ラグビー部リレー日記

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自信

 written by 松本 純輝 投稿日時:2021/03/05(金) 21:00

内藤からバトンを受け取った松本です。未経験からのスタート、同じ学部と共通点が結構あるのになかなか内藤と絡めていません。今シーズンは内藤含めたくさんの後輩ともっと仲良くなりたいです。

僕は大学からラグビーを始めた。四年生にもなって未経験云々を気にしている人はあんまりいないし、いいことだとも思わないが、僕はどうしても自分の経験の少なさをコンプレックスのように感じてしまう。
僕の代は比較的未経験者の割合が多い方だが、自信家も多くて自分のように気にしている人は少ないように見える。練習中のショートトークでも自信を持って発言している。一方で僕は練習中に思うことがあっても発言の直前で自信がなくなり、思いとどまってしまうことが多い。そもそもラグビーを始めたのが遅い上に、2年連続で怪我をしてしまいプレー時間が少ないことも自信のなさの原因だと思う。とにかく自分に自信がない。

今の自分は憧れていた姿とは程遠い。入部当時の僕は、側から見れば未経験者などとは分からず、プレーでも声出しでもチームを率いていた先輩方に憧れ、勇気付けられていた。
四年生になった今、自分は絶対にチームを率いる立場にならなければならない。この一年で僕はかつて自分が憧れていたような存在になれるだろうか。緊急事態宣言も再々延長され、プレーできる時間がどんどん少なくなっている。今年は何より怪我をせず、最後にやり切ったと思えるように全力で取り組んでいきたい。

次は長い間リハビリを頑張っている野田くんにバトンを回します。
 

イチブトゼンブ

 written by 内藤 晴紀 投稿日時:2021/03/02(火) 22:15

圧倒的コミュ力で新歓を支える北野さんからバトンを受け取りました内藤です。カップ焼きそばは「はやい・うまい・べんり」の三拍子揃った優秀な食品だと思います。



朝9時に起床。洗顔、歯磨き、朝食を終えた私は自転車に跨って一つ隣の駅へ行く。アルコール除菌を終え入ったのは4平米にも満たない空間。そこにあるのはソファと机が一つずつ、そして大きなテレビと怪しげな機械類。私はそこにあったタブレットを手に取り、文字を打って予約する。軽快なリズムに胸が高鳴る。「アナタは私のほんのイチブしか知らない」。不思議と声を出したくなる。ここは大声を出しても許される唯一の場所。よし、昨日よりも声が出てる。着実に成長している。



このご時世、一人でいる時間がめざましく増えた。東大ラグビー部も全体としての活動は控え、部分的、個人としての活動を余儀なくされた。



全体・部分と似た表現に全部・一部がある。私は先に東大ラグビー部全体と述べたが、全部では不適切だったのか今一度考えてみたい。

「オフィス全体を見渡す」。「オフィスにある椅子・机等を全部点検する」。この二つの例文はそれぞれ全部、全体では代用できない。ここから推測するに、全体とは全ての部分をひっくるめた一つのものについて指し、全部とは一部で異なるものがありながらそれらを全てひっくるめたものを指すように感じる。

東大ラグビー部の個々の構成員は皆が同じ方向に向かっているだろうか。1人でも異質なベクトルを持つ者がいれば、その集団は全部と言えるだろう。「東大ラグビー部全体」。胸を張ってそう言えるよう精進していきたい。



拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございます。次はいつも笑顔の純輝さんにバトンを渡します。今年は怪我から復帰した元気な姿だけ見たいです。

カップ焼きそば

 written by 北野 公一朗 投稿日時:2021/03/01(月) 18:54

見た目の昭和的な厳つさとは反して、常に最先端のファッションを追い求めている岩下からバトンを受け取りました北野です。

カップ焼きそばはなぜあんなに美味しいんだろうか?
焼きそば界の中で間違いなくトップと言えるだろう。母親が作ってくれた焼きそば、夏祭りの屋台で食う焼きそば、自炊した昼飯の焼きそばの全てを抑えてトップだと思う。

内容的に見ればカップ焼きそばが劣っている点はたくさんある。
まず野菜がほとんど入っていないことだ。野菜は旨味を出すとかよく言われていることだが、野菜がないくせにカップ焼きそばはうまい。

次に肉がほとんど入っていないことだ。肉の多さは料理のうまさに直結するとかよく言われているか知らないが、少なくともラガーマンには当てはまると思う。なのに肉がないくせにカップ焼きそばはうまい。

極め付きは焼いていないことだ。「焼き」がつく料理は大体、元の料理より美味しくなる。「焼き」おにぎり、「焼き」肉、「焼き」芋。カップ焼きそばは名前に焼きがあるものの、実は焼いていない。なのに焼いている本物の焼きそばよりうまい。

こんなに劣っている点があるのになぜカップ焼きそばはうまいのだろうか。答えはわからない。
一つだけ言えることは劣っている点がたくさんあってもうまくなれるものといえばカップ焼きそばとラグビーだ。
だから私はカップ焼きそばが好きなのかもしれない。

次は関西、B3、未経験というたくさんの共通点がある内藤に回します。彼の優しい関西弁が好きです。
内藤のカップ焼きそばに対する考えも聞きたいです。

トップリーグ開幕

 written by 岩下 大斗 投稿日時:2021/02/25(木) 18:10

 昨シーズンちょくちょくウエイト場で一緒になった津田さんからバトンを受け取りました岩下です。スニーカー一緒に買いに行きたいです。



 



 先週の土曜日、2月20日にトップリーグ2021が開幕しました。来季からは新リーグに移行するため、企業チーム16チームがタイトルを争うトップリーグは今年が最後となります。第一節から白熱した試合が展開されており、最後のシーズンに相応しい大会になりそうです。



 



 今シーズンは多くの海外代表選手が来日しています。オールブラックスとワラビーズのキャプテンが2人とも同じチームに在籍するなど今までではあり得なかったことが起きています。SBWが来日した時に秩父宮が大熱狂していたのが嘘のようです。オールブラックス、ワラビーズ、スプリングボクスの南半球の代表選手だけでなく、今年は北半球からも来日しています。昨年講演していただいたレイドロー選手もNコムでプレーしています。(先週の第一節にも登場していました)



 個人的には、三菱重工に新加入した元オールブラックスのコリンスレイド選手に注目しています。ラン、キック、パス、全てが超一流のスタンドオフです。11年のW杯のイメージが強い方も多いと思いますが、その後欧州で経験を積み、33歳になった今年ついに来日しました。彼のプレーが三菱重工をどこまで導けるか必見です。ちなみに先週のサントリー戦ではバレット選手とマッチアップしていました。こんな光景をトップリーグで見られるなんて夢にも思わなかったです。一ラグビーファンとして最後のトップリーグを楽しみたいです。



 



 今シーズンは「ラグビーを楽しむ」ことを個人的な目標にしています。ラグビー自体は好きですが、ここ数年は楽しんでラグビーできていません。楽しんでプレーしようと思って練習や試合に臨みますが、「僕ラグビー楽しめてないなぁ」と思ってしまい、ラグビーを楽しめません。トップリーグを見ていると、どの選手もラグビーを楽しんでいることが画面越しからも伝わってきます。東大ラグビー部にもすごい楽しそうにラグビーをする人も多くいます。なぜ彼らが楽しんでラグビーできているのかを色々と考えますが中々答えは見つかりません。まだラグビーができない期間は続くので、そこで何か自分なりの答えを見つけられればいいなと思います。そしてシーズンが始まったら楽しんでラグビーがしたいです。



 



 短くなりましたが、これで私のリレー日記を終わりにします。今年のトップリーグは本当に面白いのでみなさんぜひ見てください。あと、東芝ブレイブルーパスの応援もよろしくお願いします。現在の代表選手はあまりいませんが、伝統のフィジカルの強さは今年も健在です。



 



 次は、キレキレなステップとハードなタックルを見せる新四年の北野さんにバトンを回します。新歓隊長頑張ってください!

縄跳びの教え

 written by 津田 遼大 投稿日時:2021/02/22(月) 16:00

開成卒帰国子女の東大生である財木くんからバトンを受け取りました、新4年の津田です。彼とは紹介として書くことがあんまり思いつかない程度の仲です。是非ともオリジナリティを出していただき、紹介文が思いつくようになればいいなと思います。
 

財木くんからご紹介いただきましたように、僭越ながら今シーズンは主務を務めさせていただきます。100周年という節目の年に主務を務めることができ、非常に光栄に思います。皆様どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

さて、先日BSテレビ東京『THE名門校』という番組に、我が母校である大阪府立北野高校が取り上げられておりました。この番組は全国の名門校と呼ばれる高校・中学を取り上げ、名門たる所以を紹介する番組です。

僕は取り上げられていることを知らずリアルタイムで視聴することはできなかったのですが、母から連絡がありTVerで見逃し配信を視聴することができました。便利な時代です。

まず、視聴した感想として何だかすごい学校のように扱われていたために少し笑けてしまいました。特に笑ってしまった点は、授業の内容やすごい生徒であるとか、いわゆる名門校の多くが持つ特徴ではなく、「縄跳び」が大きく取り扱われていたことです。
 

北野高校の伝統とされる縄跳び。

北野高校の縄跳びは、市販で売っているようなプラスチックの縄跳びではなく、文字通りの本物の「縄」を跳びます。持ち手などあるはずもなく、裸の縄を一本手渡され二重跳びを強いられます。

1年生は前二重跳び20回、後二重跳び10回を、2年生3年生は各50回、20回を跳ぶ必要があります。体育の授業中に強面の体育教師の前でテストに合格しなければ、補講が課されるのです。補講といっても少し居残りをして練習をするとかそんな甘いものではなく、昼休みはもちろん学年が上がる春休み中も合格するまで続きます。3年生に至っては受験直前の12月ごろまで補講が続きます。

 

理不尽なのです。

縄跳びと言ったって得手不得手があるし、跳べない人はどう頑張っても飛べないということも往々にしてあります。幸いにも僕は早々とクリアできたので、補講を受けることはありませんでしたが春休みに縄跳びのためだけに登校している人をみるのは非常にかわいそうでした。

番組内でインタビューを受けていた体育教師の西田先生(剣道部の顧問、普段は陽気なおばさん)は、「意味のないようなことでも頑張ること、やりきることが大事」みたいなことを言っていました。このインタビューの映像の瞬間が一番笑ってしまいました。「意味ない言うてもうてるやん!!」とテレビに突っ込んでしまいました。

縄跳びができたところで得られるものはないことは生徒全員がわかっていますし、なぜ縄跳びができなければ卒業できないとまで言われるのか腑に落ちて納得してる生徒はいないと踏んでいます。先生は「北野の伝統だ」と主張しますが、高校生当時の僕は「クソ喰らえ」と思っていました。

 

しかし、大学生になり東大ラグビー部の一員となった今、テレビに映る縄跳びを跳ぶ後輩たちを見て少し印象が変わりました。

「どんなことでもやりきること」

番組の中でも強調されていた北野高校の精神ですが、これが今となっては非常に重要なことなのだと感じます。

ラグビーの練習やトレーニングにしても、1日1日を全力でやりきる、目標のためにできること全てやりきる、言葉でいうのは簡単ですが非常に難しいことだと思います。どんな些細なことでも、日常の一瞬一瞬を大事にできる、全力で取り組める人間が強いことは、これまでの東大ラグビー部の先輩方が証明してくれていると思います。そして、それが今このチームに求められていることなのだと思います。
そうしなければ東大ラグビー部は飛躍できない。
チームの一員として、最高学年として、主務として、このチームに全力を注げる時間は僕にはあと1年しかありません。いや、幸いあと1年もあります。正直なところこれまでの3年間全て全力でやってきた、とは自信を持って言えません。
だからこそ、4年間やり切った、と胸を張って言えるようにこの1年くらいは全力で取り組みます。

 

縄跳びのように合格する基準があるものではありません。補講もありません。

「東大ラグビー部での活動を全力でやりきること」

これが今の僕に課されている最大の課題です。

縄跳びを乗り越えた一人の北野高校OBとして全力でやり切りたいと思います。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

次は、東大ラグビー部会報委員のエース、新3年の岩下大斗にバトンを回します。

髪型はずっと坊主のくせに服装はお洒落にしてきます。なんやねん。

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