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ラグビー部リレー日記
さっき思ったこと:対抗戦最終戦前日で
投稿日時:2011/11/26(土) 22:00
大熊先輩からリレー日記がまわってきました、ロッカーがきれいな2年ロックの磯崎です。大熊さんの言いつけどおり(?)肩の力を抜いて長い文章を書いてみようかと。
もちろんまだまだ今年は終わっていないけれど、明日、対抗戦最終戦を迎えるという、何かにつけて1年間を振り返る時期になったのも事実。昨日寝る前にリレー日記に何を書くかベッドの上で考えながら自分個人の部活での1年間を思い出してついしみじみとしてしまった。
昨年未経験で始め1年生練習しかしなかったので、初めて上級生練習に混じって痛くて辛くてビビった初春。地震で練習できずウエイトに通った日々。新入生勧誘で高校の親友が入部してくれたこと。部内マッチ。フィットネスとか意味わからんくらい辛かった春合宿。同じポジションの選手が怪我して、文字通り戦々恐々でA戦に出ることになった春シーズン。緊張して前日寝れなかった秩父宮の慶應との記念試合、特大サイズの相手が怖くてやはり前日寝れなかった明治大戦。防衛戦、九大戦。信じられない数を組んだ朝のスクラム練。日々のフィットネスやコンタクト。キツかった夏合宿。モール。喘息と頸椎捻挫でまともに練習できないもどかしい日々が続いたこと。対抗戦の一戦一戦。公式戦ではないけど、走って抜けてラグビー人生初トライできた秋のOB戦。プレーとは関係ないけれど、先輩にひっぱたかれたり、OBの方にかわいがられすぎて顔面が傷だらけになるなどの練習のヒトコマ、日々の笑い話や練習中のちょっとした会話、(さらには戸田コンや食事会!)までも含めたら、部活の記憶は書き尽くせない・・・。何回泣いたかわからないし、何回ムカついたかもわからない。帰ってから1人でにやけてしまうぐらい、うれしくてしょうがなかったことも山ほどあった。
僕個人にとっては、ラグビーについて、あるいはラグビーを通じて、途方もないくらいの大切なことをいくつも学んだ1年だった。そうしているうちに、ここまで一緒にやってきたこの部活が大好きになった。こんなこと書くのも気持ち悪いが、日々の練習が、ウエイトが、毎回とても楽しい。だからこそ、次の個人目標。今度は足を引っ張らないようにしようとか自分だけダントツ下手くそでどうしようとかビクビクしながらではなく、怪我人の代わりでなく、ラグビーを存分に楽しみながら、堂々とAチームのメンツに入れる選手になりたい。ラグビー偏差値とでもいうのだろうか、判断力や考え方。タックル、ブレークダウン、キックキャッチやセットプレーの技術。フィットネスや筋力のハード面。自分はまだまだまだまだ最底辺だけれど、できるだけ早く他の選手に追いつきたいと、そしてAメンツになりたいと、思う今日この頃だ。未だ、春に、自分が今年の終わるころにはこうなる、と決めた目標には到底届いていない。それこそ体調不良なんて言ってる場合じゃないし怪我なんてしてる場合じゃない。誰より成長に貪欲でありたい。これが自分の話。
ところで、試合前のアップには、全員で手を繋いでトレーナーさんの指差した方へ走るというメニューがあるのだけれど、この前それを見ていて僕が大好きないきものがかりの「茜色の約束」の一節が、ふと脳裏に浮かんだ。本来は恋愛の歌なのだけれど、高校ラグビーのテーマソングになったこともあり、ついつい部活を連想してしまう曲でもある。「泣いて笑って繋いだこの手は重ねた言葉に負けない約束」。歌詞になぞらえて言うのなれば、「重ねた言葉」、それは入れ替え戦出場だったのだろう。チームとしては「重ねた言葉」を果たすことはできなかった。しかし、「泣いて笑って繋いだこの手は、重ねた言葉に負けない約束」なのだ。一緒に泣き、笑い、走り、汗を流したこの日々の時間は裏切らない。僕は他の人よりラグビーの知識も少ないし、まだよくわかっていないことも山ほどあるのだが、それでも確実に言えるのは、今年、チームはとても強くなったということだ。これだけたくさんのことをチームで乗り越え、成長し、強くなってきたという事実、それは入れ替え戦出場という「重ねた言葉」に負けない、絶対的な価値存在なのだと思う。それが、最近、落合主将がしばしば言う「今年の形を示せるか」「あとどれだけ強くなれるか」ということにつながると思うし、今年の蓄積は来年への財産、来年の蓄積はその次への財産―その進化の中で、いつしか「重ねた言葉」やそれ以上の目標をも果たすときが来るのだろうとも思う。
最後に、もう少しだけ同曲から引用。「ひとつひとつ季節は過ぎてくけど、あといくつの想いを伝えられるだろう。」「ありふれてた日々さえ戻せはしない、この毎日を、一瞬を愛しく思うの」。当たり前だが今年はまだ終わっていない。けれど、このメンバーで、こうやって試合に出たり毎日練習したりする時間も残りがわずかになってくる。対抗戦は明日で最後だし、公式戦も2試合だし、B戦だって2、3試合だ。その中で自分がプレーで、練習で、できる(想いを伝える=表現できる、したい)ことはなんだろうか。何一つ後悔が無いように、そして晴れ晴れとした表情で残りの試合、そして京大戦のフィールドに立てるように、そしてもちろん、ここから先、全勝できるように、日々の時間を大切に精進したいと思う。だからこそ、怪我や様々な事情で最近部活に来れていない同期の人にも、部活に戻ってきてほしいとも思う。チームとしても、個人としても、今年の成果がこれだ、と言えるような最高の結末を迎えられますように。
結局、日記じゃなくて作文になってしまいまして、すみません。次回は、練習の内外でいつも僕の言動に鋭いツッコミを入れてくれる教育者、大川にお願いします。
もちろんまだまだ今年は終わっていないけれど、明日、対抗戦最終戦を迎えるという、何かにつけて1年間を振り返る時期になったのも事実。昨日寝る前にリレー日記に何を書くかベッドの上で考えながら自分個人の部活での1年間を思い出してついしみじみとしてしまった。
昨年未経験で始め1年生練習しかしなかったので、初めて上級生練習に混じって痛くて辛くてビビった初春。地震で練習できずウエイトに通った日々。新入生勧誘で高校の親友が入部してくれたこと。部内マッチ。フィットネスとか意味わからんくらい辛かった春合宿。同じポジションの選手が怪我して、文字通り戦々恐々でA戦に出ることになった春シーズン。緊張して前日寝れなかった秩父宮の慶應との記念試合、特大サイズの相手が怖くてやはり前日寝れなかった明治大戦。防衛戦、九大戦。信じられない数を組んだ朝のスクラム練。日々のフィットネスやコンタクト。キツかった夏合宿。モール。喘息と頸椎捻挫でまともに練習できないもどかしい日々が続いたこと。対抗戦の一戦一戦。公式戦ではないけど、走って抜けてラグビー人生初トライできた秋のOB戦。プレーとは関係ないけれど、先輩にひっぱたかれたり、OBの方にかわいがられすぎて顔面が傷だらけになるなどの練習のヒトコマ、日々の笑い話や練習中のちょっとした会話、(さらには戸田コンや食事会!)までも含めたら、部活の記憶は書き尽くせない・・・。何回泣いたかわからないし、何回ムカついたかもわからない。帰ってから1人でにやけてしまうぐらい、うれしくてしょうがなかったことも山ほどあった。
僕個人にとっては、ラグビーについて、あるいはラグビーを通じて、途方もないくらいの大切なことをいくつも学んだ1年だった。そうしているうちに、ここまで一緒にやってきたこの部活が大好きになった。こんなこと書くのも気持ち悪いが、日々の練習が、ウエイトが、毎回とても楽しい。だからこそ、次の個人目標。今度は足を引っ張らないようにしようとか自分だけダントツ下手くそでどうしようとかビクビクしながらではなく、怪我人の代わりでなく、ラグビーを存分に楽しみながら、堂々とAチームのメンツに入れる選手になりたい。ラグビー偏差値とでもいうのだろうか、判断力や考え方。タックル、ブレークダウン、キックキャッチやセットプレーの技術。フィットネスや筋力のハード面。自分はまだまだまだまだ最底辺だけれど、できるだけ早く他の選手に追いつきたいと、そしてAメンツになりたいと、思う今日この頃だ。未だ、春に、自分が今年の終わるころにはこうなる、と決めた目標には到底届いていない。それこそ体調不良なんて言ってる場合じゃないし怪我なんてしてる場合じゃない。誰より成長に貪欲でありたい。これが自分の話。
ところで、試合前のアップには、全員で手を繋いでトレーナーさんの指差した方へ走るというメニューがあるのだけれど、この前それを見ていて僕が大好きないきものがかりの「茜色の約束」の一節が、ふと脳裏に浮かんだ。本来は恋愛の歌なのだけれど、高校ラグビーのテーマソングになったこともあり、ついつい部活を連想してしまう曲でもある。「泣いて笑って繋いだこの手は重ねた言葉に負けない約束」。歌詞になぞらえて言うのなれば、「重ねた言葉」、それは入れ替え戦出場だったのだろう。チームとしては「重ねた言葉」を果たすことはできなかった。しかし、「泣いて笑って繋いだこの手は、重ねた言葉に負けない約束」なのだ。一緒に泣き、笑い、走り、汗を流したこの日々の時間は裏切らない。僕は他の人よりラグビーの知識も少ないし、まだよくわかっていないことも山ほどあるのだが、それでも確実に言えるのは、今年、チームはとても強くなったということだ。これだけたくさんのことをチームで乗り越え、成長し、強くなってきたという事実、それは入れ替え戦出場という「重ねた言葉」に負けない、絶対的な価値存在なのだと思う。それが、最近、落合主将がしばしば言う「今年の形を示せるか」「あとどれだけ強くなれるか」ということにつながると思うし、今年の蓄積は来年への財産、来年の蓄積はその次への財産―その進化の中で、いつしか「重ねた言葉」やそれ以上の目標をも果たすときが来るのだろうとも思う。
最後に、もう少しだけ同曲から引用。「ひとつひとつ季節は過ぎてくけど、あといくつの想いを伝えられるだろう。」「ありふれてた日々さえ戻せはしない、この毎日を、一瞬を愛しく思うの」。当たり前だが今年はまだ終わっていない。けれど、このメンバーで、こうやって試合に出たり毎日練習したりする時間も残りがわずかになってくる。対抗戦は明日で最後だし、公式戦も2試合だし、B戦だって2、3試合だ。その中で自分がプレーで、練習で、できる(想いを伝える=表現できる、したい)ことはなんだろうか。何一つ後悔が無いように、そして晴れ晴れとした表情で残りの試合、そして京大戦のフィールドに立てるように、そしてもちろん、ここから先、全勝できるように、日々の時間を大切に精進したいと思う。だからこそ、怪我や様々な事情で最近部活に来れていない同期の人にも、部活に戻ってきてほしいとも思う。チームとしても、個人としても、今年の成果がこれだ、と言えるような最高の結末を迎えられますように。
結局、日記じゃなくて作文になってしまいまして、すみません。次回は、練習の内外でいつも僕の言動に鋭いツッコミを入れてくれる教育者、大川にお願いします。
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