ラグビー部リレー日記

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おもったこと

 written by 大石 健人 投稿日時:2017/05/13(土) 19:38

ラグビーがとても上手でナイスガイな祥一さんからバトンを受け取った2年の大石です。

先日、友人が大会に出るということでその大会を見に行ってきた。彼はその大会に優勝したのだが、そんな彼を見ていて思ったことがあった。
「こいつかっこいいわ」
何に凄さを感じたのかは簡単には形容できない。僕の前で普段見せる顔とは違う顔で、ビートに乗りながら韻を踏んでいるところにだろうか。いや、違う。ただそこには、自分の好きなことを突き詰め、極めんとする姿があった。
大会後、彼を含め数人で飯を食べてたら、不意に自分のラグビーついて聞かれた。
「健ちゃん怪我したけどラグビー部の方は最近どうなの?」
「とても充実してるよ」
自分でも不思議なくらい即答できた。楕円球に魅了され大学から始めたラグビー。でも、1年目に大怪我を負ってしまいプレイヤーに復帰することは叶わなくなってしまった。自分がこれから何をモチベーションにすればいいのかわからなくなり、ひたすら夜遊びを繰り返していた時期もあった。でも、ラグビーは好きで朝になればグラウンドに足を運んだ。
そうモチベーションなんて深く考えなくてよかったのだ。
好きだから。充分だ。
1年生の時、スキルもフィジカルもないのに何故かシニアに上げてもらった。正直、今だから言えるが練習はとても楽しいとは言えなかった。周りの先輩たちは当然上手いし、自分は何度も同じミスをして注意された。それでも試合になれば、ボールが自分のところまで来るのを心待ちにした。未経験で一年生だしという理由でパスという選択肢を捨て、外で球を受けたら相手を抜いてゲインするということしか考えていなかった。
いま思えばとても自己中心的だがまあそんなものだろう。

長い間DLにいるせいか最近漫然とトレーニングに取り組んでいたが、この文書を書くことを通じて過去を振り返りまた気持ちを引き締めることができた。
ここで、文書を上から読み返したが本当にまとまりがない。ただ、敢えて編集して書き直すなどという野暮なことはしない。美味しそうな夕飯のひつまぶしが目の前で僕を待っているからだ。ああ、本当に美味しそう。

駄文を読んでいただきありがとうございました。次は、同期の元気あふれる櫻井君にバトンを渡したいと思います。












 

タックル

 written by 岡本 祥一 投稿日時:2017/05/13(土) 01:33

次期会報編集長を引き継いでくれるであろう芝村君からバトンを受け取った4年の岡本です。今回は自分の中で起こっている変化について書かせていただこうと思います。

 先の日曜日に13番として出場した東北大戦のビデオを見ているとき、ふと思い出したことがある。二年前の東北大戦、B戦ではあるが初めて13番として出場した試合、ディフェンスでミスを連発しひどく落ち込んだ思い出だ。そのときは13番の面白さなんて少しも感じられなかった。私は高校からラグビーを続けているが、タックルは一番苦手なプレーだった。センターへのポジション転向が嫌だったのもタックルが嫌いだったからだ。そして、タックルへの苦手意識は三年生の間もずっと払拭されないままだった。
 しかし今は違う。最近はディフェンスが好きだ。今私はラグビーを始めて7年目にして、過去最高にディフェンスを楽しめている。考えるに、その理由の一つはタックルの上達だ。トレーニングで体を大きくしたことで、接点で自信をもって体を当てられるようになった。スクエアータックルで間合いの詰め方が上手くなった。TKトレーニングにより、きれいな姿勢でタックルできるようになった。様々な取り組みの成果を実感している。試合でも少しずつターンオーバーにつながるタックルが決まるようになってきた。おかげでバーナーを発症することもほとんどなくなった。そして、もう一つの理由はようやく13番のディフェンスの面白さを理解し始めたことだ。ボールから遠い分、自分から仕掛ける攻めのディフェンスができる。同じセンターでも12番とは大きな違いがある。ディフェンスの駆け引きを楽しめるのが13番だ。相手のチャンスを自分のタックル一発で封じられたときの快感はくせになる。
 まだまだ課題は多いが、二年前の東北大戦の事を考えると、この気持ちの変化は大きな進歩だ。取り組んできたことが間違いではないという確信もできた。これを機に苦手だったディフェンスを武器にしたい。人の何倍もの広さを守ること、積極的な攻めのディフェンスからチャンスを作ること、そして何より4年生としてセンターとして最前線で体を張り続けることで、チームに貢献できる選手になりたい。

駄文を最後までお読みいただきありがとうございました。次は、いつも元気な声と笑顔でDLからチームを盛り上げてくれている2年の大石くんにバトンを渡したいと思います。
 

 written by 芝村 朋宏 投稿日時:2017/05/11(木) 23:31

良い母親になりそうな雰囲気しかしない豊原さんから紹介頂きました3年の芝村です。細やかな感覚のみならず、模型を作ったり手書きで図面を書いたりしながら細やかな技術も高めています。今回は建築学科生活をしながら思ったことを、まだ最近少し思っただけでまとまってはいないですがここに日記として書かせていただこうと思います。

建築学科生として暮らしていると、学校の製図室で、徹夜で作業したり終電まで作業したり逆に始発で来て作業したりということがよくあります。2年生の9月から建築学科生として暮らしていますが、同期や先輩らとどれほど長い時間一緒に製図室にいたかわかりません。せっかくの冬オフには学科の大変な時期が丸被りし、とても濃密な建築ライフを送ったものです。

さて、そんな生活をしながら最近思ったことというのは、絆は何により生まれるか、ということです。
ラグビー部の仲間たちとの関係は建築の仲間たちとの関係より何か熱い深いものを感じていて、それが絆だと思っています。
これは過ごした時間の長さのおかげなのか。それは結構ありそうですが、単に長さが関係性や絆に比例するとは言い切れなさそうではあります。修学旅行で楽しいのは就寝時間後に布団で話し合っている時だし、徹夜で飲んだり遊んだりを楽しむ学生が多いように、夜という時間をともにするという行為はかなり大きい気がするし、練習時間より日常生活の時間の方が長いです(それでもまだ通算の時間は部活の仲間とが一番長いですが)。
では、新歓期にふと耳にした「ラグビーって体をぶつけあうから絆が…」というものなのか。これは違いそうです。別に学科友達と一緒に今から毎日コンタクト練習をしても絆というか熱く深いものは手に入らなさそうです。
もしくは練習後のシャワー時に発生している「裸の付き合い」とやらなのか。ただ、別にシャワー浴びながら語り合っているわけではないし、関係なさそうです。上と同様に、学科友達と毎日シャワーを浴びてみるのを想像しても同じです。
そうやっていろいろな選択肢を考えながら一番大きな理由と感じたものを最後に書いておくと、時間の中でも特に「特別な目標に向かって同じ方向を向いている時間」です。まだ確信ではないし、詳しく分からないし、結論ありふれた話かよと感じますが。「共通体験」も考えてそれもそうなのですが、それだけでは言葉が足りない気がします。そして結局これを少しだけ掘り下げていきだしたら、単なるチームや組織の話に行き着きました。良いチームが絆を生み、絆が良いチームを生むのだと思います。

つい最近徹夜で製図室にいたときの明朝に脳内がフラフラしながら作業しながら考えただけなので、何とも言えぬ後味の悪いまとまりのない終わり方に思えるし、全然細やかな感覚がなさそうですが、日記ということで最近の思いを書いておきます。明確な結論はまだ考えていないですが、あるのか疑問です。

お読みいただきありがとうございました。次は我らが会報委員長、4年の岡本さんに書いていただこうと思います。

就活

 written by 豊原 明香 投稿日時:2017/05/10(水) 22:00

なぜか雑用を頼まれがちな荒木からバトンを受け取りました、4年の豊原です。ちなみに彼はすこし面倒そうな顔をしつつもしっかり仕事をしてくれるのでとても頼りになります。

私事ですが、最近就職活動をしています。と、人に言うと、たいてい「大変だね、頑張って」と言われます。たしかに、朝練後すぐスーツに着替えて説明会に通ったり、何度も文章を推敲しながらエントリーシートを書いたりするのは大変です。しかし、総じて言うならば、私は就職活動が好きですし、楽しいと感じることも多くあります。
第1に、自分のしてきた経験を振り返ることができます。たとえば3年間の部活の中で、その時にはよく分からないままただ闇雲にがむしゃらに取り組んでいたことたちが、今になって考えてみると、根底に共通する想いがあったことに気づいたり、自分の選択が間違ってはいなかったと実感できたりするのは、今の私を勇気づけてくれます。
第2に、自分の世界を広げることができます。他の大学の人や企業の方など、今までの3年間では出会わなかったような、自分とはまったく異なる人生を歩んできた人の話を聞くと、思いもしなかったアイデアに出会えたり自分の考えの偏りに気づいたりします。それは、今後の部活だけでなく人生も豊かにしてくれると思っています。
長々と書いてしまいましたが、就職活動を通して何よりも思うのは、やっぱり私は部活が好きだということです。悩んだ時期もありましたし、残り7か月はこれまで以上に苦しいかもしれません。それでも、大好きなこの部に関われる時間を大切にして、フルスロットルで頑張りたいと思います。

拙文お読みいただきありがとうございました。次は、建築学科らしい細やかな感覚をもつ3年の芝村にお願いします。

焦らずじっくり迅速に

 written by 荒木 裕行 投稿日時:2017/05/08(月) 19:43

最近学科同期からまことくんではなくウーシーと呼ばれ始めた吉村からバトンを受け取りました3年の荒木です。

現在東大ラグビー部は定期戦シーズン真っ只中である。特に5月は東北、防衛に加え国公立大会があり毎週試合の予定が入っている、最もタフな1ヶ月であろう。昨年肩の手術をした私はこの春シーズンで少しでも多く試合に出場しようと意気込んでいた。そんなさなかで初めての肩鎖亜脱臼。東北戦は無念ながら試合を外から眺めることしかできなかった。しかし落ち込んでばかりはいられず、来る対抗戦に向け今できることを最大限やるしかない。今の自分では全然足りない。この怪我をきっかけに、今一度気を引き締め日々のトレーニング、練習そして試合に目標を定めそれを達成すべく精進していこうと思う。幸いなことに肩鎖は痛みが引けば復帰できるそうなので焦らずじっくり迅速にリハビリに励み1日でもはやい復帰を目指していく。

駄文お読みいただきありがとうございました。次はフランクで話しやすい4年マネージャーの豊原さんに回したいと思います。

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