ラグビー部リレー日記

はじめまして

投稿日時:2015/02/16(月) 21:57

初めまして、松永君よりバトンを受け取りました新二年の西川和宏と申します、以後どうぞよろしくお願いいたします。
 
私が東大ラグビー部の門をたたいてから凡そ七か月余りが経ちましたが、私は入部以来いまだ一度たりとも試合に出場した経験がありません。
今は試合に出られる日を夢見てトレーニングに励む毎日を過ごしております。
「卒部するまでに試合に出られるかどうかさえも定かではないのに、よく続けられるね。」と言われることがあります。
私自身、先のことを思うと暗鬱な気分になることもありますが、この場をお借りして思うところを書かせていただきたいと思います。
 

私はラグビー部に入部する前は、運動会応援部リーダーに所属していました。応援部の先輩方や神宮球場のお客様方にはそれはもう可愛がっていただきましたし、自分でもラグビーのプレーヤーよりも応援部の活動の方が向いていたのではないかと思う時はあります。
 
では、なぜ私がラグビー部を選んだか。
それは、一つには高校時代に完全燃焼できなかった後悔というものもありますが、結局のところ、ラグビーがどこまでも大好きだ、というところに帰着しました。ラグビーはちょっとした麻薬みたいなものかもしれません。
 
私は本当に不器用なプレーヤーですし、傍から見ればただの下手の横好きなのかもしれません。それでも、あちらの先輩方の想いを断ち切り、たった一人のリーダー同期を置いてきてまでラグビー部へ入ったのです。
 
私はラグビー部へ移る時、応援部の当時の幹部に、「ラグビー部に行っても今までみたいに頑張らなかったら承知しねえぞ。」と念を押されてやってきました。
 
ラグビー部を卒部されていった先輩方が残された言葉の端々から、この部で思い残すことなく全てをやりきることの難しさが見て取れます。「下級生時代の後悔」。何人の先輩方が同じことを仰ったでしょうか。
私は引退するときに、「ラグビー部に入ってよかったもう何もやり残したことはない。」と胸を張って卒部したいです。
 
このラグビー部には、ただの一日の練習を乗り切っただけで同期と泣いて抱き合って喜ぶような狂気は存在しません。
それでも、ラグビー部への入部を決めた時の覚悟を思い出し、一日一日を大事に、真剣に、懸命にラグビーに取り組まねば、今できることを、「それなりに」ではなく、「メチャクチャ」頑張ろう、と決意を新たにするものであります。
 
次のリレー日記は今やちょっとした時の人となった、同期の菅家君にお願いしたいと思います!

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