ラグビー部リレー日記

行こまい田無キャンパス

投稿日時:2021/06/25(金) 14:55

部活に加え就活、バイトをこなしつつプログラミングも操っているというものすごいキャパの持ち主の岩下からバトンを受け取りました、3年の河内です。最近はkpopから大谷翔平に自分のトレンドが移りつつあります。

 

東大に田無(たなし)キャンパスというキャンパスがあることを知っていますか?あまり知られていないと思うのですが、農学部が弥生キャンパスの他に保有しているキャンパスです。西東京市にあり、生態調和農学機構という施設が入っています。農林業や農山村などについて研究が行われているのですが、学生の貴重なフィールド実習の場ともなっています。僕もこの間までその存在すら知らなかったのですが、農学部に入り田無実習に参加していく中でその魅力にすっかり虜になってしまいました。

 

田無キャンパスでは広大な敷地に畑や田んぼ、ビニールハウスなどが所狭しと敷き詰められていて、その中で様々な作物が育てられています。一見するとどれも何の変哲もない作物達なのですが実際はクセがあるものしかおらず、とても面白いです。養液栽培といって土を使わずに肥料を溶かした液の循環だけで育っているトマトや、GPSと自動運転を組み合わせた技術により機械だけで種まきされcm単位で整列しているトウモロコシ、そして今話題のワクチンを接種され(植物病の)ウイルスに強くなった野菜など、科学技術の農業への応用の最先端を見ることができます。

 

また、帰り際には収穫された野菜や果物をこれでもかというほど貰えるところも魅力的です。これまでにモモ、ビワ、トマトなど色々貰いましたが、どれもとても美味しかったです。いつも1人で食べ切れないほどの量を貰ってくるので、欲しい人がいたらいつでも声をかけてください。

 

農場というと少し汚いイメージがあるかもしれませんが、全体が実験区域であるからか、田無キャンパスの圃場は整備が行き届いておりとてもキレイです。ゴミが落ちているところも一度も見たことがありません。キャンパスの本館も今年の4月に建て替えられたばかりの新築でピカピカだったりします。

 

このように田無キャンパスは本当にいいところなので、これから進振りを迎える1,2年生には是非農学部も検討してみて欲しいなと思います。

 

次は、もうすっかり部活に馴染んでいる1年の辻にバトンを渡します。彼は未経験者ながら既にゴツく、今後が楽しみです。

 

 


 

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