年生の稲垣です。
そのランニングスキルでBKをリードする森さんからあのような紹介をしていただき、非常に恐縮です。

さて今年のスローガンは先日のOB総会などでも発表されたように、「Confidence」となりました。
このスローガンを聞いた時、僕は衝撃を受けました。まるで自分に足りない部分を断言されたようだったからです。
中学高校と続けてきたラグビーですが、経験を積んでも自分のプレーに自信が持てず、何度も先輩方に「お前メンタル弱いなあ」「もっと自信を持てよ」と言われ続けてきました。

ではどうすればずっと得ることのできなかった自信を持つことができるのか。
考えた末、結論として「正確な技術の向上」が必要だという考えに至りました。

森智章さんがリレー日記に書かれているように、日々の積み重ねこそが自信を作り上げる、ということが正しいと思いますが、積み重ねていくことの質も大事な要素だと思ったのです。
例えばパスのフォーム。ただ相手に届けばいいとパスを投げ続ける練習をするのではなく、正しいといわれるフォームで投げることを意識する。筋トレであれば可動域や使う筋肉を意識する。走るフォームもタックルの形も、ほんのちょっとしたこと、足の向きや首の使い方などにまで気を使って練習する。
これまでの7年間、僕はただがむしゃらに、悪く言えば雑に練習をこなしてきました。あらゆる状況が考えられる試合の中では自らのプレーの軸となる正確な技術がなければ、自信を持ったプレーなど出来るはずはありませんでした。

ここまで長々と当たり前のことを述べてきてしまいましたが、つらい練習をこなしていく中、本当に細かい部分を決して気を抜かずにいることは容易ではない、と感じた去年のシーズンの反省を踏まえ、これを僕の今シーズンの抱負としたいと思います。

また魁さんが書かれていた両立のお話ですが、非常に苦手な部分のお話なのですが、こちらも改めて気を引き締めようかな、と思っています。
 
次は、そのエネルギッシュなプレーとキャラクターでチームを元気づけてくれる同期の棚橋にお願いしたいと思います。

上級生として

 written by 森 和宏 投稿日時:2014/03/01(土) 16:06

同期の木下魁からバトンを受け取りました新三年森和宏です。
魁には両立をスマートにこなすと紹介してもらいましたが、勉強の方ではなんとか志望する学科に進学することができたものの、ラグビーにおいてはフィジカル・スキル共になかなかうまくいっていないのが現状です。

新チームが指導してからの三週間はウエイトトレーニングを主とした体づくりと基礎的なラグビースキルの習得をテーマにやってきましたが、どちらもまだまだ課題が多く、とりわけフィジカルの強化は、体の小さい自分にとって大きな課題となっています。対抗戦まではまだ日があるように感じられますが、実際にはあと半年ほどしか残っていないので、気を緩めることなくプレーヤーとして日々成長していきたいと思います。

さて、今回リレー日記を書くにあたって、「上級生として」というタイトルをつけましたが、月日の経つのは本当に早いもので、この間入部したばかりのような気もするのですが、僕も春からは三年生、つまり上級生となります。同期である立山や魁の文章を読み、彼らがチームの中心的な存在として、グラウンドの内外でチームをリードしていっていることを感じ、自分のことで精一杯である現状に情けなくなるばかりですが、新入生を迎える頃までに、プレーヤーとしてまた一人の人間として、少しでも上級生らしくならなければと痛感しています。

また、上級生として何ができるか考えたとき、後輩に対して様々な接し方が想像できますが、しゃべるのが得意でない自分の性格を省みても、やはり一番強く伝えることができるのは、試合に出てプレーで示すという方法ではないかと思います。昨シーズンは、チームとして目標を達成できなかった悔しさがありましたが、それと同じくらいに、思うようなプレーがほとんど出来ずチームに貢献できなかったことや結果としてスタメン落ちも経験してしまったことなど個人としても本当に悔しいシーズンでした。今シーズンは、そのような悔し思いをしないためにも、スタートのメンバーで試合に出続け、チームの勝利に貢献し、去年や一昨年の上級生がそうしてくださったように、僕も後輩に何かを伝えられればと思います。

ここまで上級生として迎える今シーズンの決意のようなものを書いてきましたが、このように真剣にひたむきにラグビーに取り組まなければならない状況でも、常にラグビーを楽しむという気持ちは忘れずにプレーすることを誓って、僕のリレー日記としたいと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。次は、二年生ながら、そのハンドリングスキルでBKをリードする稲垣にお願いしたいと思います。
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より細かく、より正確に
2014/03/01(土) 16:06
上級生として

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