ラグビー部リレー日記

不思議な東大ラグビー部

投稿日時:2018/10/23(火) 11:05

僕と原先輩の関係に嫉妬している濃野さんからバトンをもらいました一年生の北野公一朗です。

 

 

 

僕はアメフト部に入るつもりで東大に来た。テント列の時、ラグビー部になんかこれっぽっちも入る気は無かった。そこでのラグビー部の勧誘のしつこさに苛立ちすらも感じていた。その後も興味のなかったラグビー部の新歓を受け続けたのはタダメシを食べるためだけだった。しかし何故か不思議なことに今僕はラグビー部にいる。

 

 

 

僕はスポーツ観戦が大の苦手だ。試合を見て他人のプレーを見ても興味はあまり湧かない。むしろ自分がプレーしたいと感じるだけでただもどかしいものであった。中学・高校とやってきたサッカーの日本代表戦でさえも見ててあまり面白いとは思わない。大学から始めたラグビーならなおさらそうだ。ラグビー理解度を上げるためにプロや大学の試合を見てもやはり面白くない。しかし何故か不思議なことに東大ラグビー部の試合は我を忘れて見入ってしまう。対抗戦はもちろん、ラグビーのルールを全く知らなかった4月の対抗戦セブンズでさえ見入ってしまった。

 

 

 

東大ラグビー部には不思議な力があると僕は思う。 ラグビーに一切興味のなかった僕を魅了し、スポーツ観戦に一切興味のない僕を魅了する不思議な力だ。これが何から来るもので何なのかは僕にはわからない。しかしこの力が僕がラグビーを続けようとする気持ちの源であることは確かだ。左足を骨折し、ほかの一年生が上手くなっていき気持ちが落ち込んだ時でも、走り込みが辛くて休みたい時でも、ウェイトをサボりたい時でもその力は僕を前に突き動かす、何故か不思議なことに。

 

 

 

次はスタッフなのに合宿中に僕に増量勝負を挑んできて完敗するというよくわからない太田さんにバトンを回します。でも最近体重が増えているらしく追いつかれないか心配です。

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