ラグビー部リレー日記 2016/11

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期待、信頼、責任

 written by 石川 悠太 投稿日時:2016/11/28(月) 22:17

先日の試合で足の指を3本折ってなおスクラムを組もうとした吉村からバトンを受け取りました、ベンチプレスのMAXが一時は140kgだった石川です。

対抗戦が終わった。あっという間の3ヶ月だった。7戦全てでスイカを着せてもらい、全ての試合に出場した。この期間はラグビーについて考え、考え、答えを探す訳でもなく自問自答し続けた。
スイカを着るということは、チームからの期待を背負い、チームに対し責任を負うことを意味すると思う。チームのために、応援してくれる人たちのために、そして勝つために。
自分は周りからの期待に応えられただろうか。チームからの信頼に対して責任で応えられただろうか。
答えは否だ。信頼を裏切るようなプレーを重ねた。チームに迷惑をかけ、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。4敗の原因が全て自分にあるなどと自惚れたことは言わないが、大きな一因であることは間違いない。
しかし、もう今年の対抗戦は終わった。どんなに後悔し、申し訳なく思っても後の祭りだ。名古屋大戦、京大戦、そして来年の試合のために、自分はチームの信頼を責任で応えることから始めよう。スイカに恥じぬプレーヤーを目指して。

次は今対抗戦でトライを量産した江崎にバトンを回したいと思います。

 

緊張

 written by 山田 允 投稿日時:2016/11/25(金) 23:38

アイドルをこよなく愛する森下さんからバトンを受け取りました、2年吉村です。因みに、Schrödinger方程式Tシャツは色違いで2枚、さらに同じデザインのパーカーを1枚持っています。

良い緊張感という表現がある。スポーツをしていれば度々耳にする言葉だろう。試合を前にして雑念が払われ集中力が高まり適度に張り詰めた状態。そんな所であろうか。発揮されるパフォーマンスも高いものとなろう。

このところ、自分は試合を前にする度に極度の緊張に襲われている。試合前の1~2週間ずっとだ。つまり、この対抗戦シーズンをほぼずっと緊張したままで過ごしている。決して良いものではなく、思い浮かぶのはミスばかり。そのような状態はやはり周りからわかるらしく、緊張しすぎ、等々の言葉を同期や先輩からかけられた。シーズンを通して幾度となく自分のメンタルを見つめなおそうとしたが、なかなか直るものでもなかった。しかし、最終戦を目前として改めて考えてみた。自分はなぜこれほど緊張するのであろうか。この緊張を、所謂良い緊張感に変えることは出来ないか。結局良くわからなかった。だから、良くわからなかったから、難しく考えるのをやめた。ただ単純に目の前の仕事に集中し、それを精一杯やる。目前の武蔵大戦に対して、ひたすらにぶち当たる。それが自分のすべきことだ。

駄文お読みくださりありがとうございました。次は、自慢のベンチ力を試合でいかんなく発揮している同期の石川に回します。

 

 written by 森下 幸志朗 投稿日時:2016/11/23(水) 12:41

類稀なるワードセンスで綺羅星の如く輝く2年の望月からバトンを受け取りました、3年の森下です。2年と3年の架け橋と言われると少し面映ゆいですが、学年の垣根を越えて仲が良いのもラグビー部の良いところの1つだと思います。

さて、私が所属している農学部環境資源科学課程農業資源経済学専修では、本郷で農業経済学や農政学などを日々学んでいますが、週に一度、本郷を飛び出し、田無にある東大農場で農作業実習という授業を受けています。この授業では…………と授業のことについて書こうと思っていたのですが、やはり今週末の対抗戦最終戦のことが頭から離れません。





現在、東大は3勝3敗。この最終戦で勝ち越すか否かが決まる。一月から始動した今年のチームの集大成と言ってもいい試合だ。相手は武蔵大学。ハーフからリズムを作る、バックスに展開力のあるチームだ。今年の東大もバックスに優れたランナーが多く、同じようなスタイルの両校である。
では、どこで差が出るか。そう、フォワードだ。前節の上智大学戦もブレイクダウンの安定感を欠き、バックスには大変迷惑をかけた。フォワードがセットプレー、ブレイクダウンを圧倒し、優位に試合を進めることができるかに試合の結果はかかっていると思う。
かくいう私のプレーは、良くも悪くも試合の大勢に大きな影響を与えているとは言えない。棚橋さんや上田さんのように優れたランナーでもなければ、松永や樋口のような鋭いタックルを連発するわけでもない。ましてや正確無比なキックや一列目でのスクラムなど出来るわけがない。では、私の強みとは何か。それは声を出せることだと思っている。今年の初めに、「部活中は声を出し続ける」という目標を密かに立てた。プレー中の声だけでなく、プレーが切れたときのコミュニケーションや鼓舞する声、なんでもいいから出し続けることを常に念頭に置いて対抗戦を戦ってきた。だから、武蔵大学戦も一番しんどいときに一番声を出してプレーする選手でありたい。





最後になりましたが、私が対抗戦を戦い抜けているのは、家族、部員はもちろんのこと、物心両面でサポートしてくださるOB・OGの方々、コーチ陣、トレーナーさん、粋の関さんなど、様々な人に支えられているおかげです。本当にありがとうございます。この感謝の思いを武蔵大学戦にぶつけたいと思います。

長文、駄文を最後まで読んでくださりありがとうございました。次は、Schrödinger方程式がプリントされた奇抜な服を着こなす2年の吉村に回したいと思います。

悩み

 written by 望月 航平 投稿日時:2016/11/21(月) 16:40

宮原さんからバトンを受け取りました望月です。宮原さんは猫になりたいと言うことですが、気まま感じが猫にとても似てると思います。

最近の悩みについて少し書きたいと思います。
対抗戦も6試合が終わり、同期の2年生でも多くが対抗戦を経験している。 上位校相手の試合や春に負けた相手に逆転勝ちした試合を経験した同期が沢山いる。自分も2年になったらバリバリA戦に出てやると思っていた理想はあった。その分メンバーに選ばれる土俵にも立てていない現実に落ち込んだし、実力のない自分に苛立った。
対抗戦のコンタクトレベルがどれ程のものか僕には分からないし。ラスト10分の緊張感も体験したことはない。様々な面で同期に置いていかれているという感覚が常にありながらの日々がこの数ヶ月過ぎていった。上手くなりたい気持ちだけは強くなったが、それがプレーに繋がらない。下級生を引っ張らなければいけない立場にいるのは分かっていても、自分のことさえ充分に考えられない。
脱却の答えはまだ出ていないですが、今はできることを本気でするということを意識してやっていきたいと思います。

2年生と3年生の架け橋的存在の森下さんにバトンを回します。先日もいつも報われない2年生達をご飯に連れて行ってくれたそうです。

柔らかくなりたい

 written by 宮原 悠太 投稿日時:2016/11/18(金) 11:19

同じ名字なので、時々なんてよんだらいいか迷う宮原健君(最近は健と呼んでいる気がします)からバトンを貰いました宮原悠太です。

成城戦で首を痛め、復帰してまたすぐに足首を捻挫してDLに戻るということをここ1月でしていたため、練習後のケアは大切だなと思う以上に体の柔軟性が欲しいなと思っています。僕の体を痛める原因の大半を占めている(と思っている)ことは体の硬さであり、怪我をするたびに怪我した部位とそれに付随して他の場所も硬くなっているように感じます。例を挙げると、昔(高校時代)は後ろで手を組めたにもかかわらず、現在は背中を洗うことさえままならないくらいには肩が硬くなっています。これは元からですが、正座した際に尻がかかとにくっつきません。こうも体が硬いと身近にいる体の柔らかい動物に憧れを持ちます。そう、それは家で飼っている猫どもです。彼らの柔軟性はすごいです。時々家で飼い猫と同じ格好を取ろうとするのですが僕にはできません。また、言わずもがな脚力も素晴らしいです。僕より足が速いです。こう考えると猫のようになれば、今以上にラグビーで活躍できるのではないかと思います。これからは柔軟を頑張っていこうと思います。

次は独特な表現を時々する望月くんにバトンを回したいと思います。
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