ラグビー部リレー日記

孤独

投稿日時:2022/05/14(土) 16:54

二年の中でもっとも僕のことを舐めているスバルからバトンを受け取りました、財木です。二年生の多くは敬語を使わず、“先輩”や“さん”をつけることもなく、「いっちー」と呼んでくる不届き者も蔓延る中、敬語を使った上で舐めてくる特殊なパターンがスバルです。
そんなスバルがフォロワーシップという単語を知っていることに驚きを隠せません。

五月に入ってから雨続きでジメジメとした天候が続いていますが、僕は雨の日がわりかし好きです。
傘の色が一つ一つ違うのも理由の一つですが、雨の日はみな平等に孤独だなと感傷に浸れるからです。
喋る人も少なく、聞こえるのは足音と傘に当たる雨音だけ。
目が合う人も一握りで、匂いも雨の匂いがほとんどです。
五感のほとんどがどの人でも均一で、傘によってひとひとりのパーソナルスペースが可視化されているように感じます。

現代はどんどんと個人の価値が上がっているように思います。
ひとりの時間が増え、ひとりでいることを許容してくれる場所が増えました。
ヒトカラ、一人焼肉、タイニーハウス。
一昔前では「家」を守ることが第一で、跡継ぎとなる男児を欲し、養子を組んででも家を守る、といった家主体の考えが主流でした。
しかし現代ではより個人に焦点が当てられ、自由恋愛が推奨され、結婚も個人の意思に依る部分がおおきくなっています。
衣食住や娯楽といった生活の基盤はよりひとりへと向かっているように感じます。

雨の日だけでなく晴れた日でも同じように感じることが多々あります。
イヤホンで聴覚を塞ぎ、マスクで嗅覚を閉ざし、視覚はスマホに奪われる。
建築の設計でも外に開け外に開けとコミュニケーションを生むように促します。
しかし、ひとりはそれほど悪いことではない気がします。
確かに傍から見たら孤独で、古き良き日本というような縁側で近所の人と、といった関係性は都心部ではないのかもしれませんが、
スマホを通じて常に外部と繋がっていますし、時間場所問わずして連絡を取れる現代はより密な関係性なように思います。

要するに孤独を楽しむというのはこれから案外大事だなということです。
そんな僕も最近、御朱印帳なるものを購入し御朱印を集めることにハマってます。
まだまだ始めたばかりでにわかもいいところですが、元々神社仏閣を見るのが好きだったので合わせて見ていけたらなと思ってます。

次は独特なセンスを持つ倉橋にバトンを回します。
倉橋は誕生日に同期から送られたというサングラスをかけ、グラウンドを闊歩しています。
イギリスにいっていたなど倉橋と共通点はありますが、あまり話したことがないので今度ご飯行きましょう。
 

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