ラグビー部リレー日記

一事が万事

投稿日時:2019/09/14(土) 13:03

新歓代表として僕達1年生27人を入部へと導いた角田さんからバトンを受け取りました1年スタッフの原です。つい最近も同期が1人増えて嬉しい限りです。次は早く角田さんの完全復活してプレーする姿を見たいです。



最近ふと考えたことがある。



前回のS&Cミーティングでの林さんの話で「一事が万事」という言葉があった。ゲームの時のベンチが汚さは心の隙の表れではないか、というものだ。



この一事が万事という言葉は自分の高校時代の監督もよく使う言葉だった。「グラウンドで頑張れないやつは勉強もできない」や、「遊びも本気で楽しめないやつは勉強も部活も本気でできない」などと事ある事に言われていた。当時の自分はその意味がよく分からなかった。勉強と部活、ましてや遊びなど完全に別のフィールドだし、そこに関連性は一見なさそうだ。確かにどの分野でも成功する人、逆に何をやってもダメな人というのは存在するが、運動音痴の天才も成績の悪い野球部のエースも知っている。「一事が万事」という言葉に対して当時の僕は半信半疑だった。



考えが変わったのは高校2年生。その頃、チームの取り組みで一日一善という活動をしていた。その内容は至ってシンプルで1日1回自分で誰かのためになることを見つけてしようというものだ。取り組みはなんでもいい。家の皿洗いでもいいし、ゴミを捨てたり部室の掃除をしたりしてもいい。この活動において1回1回の取り組み自体はそんなに困難なものでは無い。それよりも毎日継続することが困難であった。まず、自分で日常から探し出すのが難しい。毎日同じことをしてもそれはいいことではあるがやっていて楽しくない。だからできるだけ違うことをしようとするがなかなか見つけられない。そうやって試行錯誤しながらやっていった。



すると、ラグビーでの感覚に変化があった。空いてるスペースを見つけるのが容易になった。多分、周りにゴミが落ちてないか全体を俯瞰して探していたことが生きたのだろう。また、DFにおいても言葉では上手く表せないが嗅覚がよくなった。これらは間違いなく一日一善の賜物であった。周囲を観察して、ターゲットを決めて実行する。この一連の流れが体に刷り込まれたことでScan→Nominate→Tackleの実行がしやすくなった。一事が万事とはこういうことだった。



一事が万事。いい日常生活を送ることが部への貢献に繋がると思う。周りに好影響を与えるような選択をしていきたい。スタッフの仕事には気づけばよくなることが大量にある。細かい所にも目を配ってみると大きな変化があるのかもしれない。



林さんのお話を聞いてそんなことを考えた。



ここまで拙い文章をお読み下さりありがとうございました。



次は、合宿でずっと勉強していたストイックな4年の濃野さんにバトンを渡します。そういえば、新歓期に「また飯いこう」って言ってもらったのを思い出しました。

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