ラグビー部リレー日記

迷い迷って迷い続ける

投稿日時:2023/08/04(金) 23:42

おしゃべりな4年プレーヤーの下りさんからバトンを受け取りました。2年スタッフの工藤リサです。

 

下りさんとは去年スモブラが一緒でした。私達のスモブラでは、いつも最初に一人ずつ近況報告をしていくのですが、みんなが話題を考えている間に毎回下りさんが喋り始めてくださいます。一人目にふさわしい、あつすぎず冷めすぎない、ちょうどいい温度感の話題を提供してくださるので助かります。しかし5分たっても下りさんの話はオチにたどり着く気配がありません。10分くらい経ち、話が終わると、ハッピーエンドでは無かったはずなのに、下りさんはニコニコしていて幸せそうです。

どんな時も、どんな話題でも、笑顔で、安定した情緒で話してくださるところが下りさんのよいところです。時にはかなり悲惨と思われる話題でも、悲壮感を漂わせずに話しきるところが強みだと思います。

 


さて、本題に入りましょう。

 

皆さんは普段、どんな悩み事を抱えていますか?小さなものから大きなものまで、どんな人でも悩ましい問題にぶつかることはあると思います。数え切れない、と答える人も少なからずいるでしょう。しかし、それは全て本当に「悩み事」なのでしょうか?

 

私の場合、「悩み事」だと思っていることも、よくよく考えると「迷い事」だということがよくあります。きっぱり決断できず迷うこと自体が苦痛なのだから、迷い事は実質悩み事だと言う人がいるかもしれません。たしかに、迷うこと自体が苦痛に感じることは日常茶飯事です。しかし、答えが出せないでいる、その状態自体は何もネガティブなものではありません。ニュートラルなことを、わざわざネガティブに捉えて頭を抱えるのはもったいないと思いませんか?

 

私は常に、数年間のスパンでやりたいことがいくつもあります。例えば部活がそのうちのひとつです。しかし、どうしても時間的制約により、全てを叶える訳にはいきません。そんな訳でいつも、「今なにをするか」(何をしたいのか、何をすべきなのか)ということについて迷っています。かつてはその中で優先順位をつけて、優先度の低いものを切り落とそうと躍起になっていました。優先度の低いものに時間を割いてしまうのは無駄だと考えたからです。けれど、時によってやりたいことというのはコロコロ変わります。一日単位で変わることも珍しくありません。何を切り落として何をやるべきか散々考えた結果、そんな不確かなことを決めるのに時間をかけることこそ生産性のない事だと思い至りました。では、どうしたらよいのでしょう。

 

私はずっと迷ったままでいることにしました。そもそも迷えるというのは、それだけ多くの選択肢の中から選ぶ権利があるという贅沢なのだと気づいたのです。また、選択肢を絞らずに残しておくことで、ひとつつまづいても他のことにシフトできるでしょう。迷ったままでいるのも案外悪いことでは無さそうです。

 

そんな訳で、最近悩み事ある?と聞かれたら、悩み事は無いけど迷い事ならたくさんある、と答えています。ものは捉えようですね。


 

少し気分を変えて、私の迷い事のひとつを紹介したいと思います。それは、将来日本で暮らすかどうか、ということです。日本にも外国にも、それぞれ長所と短所があり、簡単に決めることはできません。言うまでもなく、日本は安心安全で、非常に暮らしやすいですが、世界には多くの国があるのに日本で暮らして一生を終えるのはもったいない気がします。また、今年夏が始まってからというもの、日本の夏の蒸し暑さから逃れるべく、涼しい国、せめてカラッとした暑さの国に住みたいと切に思います。理想を言えば、数年に一度、住む国を変えてみたいですが、賃貸ではなく自分で設計した最高の家に住みたいので、これまた迷い事です。しばらく迷っておくことにします。

 

 

次は、留学先のカナダから帰国して大活躍中の3年プレーヤー、デルさんにバトンを渡します。留学に行く前から、デルさんとツーショットを撮ると、もれなく小人になれたのですが、宣言通り、ますます"デカくて強い"プレーヤーになっていて頼もしいです。デルさんは普段から試合中まで、キャプテンと言われてもおかしくないくらい積極的に声を出してチームを盛り上げているのが印象的です。今年の夏は声も出したくないほどの酷暑ですが、チームで盛り上げて乗り越えましょう!

 

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